[2015/11/05] (最終更新日 2021/06/22)
Googleがモバイルフレンドリーのアルゴリズムを更新!画面を覆うようなインタースティシャル広告はペナルティに
Googleが4月21日に導入したモバイルフレンドリー(スマホ最適化)のアルゴリズムが更新されました。
目次
今回はモバイルフレンドリーのアルゴリズムが更新されたので、それについて説明します。
モバイルフレンドリー(スマホ最適化)アルゴリズムが更新された
モバイルフレンドリー(スマホ最適化)について知っていますか?
ブログでは以前に『これを読めば十分!Web担当者が必ず読むスマホSEO対策』で説明しているので、モバイルフレンドリー(スマホ最適化)について知らない方は、そちらも合わせて読んでみて下さい。
2015年4月21日にモバイルフレンドリー化されたサイトの検索結果を上げるために導入されたアルゴリズムが、11月2日に更新されました。
この更新はGoogle Webmasters Central BlogやGoogle+のGoogle Webmasters公式アカウントなどで予告されており、予定通り更新されたかたちになります。
まぁ、予定では11月1日に更新されるようだったので、1日遅れてはいますが・・・
モバイルフレンドリー(スマホ最適化)アルゴリズムの更新でなにが変わった?
今回の更新でどこが変わったかと言うと、検索結果から移動した先のページがアプリのインストールを促すようなインタースティシャル広告によってコンテンツがわからないほど覆われていると、“ユーザーの閲覧を邪魔している”とみなされ、“モバイルフレンドリーではない”と評価が下げられるようになりました。
皆さんもスマホを使ってて、画面全体を覆い尽くすほどのインタースティシャル広告が邪魔くさいと思ったことありませんか?
全然モバイルフレンドリーではないですよね?
過去にGoogleのJohn Mueller(ジョン・ミューラー)氏もこのインタースティシャル広告についてGoogle+の投稿で注意するよう喚起していました。
まさにこの部分に今回メスが入った形になります。
今後は画面全体を覆い尽くすほどのインタースティシャル広告は少なくなり、Googleが推奨する画面を覆わないバナータイプのインタースティシャル広告が増えることでしょう。
Googleが推奨する対処法
- SafariやChromeなどのブラウザ向けにサポートされているバナーを利用する。
- HTMLバナーや画像でアプリダウンロードページへのリンクを設定する。
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Google公式のモバイルSEOツールもアルゴリズム更新に対応済み
サイトのURLを入力実行するだけで、その時点でスマホ対応しているか・いないかを判定することができるGoogle公式ツール「モバイルフレンドリーテスト」は今回のモバイルフレンドリーアルゴリズムの更新にすでに対応済みです。
これまでは、「アプリインストールインタースティシャルを使用しない(ベータ版)と注意されるだけでしたが、今後ははっきりと「モバイルフレンドリーではありません」と判断されます。
まとめ
もともとモバイルフレンドリーアルゴリズムは、ユーザーの操作性や閲覧性向上のために作られたアルゴリズムです。
それを踏まえると、画面全体を覆い尽くすほどのインタースティシャル広告がユーザーの操作性上ためにならないと考えるのは当たり前のことでしょうね。
Webサイトを制作するときは“ユーザー目線”になってサイトを制作するようにすれば、おのずとモバイルフレンドリーなものができあがります。
大事なのは“ユーザー目線”です。
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