[2015/02/11] (最終更新日 2021/06/15)
【Google順位大変動】アルゴリズム調整の標的は「ネットショップ」?
先週末から起きていたGoogleの順位大変動は、「Eコマース(ネットショップ)サイト」を標的に行われた可能性があります。
海外でも該当サイト群の変動が見つかったほか、日本国内では特定のEコマースキーワードで変動が大きかった可能性を示すデータが明らかになりました。
「ブランド名」の検索結果が変動
Googleの公式発言では、この変動が「パンダやペンギンとは関係ない」とされていますが、先週末以降は、国内外問わず順位の大きな変動が見られていました。
この変動について先日、「ブランド名」での検索結果に掲載されていた「多くのネットショップ」に大きな影響が出ている、との報告が、米調査会社から発表されました。
「ブランド名のタイプミス検索」で影響顕著
発表によれば、影響が顕著だったのは「adiddas」「ebbay」「zapos」といったブランド名のタイプミスワードでした。(※それぞれ “adidas” “ebay” “zappos”の打ち間違い)
こうしたタイプミスワードの検索結果では、ブランド保有サイト(たとえば本家Adidasなど)が上位に動いた一方で、タイプミスワードの方でSEOしていたネットショップや比較サイトが下降したようです。
この状況から、Googleが「ブランド名検索結果のクリーンアップ」を図ったのでは、との見解が出ています。
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国内の変動データもワードにより変化
一方国内では、キーワード群(ジャンル)別に下記のような変動データが確認されました。
・商品ブランド名と関連の濃いジャンル(ファッション、日用品など):大変動
・商品ブランド名と関連の薄いジャンル(旅行、観光):安定、大きな変動なし
このことから、国内の状況も海外と同様と推測されます。
関連リンク
Google Brand-eCommerce “update” causing fluctuations @ Search Metrics Blog
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