[2016/03/16] (最終更新日 2022/05/09)
商品レビューブログが「Googleペナルティ」?になる3つのケース
よく目にする「商品レビュー」を書くブログ運営者に対して、「ガイドライン違反になる」ことがないようにと、2016年3月11日にGoogleが公式ウェブマスターブログで最善の方法を公開しました。
この記事では、Googleウェブマスターブログの公開内容と、ブログ記事執筆の際に気をつけなければいけないケースを説明します。
目次
なぜ「商品レビュー」がガイドライン違反になるのか?
ガイドライン違反とは、つまりGoogleの検索結果でなんらかのペナルティを受けるということです。
なぜ「商品レビューの記事がペナルティになるの?」と驚く方もいらっしゃると思いますが、Googleはステマや提灯記事を何としても検索結果から排除したいようです。
Googleのガイドライン違反につながる3つのケース
Googleは公開した記事で、ペナルティにつながる恐れのあるポイントを3つ指摘しています。
1. リンクにnofollow属性を使っていない
商品レビューブログを投稿する際は、大抵の場合、企業サイトやECサイトの商品ページにリンクを設定している事が常です。しかし、リンクにnofollow属性を入れていない場合、ペナルティの危険性があります。
nofollow属性とは?
nofollow属性とは、Googleにページのリンクを辿らないといった指示を与えるタグ情報です。
nofollow属性について詳しく説明するのは本記事では避けますが次の記事でnofollow属性について説明しているので併せてご確認ください。
さて、nofollow属性はどのようなリンク先に設定するべきでしょうか。
リンク先として気をつけるべきは、下記のようなものです。
- 企業サイト
- 企業のSNSアカウント
- 販売サイト
- モバイルアプリケーション
ご自分で購入した製品をレビューして自分のブログで紹介するのは問題がないようですが、企業や販売者から無料で提供された商品をレビューすると、ガイドライン違反となりペナルティの対象になるようです。
2. スポンサードコンテンツと明記していない
商品レビューをする事を目的として提供された商品である場合は、記事に「スポンサードコンテンツ」と明記しなければ、ペナルティの危険があります。
なお、「スポンサードコンテンツ」と明記しないとそもそも法律違反、という国もいくつかあります。
3. 独自の記事を書こうとしていない
他のブロガーが書かないようなニッチなニーズをとらえた記事を書くようにと、Googleは指定しており、そうでなければGoogleガイドラインに抵触する場合があるとしています。
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WEBマーケティングとGoogleガイドラインの関係
そもそも、レビューされた商品が無料提供されたものかどうかを、Googleがどう調べるのか疑問ですが、Googleペナルティの発動時は、内部スタッフによる手動リサーチを行うケースがよくあるため、本件もそのように調べるのかもしれません。
ガイドライン違反の誤判定にも気をつけよう
しかし、手動リサーチだけに誤判定が起きることもよくあります。
2015年には米Googleが「薄いコンテンツ」と判断したサイトに手動ペナルティを大量発動するも、大量の誤判定ペナルティが起きていた可能性がありました。
そのため、WEBマーケティングでは、Googleガイドラインに抵触しないようにするのはもちろん、抵触していると勘違いされるようなことをするのも避けるべきです。
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