[2015/02/26] (最終更新日 2021/06/15)
Google、「セキュリティの新シグナル」を検索・広告・Chromeで導入
Googleが「有害ソフトウェアのダウンロードを促すサイト」を識別するシグナルを組み込んだと発表しました。
今後、このシグナルに該当するサイトは、ユーザが訪問しようとすると「有害なプログラムを含んでいます」と表示されるようになります。
検索、広告、Chromeのいずれでも
Googleオンラインセキュリティブログが「望まないソフトウェアからのより高度な保護」と題した記事を公開、その中で、この新しいセキュリティ措置について説明されています。
GoogleはChrome、検索、そして広告に置いて、有害なダウンロードを促すサイトによる被害からユーザをより安全に保護する措置をアップグレードしました。
・Chrome:現在は「望まないソフトウェアをダウンロードする前」のほかに、そうしたソフトウェアを「ダウンロードさせるサイトの訪問前」にも警告を出すようになります。警告は下記のようなものです。
→Google Online Security Blog記事、警告キャプチャ画像も確認できます。
・検索:Google検索では、こうした偽装サイトを識別するシグナルを導入しました。この変更により、こうしたサイトをGoogle経由で訪問する機会は減少することなります。
・広告:我々は最近、望まないソフトウェア(のダウンロード)を含むサイトへ誘導するGoogle広告を利用不可としています。
ウェブマスターツールの利用を推奨も
これに加えGoogleは同記事で、サイトオーナーに対し「Googleウェブマスターツールに登録すること」を勧めています。これにより、そのサイトに望まないソフトウェアのダウンロードを発生させるようなことがないか(サイトオーナーが)チェックでき、またそのような問題の解決方法を(Googleが)提供できる、としています。
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