[2015/01/21] (最終更新日 2021/07/02)
【Googleペナルティ予防】被リンクチェックの基本手順
大きな変動が続いていますが、ペナルティの対応もしくは「予防」に必須なのが、SEO的にマイナスな被リンクを選別する「被リンクチェック」です。
被リンクチェックは、適切な手順さえ踏めば、初めてでもシンプルな作業で済ますことができます。
今回は、そんな被リンクチェックの基本手順をご紹介します。
被リンクチェックの基本手順は、下記の2つだけです。
1. 自サイトについている被リンクのリストを入手する
2. マイナス影響が考えられるリンクを選別する
それぞれ順番に見ていきましょう。
1. 被リンクリストを入手
自サイトに貼られているリンク(=被リンク)のリストは、簡単な方法で入手できます。方法はいくつかありますが、この記事では、Googleウェブマスターツールを活用する方法をご紹介します。
Googleウェブマスターツールにログインしたら、下記の順で移動します。
(左メニュー内)「検索トラフィック」
>「サイトへのリンク」
>(右カラム内)「詳細≫」
>「最新のリンクをダウンロードする」ボタンをクリック
>.csvもしくはGoogle Docsのいずれかの形式でダウンロード
これで、まずは自サイトの被リンクリストが出来上がりです。
2. 被リンクリストのURLを選別する
次は、リストの中からマイナスの影響が考えられるリンク(URL)を見つけ、選別します。
いくつか方法はありますが、こちらもシンプルに済ませられる無料ツール akakurage.jp を使った方法をご紹介します。
まずはakakurage.jpにアクセスし登録を済ませておきます。認証メールが飛んできて、無料利用の準備が整います。
そして、先ほどGoogleウェブマスターツールからダウンロードした被リンクリストを、下記のようにURLだけ残して他は全て削除し、.csvに書きだしておきます。見出し行も不要です。
書き出しができたら、またakakurage.jpにアクセスし、ログイン後出てくる「参照」ボタンから上記のcsvファイルをアップロードします。
そして、「あなたのサイトのドメイン」にドメインを入力します。例えば当サイトであればseopack.jpと入力します。
これで「リンク調査開始」を押すと、数分後にファイル生成完了のメールが届くはずです。
メール受信後akakurage.jpを更新すると、リストのチェック結果(csvファイル)がダウンロードできるようになっています。これを開くと、URLごとに下記の項目のチェック結果が入っているはずです。
・外部発リンク数
・ディレクトリ型リンク
・相互リンク
・英語サイト
・有料リンクネットワーク
これらの列に「○」があれば、そのリンクがマイナスに働いている可能性があります。
「○」のある被リンク元サイトのURLにアクセスして、本当に記載通りの被リンク元サイトか確かめましょう。
○のあるURLを全て確認し終わったら、被リンクチェックの基本的な手順は完了です。
マイナスな(と思しき)被リンクが見つかったら、そのURLだけを残し、他のURLは削除して、さらに別のcsvファイルに書き出しておきましょう。
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マイナスな被リンクが見つかったら
いかがでしたか?マイナス(と思しき)被リンクは見つかったでしょうか?
見つからなければ、自サイトの外部SEO対策では、大きなペナルティ要因が一つクリアできたことになります。
見つかった場合は、ペナルティ発生の有無に関わらず、Googleに対し「リンクの否認」を行うことで、ペナルティの被害から自サイトを守ることができます。
ただし、リンクの否認は、一歩間違うと、SEO的に評価されている重要なリンクをキャンセルしてしまい、逆に順位に悪い影響が発生する可能性もあります。くれぐれも慎重に、抽出した被リンク元サイトの現物をしっかりチェックしてから行ってください。
参考リンク
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