リファラスパム「深刻」、アナリティクスで問題解決へ/Google

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リファラスパム「深刻」、アナリティクスで問題解決へ/Google

Googleアナリティクスで発生している「リファラスパム」につき、Googleは事態を深刻にとらえ、解決に乗り出していると報じられました。

リファラスパム自体は単純な仕組みですが、解決となるとかんたんではありません。可能性としては、Googleが進化させてきた検索アルゴリズムの粋を応用することも考えられます。

本記事では、リファラスパムとは何か、リファラスパムへの対策法、そして、そこから透けて見えるこれからのSEO対策の展望を説明します。20161006-ref-spam

リファラスパムとは

リファラスパムとは、Googleアナリティクス利用者を特定のサイトにおびき寄せる、Webスパム手法のひとつです。

リファラとは

わたしたちのサイトを訪問したユーザーが「どこから来たか」を、Googleアナリティクスでは「参照元」とか「参照メディア」といった項目で調べることができます。この元になっているデータが「リファラ」です。

リファラはつまり、あなたのサイトへのリンク元とも言い換えられます。Google検索から来たユーザのリファラはGoogleになり、誰かのブログから来ていたらそのブログがリファラです。

Googleの「参照元」などの機能を使えば、訪問ユーザのリファラのURLを調べられます。サイト管理者は、リファラURLを実際に訪問することで、どんなサイトから自分のサイトにユーザーが呼び込まれているかを知ることができます。

リファラスパムの例 – スパムサイトばかりではない?

この機能を使って、アナリティクス利用者を意図しないサイトに呼び込む行為を、リファラスパムと言います。例えば、下記のようなものは、リファラスパムの一例といえます。
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リファラスパムの特徴としては、必ずしも悪意のあるサイトに誘導されるわけではない、という点です。上記サイト(uptime.com)も、ここで販売しているWebサービス自体は、実績のあるまともなサービスのようです。とても役に立つサービスである可能性も十分あります。

アナリティクス分析を狂わせるリファラスパム

とはいえ、リファラスパムのもう一つの特徴として、スパムの被害を受けたサイトで、一時的に「おかしなアクセス」が急増してしまう点が指摘されています。

たとえば、普段は1-2アクセスしかない時間帯に、数十アクセスが突然発生したりします。こうなると、Googleアナリティクスを使って分析を行う際、その結果が狂ってしまうことになります。

これが、リファラスパムの最も大きな弊害であり、悪意のある「スパム行為」と分類される理由でしょう。いくら誘導先サイトが「まとも」だとしても、こちらの迷惑をかえりみず、だまし討ちのように集客を行う点では、スパムと考えざるを得ません。

こうしたリファラスパムに対し、Googleアナリティクス側での対策は用意されておらず、ウェブ管理者側としては「リファラに目を光らせ、それっぽいアクセスを逐次除外する」といったことしかできないのが現状でした。

Google、リファラスパム解決へ乗り出す

そこへ先日「Googleはリファラスパム問題を深刻なものととらえており、解決のためのプランを軌道に載せているところだ」とのGoogleの発言があったと伝えられました。

発言があったのは、アメリカで行われた大規模ビジネスイベント「SMX」新しいタブで開く内のトークセッションです。発言したのは、Googleの測定・分析セクション上級ディレクター、ババク・パーラバン氏(下動画の右から二番目)といいます。

詳細語られす、検知方法は検討段階か

ババク氏の発言のはしばしから推測すると、今のところGoogleは、リファラスパムについての情報を収集中のようです。どうやってスパム検知するかもまだ検討段階でしょう。

上述のように、リファラスパムを行っていても、誘導先サイトが「まともなサイト」なケースも多く、リファラスパムサイト内容だけでフィルタするのは難しいでしょう。となると、リファラスパムURLからのアクセス状況をもとに、アナリティクスからデータ除外を行う方法が有力のように思われます。

リファラスパムで問題となるのは、短期集中的に数十ものアクセスが発生する点です。さらに、こうしたスパムアクセスは直帰率が高くなるなどの特徴もあるため、これらの傾向をうまくまとめられさえすれば、データ除外を行うのはさして難しくないはずです。

リファラスパムに人工知能が利用される?

Googleがリファラスパム検知を自動化するとすれば、そのためになんらかの判定プログラム(=リファラスパム用アルゴリズム)が開発されるはずです。しかし、単純なアルゴリズムでは、スパム検知の精度は低くなるでしょう。

たとえば、Googleアナリティクスが「外国から」「1時間以内に」「数十の」「直帰アクセス」を測定した場合にリファラスパム判定、などとすると、海外のブログなどで偶然取り上げられたような場合には誤判定となってしまいます。

そこでGoogleが用いるのが、人工知能による分析ではないかと考えられます。

AI製品をぞくぞく「現場投入」、次はアナリティクス?

Googleはこのところ、人工知能による自社サービスや製品を、立て続けに発表しています。最も話題となったのはやはり、昨年導入されたAI検索アルゴリズム「RankBrain新しいタブで開く」です。これによりGoogle検索は、どんな検索クエリにも答える検索エンジンへと、また一歩近づきました。

あるいは、10月5日に発表されたGoogleの最新スマートフォン G Pixel は「Google初のAI端末」と大々的に説明されています。内蔵するAIシステムはGoogle検索で培われた先端技術が活用されており、競合であるiPhoneの内蔵AI「Siri」よりも優れた対応が可能、とも言われます。

このように、次世代のAI技術をぞくぞく「現場投入」しているGoogleなら、Googleアナリティクスにも人工知能を導入するのは、十分ありえることでしょう。

AIアルゴの次は「AIアナリティクス」?

リファラスパムは、SEO(=検索アルゴリズム)よりも、むしろGoogleアナリティクス側で抱える問題です。今このタイミングでアナリティクスの機能向上(あるいはAI化?)に本腰を入れているように見えるのはなぜでしょうか?

それはおそらく、SEOや検索アルゴリズム側では、AI化がおおむね完了したからではないかと思われます。

アナリティクス改善は、すでに検索エンジンが「できあがった」から?

先日Googleはペンギンアップデート4.0を展開し、これで「ほぼ全てのアルゴリズムが自動化された」と説明しています。逆に言うと、検索アルゴリズムは現段階で、かなりの部分「できあがった」のではないか、といえます。

現在の検索アルゴリズムでは、順位評価されるべきものだけが評価され、そうでないものは淘汰済みとなっています。
それだけに、リファラスパム解決にGoogleが乗り出したというニュースは、検索エンジン側がいったん「できあがった」ことの証拠、とも考えられます。

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