リッチリザルトを3分で理解!導入前にささっと知っておきたい基礎知識

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[2020/07/28] (最終更新日 2024/05/02)

リッチリザルトを3分で理解!導入前にささっと知っておきたい基礎知識

2020年7月7日、リッチリザルトテストがベータ版から正式版となった事がGoogle検索セントラルブログ(旧ウェブマスター向け公式ブログ)で発表されています。

リッチリザルトテスト

はじめに、「リッチリザルトテスト」というのはどのような時に使うツールなのでしょうか。

それは、Googleの検索結果上で特別な表示を有効にしたい場合に、対象のページに構造化データマークアップをします。その構造化データの記述が正しく記述(マークアップ)されているのかを、リッチリザルトテストを利用して、確認する事ができます。

リッチリザルトテストが正式版となり、構造化データを利用した全てのリッチリザルト機能がサポートされるようになりました。これにより、「構造化データテストツール」のサポートは終了される予定となっていました。
しかし、2021年4月までに構造化テストツールは改良される事となり、「スキーママークアップ検証ツール」として発表されました。

リッチリザルトテストとスキーママークアップ検証ツールの違いとしては以下になります。

リッチリザルトテスト

リッチリザルトタイプのマークアップの確認をするツール。

スキーママークアップ検証ツール

マークアップの構文と schema.org 規格への準拠を確認するツール。リッチリザルト タイプは確認できない。

ベータ版で提供されていたリッチリザルトテストは、全てのリッチリザルトに対応していなかったのですが、正式版となったリッチリザルトテストは、全てのリッチリザルトとしてサポートするデータの検証が可能。

また、正式版の特長として、searchconsoleのメニュー「拡張」内の項目に完全に一致し、モバイルバージョンとデスクトップバージョンの両方をレンダリングします。

リッチリザルトテストのレンダリングは、実際のGooglebotのレンダリングと同じ処理をされている事から、レンダリング後のhtmlコードを確認してみると、調査したURLがどのようにGooglebotに読み取られているのかがわかりますね。

また、構造化データを確認するツールとして2013年にリリースされた「構造化データ マークアップ支援ツール」というものがありますが、このツールは最新の要件を反映していない為、構造化マークアップの確認は「リッチリザルトテスト」を使用する事をお勧めします。

さて、ここまで「リッチリザルト」と何度も言ってきましたが、そもそも「リッチリザルトって一体何?」と思った方、または「なんだっけ?」と思った方いらっしゃるのではないでしょうか。

ここからは、リッチリザルトの言葉の意味から導入前に知っておきたい基礎知識まで、ささっと3分でわかるようにご説明させていただきます。

リッチリザルトって何?

リッチリザルトは、通常の青色リンクやスニペットなどで構成される検索結果よりも高度な機能を持つ検索結果です。なお、リッチリザルトはリッチスニペットとも呼ばれていましたが、2018年からリッチリザルトに統合されています。リッチリザルトの一部が以前はリッチスニペットと呼ばれていたのですね。

検索結果上に表示される形式など通常と少し違った検索結果を見たことはないでしょうか?カルーセルや画像、評価などテキスト情報以外の要素を含める事ができます。

リッチリザルトのわかりやすい例でいうと「レシピ」の検索結果があります。
「オムライス」と検索した検索結果には、テキスト情報以外に画像付きの検索結果が多数確認できます。

リッチリザルトとして表示される(させる)メリットは、他の検索結果とは形式が違う為、視認性が高く、検索結果上でのクリック=アクセスに繋がりやすいと考えられます。
また、リッチリザルトと似ているようで異なる特徴を持つものとして「強調スニペット」というのがあります。
強調スニペットは、「〇〇とは?」など明確な質問形式で検索した場合に、回答となる結果が、検索結果の最上部に「文章と画像」「動画」「リスト」「表」などで強調して表示されます。
検索結果に表示される強調スニペット
上図は「アンカーテキスト分散」と検索した際の検索結果上部の赤枠部分に強調スニペットが表示されています。

構造化データって何?

リッチリザルトと共に「構造化データ」という言葉も頻出します。
構造化データというのは、html上のデータや情報を決められた規則に沿い記述する事で意味を持たせることができます。

意味を持たせるという点での代表例としては「日付」があります。
記事の公開日時や更新日などを構造化データで記述すると日付に意味を持たせる事ができ、検索エンジンに正しく日時を認識させることができます。

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Googleがサポートしている構造化データ

Googleがリッチリザルトとしてサポートしている構造化データにはどのような種類があるのかというと、検索結果から直接本が買える「書籍アクション(Book)」やサイト内の構造を表す「パンくずリスト」、質問と回答を掲載する「よくある質問」など、2024年時点で、なんと「34種類」あります。表示できるリッチリザルトの種類がこんなにも多くあるのには驚きですが、コンテンツの種類により使えるもの、使えないものなどがあるようです。

構造化データの種類
記事
書籍アクション(Book)
パンくずリスト *
カルーセル
コース情報
コースリスト
データセット
ディスカッション フォーラム
教育向け Q&A
雇用主の総合評価
給与推定額
イベント
ファクト チェック
よくある質問
家でのアクティビティ
画像メタデータ
求人情報
学習用動画
ローカル ビジネス
数学の解法
映画
組織
練習問題
商品
プロフィール ページ
Q&A
レシピ
クチコミ抜粋
サイトリンク検索ボックス
ソフトウェア アプリ
定期購入とペイウォール コンテンツ
読み上げ
車両リスティング*
動画

*の「車両リスティング」は、2023年10月よりGoogleがサポートするようになった項目です。
この構造化データでは、ディーラーなどが車両の在庫データなど基本的な情報をGoogleに知らせる用途で利用されるようですが、
2024年時点でまだ検索結果の表示で確認できませんでした。
というのもはじめに米国からサポートされる構造化データのようで、日本ではまだ利用できないのかもしれません。

