[2017/01/20] (最終更新日 2021/08/10)
Google AI(人工知能) SEO対策への影響
昨年からよくAIを耳にするようになりました。
最近では毎日のようにAIに関する記事が新聞に掲載されています。
2015年秋からGoogleもAIを利用しています。
Googleは2017年AIをさらに取り入れると公式発言していますので、SEO担当者は、GoogleがAIで何をしているか、SEO対策がどう変わっていくかを今一度確認するといいでしょう。
そもそも、AI(人工知能)とは
人間みたいにふるまう「プログラム」のことを言います。
AIは人間のように、推測(言われていないことができ、間違っても自分で訂正できる)、自分で勉強、成長することができるプログラムです。
AIが人間よりもすごいところは、休まず、人間よりも数倍の速さで情報を処理できることです。
AIは身近なものにも使われています。
・ルンバ(アイロボット):初めての部屋ももれなくお掃除してくれる
・Siri(Apple):音声を理解し、求めている情報を返してくれる
・ドラえもんの知能(マツシバ・ロボット工場):未知の状況でも、のび太くんを助けてくれる
等があります。
Googleは、検索結果画面を表示する際に、AIを利用しています。
GoogleがAIを利用する目的
GoogleがAIを利用する目的は、【より便利な、より良い検索結果画面を表示させる】ことです。
分かりやすく説明すると、
皆さんも一度は、「Googleで欲しい情報がなかなか見つからない」と経験したことがあると思います。
Google検索しても欲しい情報が無いことが続くと、誰もGoogleを使わなくなります。
それを防ぐため、Googleは、検索キーワード毎に、検索ユーザーがどんな情報が求めているかを学習し、検索結果に表示するページを改善するためにAIを利用しています。
そのためにGoogleは、ページ内に書いてある文章の内容を読解するようになってきました。
最近言われている「コンテンツが重要」、「WEBライティングが重要」とはこのためです。
GoogleのAI対策としてSEO担当者が実施すること
SEO担当者は、検索ユーザーが求めている情報を、ページ内に多く記述することで順位が上がりやすいといえます。
検索ユーザーが求めている情報なんて簡単と思っているSEO担当者が結構多いですが、間違っていることが多いです。
SEO担当者は、自社製品の内容を知りすぎている、利益を出したい といった思いから、
検索ユーザーが求めている情報 とは異なる内容を、ページ内に記述してしまう傾向があります。
検索ユーザーが求めている情報は、無料ツールの利用をお勧めします。
非効率ですが、無料ツールを使わずに調べたいかたは、実際の検索上位ページを見るのが正攻法です。
また、SEO担当者には、運用管理の負担が増えますが、検索ユーザーが求めている情報が変化しますのでご注意ください。
例えば、「年賀状」で検索すると、11月は年賀状作成してくれる業者、12月は無料テンプレート、1月は年賀状の当選番号といったように検索ユーザーの求める情報が変化します。
SEOツールを使うと、検索ユーザーの求める情報に合わせて結果が変化しますので、効率的にSEO対策を実施できます。
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外部リンク、内部状況、コンテンツ状況からSEO対策の課題が見えてくる無料調査です。
「対策ページの弱点は何か...」などお悩みをお持ちの方は、一度「SEOパーソナル診断」をご利用ください。
著者のつぶやき
2016年は、検索結果がユーザーファーストになりました。
2016年までに順位の大変動を起こしていたペンギンアップデート、パンダアップデートなどがコアアルゴリズムになったことも含め、2016年はGoogle順位決定ルールが大きく変化し、Google AIの時代になったと感じています。
2016年にディーボがGoogleのAI対策として取り組んだ1つに、コンテンツ強化があります。
被リンク対策に加え、コンテンツを強化することで、順位が安定し、さまざまなキーワードが検索にヒットするようになりました。
現在、多くのSEO会社が希望するキーワード「SEO対策」で弊社サイトが複数10位以内にランクインしているのは、Googleの変化に合わせて適宜SEO対策を見直したからと思います。
2017年は、より多くの人が被リンク対策とコンテンツ対策に取り組むと思います。
残念ながら被リンク対策の認識と、コンテンツ対策の取り組み方を間違っている人が多いので、本ブログをご覧になった方はぜひ間違わないで、取り組んでいただきたいです。
ちなみに、2017年のSEO対策は、被リンクとコンテンツ(と少しの内部テクニック)の運用と著者は思います。
まとめ
Googleは、2015年秋にAI利用を開始し、2017年はAIを本格導入すると発表しています。
Googleは、検索キーワード毎に、検索ユーザーがどんな情報が求めているかを学習し、検索結果に表示するページを改善するためにAIを利用しています。
その為に、Googleはページ内の文章の内容を理解できるようになってきています。
検索ユーザーは、Googleを使うと、今まで以上に、簡単に欲しかった情報が手に入る ことが期待できます。
SEO担当者は、ユーザーが求める情報をページ内に書き続ける必要があります。
ユーザーが求める情報を勘違いしないため、効率的に運用ために、無料ツールの利用がお勧めです。
なお、GoogleがAIを導入し「コンテンツ」の重要度が高まっても、「被リンク」の重要度は変わりません。
被リンクが無いと順位が上がらない、ユーザーが求めるコンテンツを入れると順位がグッと上がる事を忘れずにSEO対策を継続してください。
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