構造化データ「新型コロナウイルス感染症」に関するお知らせ

Google検索で特別なお知らせを表示する構造化データがありますが、コロナが流行していた時期には、「COVID-19(新型コロナウイルス感染症)に関するお知らせ」を構造化データで記述する事ができました(※ベータ版)。

イベントの中止や施設からのお知らせなど追加したいサイトも多かったのではないでしょうか。
「新型コロナウイルス感染症」のお知らせにも対応するほど、構造化データは進化し、多様化しています。

初めての実装に取り入れやすい構造化データ

さて、まだリッチリザルトの表示に挑戦した事がないという方に、取り入れやすい構造化データをご紹介します。

パンくずリスト

上の「Googleがサポートしている構造化データ」のリスト中で「パンくずリスト」に*が付いていますが、パンくずリストは構造化データのみでリッチリザルトに対応できます。

webサイトを閲覧していると、ページ内に次のような表示を目にした事はないでしょうか?

パンくずリストと呼ばれています。
パンくずリストは、今表示しているページがサイト内のどの階層にあるか訪問ユーザーにとって見た目でわかりやすい、また、検索エンジンがサイト内の巡回をしやすいなどといった利点がありますが、このパンくずリストを構造化データで記述する事でリッチリザルトに対応できます。
構造化データはGoogleが推奨しているJSON-LD形式で記述しましょう。

実際に構造化データを記述する際にはGoogle 検索デベロッパー ガイドに記述例が掲載されていますので、参考にしてみてください。

上画像の色が変わっている<script></script>部分が構造化データに該当します。
positionはパンくず要素の順番、nameはタイトルを記載する部分です。また、itemはページのURLを指定しましょう。
基本形を流用したり入れ替えたりしてみて、パンくずリストの構造化データ導入に挑戦してみましょう。

リッチリザルトテストで確認

ページに構造化データ化したパンくずリストを追加してみたら、正しく記述できているか「リッチリザルトテスト」でチェックしてみると安心です。
「URL(公開済のページ)」だけではなく、「コード」に切り替える事で、htmlソースコードをコピー&ペーストしてチェックできるので、構造化データ部分のみコピー&ペーストして改善しながらのテストが可能です。


パンくずリストが検出されていると「検出されたアイテム数」という項目にパンくずリストが記載されるようになります。
上の画像のように、リッチリザルトテストのパンくずリストに「名前のないアイテム」と表示される場合があります。
「名前のないアイテム」と表示される理由は、nameプロパティに「名前」が追加されていない事が原因となりますが推奨プロパティではないのでそのままでも大丈夫ですが、改善方法としては「”name”: “名前をつける”」というように「名前をつける」部分を適宜変更し追加すると改善されます。

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リッチリザルトテストツールの使い方

リッチリザルトテストでは「リッチリザルトタイプ」「構造化データのエラー(警告)」などの状況が確認できます。
なお、リッチリザルトテストを使用する際に調査対象がGoogleのクロールが許可されていなければ調査が失敗となるので、エラーメッセージを確認しクロールを許可しましょう。
さて、URLで調査する場合は、URLを入力後「URLをテスト」をクリックすると調査が開始されます。
コードで調査をする場合は、タブから「コード」を選択し、調査したいページのhtmlをコピー&ペーストし、「コードをテスト」をクリックすると調査開始となります。
また、調査時にスマートフォンまたはPCのどちらのデバイスで調査するか選択できるので切り替えて調査しましょう。
さて、調査結果が表示されると「〇件の有効なアイテムを検出しました」といった表示が出ている場合は、該当のURL内に構造化データが確認出来たことを表します。
「結果をプレビュー」をクリックすると、検索結果上で検出された構造化データがどのように表示されるのかというのが確認できます。
リッチリザルトテストは、1つのURLに対して調査する事ができますが、ウェブサイト全体を確認する場合にはサーチコンソールで確認すると便利です。

サーチコンソールの「拡張」項目を確認

サーチコンソールにも変化があります。構造化データとしてパンくずリストが検出されると、サーチコンソールの「拡張」部分にメニューが追加されます。
サーチコンソール拡張

拡張部分に表示された「パンくずリスト」にエラーが出ている場合

サーチコンソール上の「無効」という項目にはリッチリザルトとして認識されないデータが表示されます。
サーチコンソール上のリッチリザルトエラー
ページ下部の「アイテムが無効な理由」という項目に問題が表示されますが、
上の画像のエラーは項目「position」がありません(「itemListElement」に含まれる)というものです。
該当URLの詳細を確認すると、誤った構造化データマークアップをしている事がわかりました。
該当のコードをリッチリザルトテストで調査しても構造化データとして検出されません。
正しい構造化データの内容に改善し、再度、リッチリザルトテストのコード貼り付けで調査したところ、正しく認識された事が確認できました。
このように、サーチコンソールでエラー箇所を突き止め、リッチリザルトテストで該当部分のコードを調査するとエラーの対処法としてスムーズかもしれません。

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リッチリザルトまとめ

ここまで、リッチリザルトの言葉の意味や導入方法、そしてチェック方法など、ささっとご説明していきました。
最近、Googleの検索結果で「変わった表示しているな」と思われた場面もあったのではないでしょうか。

リッチリザルトはSEOに関していえば、直接サイトの「順位を上げる」という要因ではないといわれていますが、検索結果上でクリック率の向上や大切なお知らせの表示などが期待できるというメリットがあります。

実装したからといって必ず思い通りの表示になるとは限りませんが、リッチリザルトは日々多様化しています。
ライバルサイトに差をつけるという観点からもSEOに上手く活用していきましょう。

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