「キーワード詰め込み」ペナルティのNGラインは、どの程度?/Google発言分析

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「キーワード詰め込み」ペナルティのNGラインは、どの程度?/Google発言分析

「キーワード詰め込み」(キーワードスタッフィング、キーワードの乱用)というGoogleペナルティをご存じでしょうか。一つのページで同じワードを使い過ぎると、Googleからスパム行為判定され、大きな順位下落が起きるのです。

しかし、どの程度までがOKで、どの程度だとNGなのでしょうか?
キーワード詰め込みペナルティとその判定ライン、SEOでの注意点について、Googleの公式発言をもとに説明します。
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「キーワード詰め込み」とは?

SEOにおけるキーワード詰め込みとは「ユーザーに迷惑なほど、特定のキーワードや数字を1ページに詰め込むこと」です。

Google公式ガイドライン新しいタブで開くによれば、キーワード詰め込みと判定されたページはペナルティを受ける可能性があります。

キーワード詰め込みの例

しかし、SEO効果、つまり順位上昇を期待して、ページ内のキーワードを比率を増やす例は、非常に多々見られます。それが逆に悪影響を生じないよう、守るべき「NGライン」は、どの程度のものなのでしょうか?

まず公式ガイドラインを見ると、「キーワード詰め込み」のNG例として下記が挙がっています。

  • 価値のない電話番号の羅列
  • 上位表示のためページ冒頭に同じテキストを羅列する
  • 不自然なほど同じ言葉を繰り返している
    (例: 「当店では、カスタムメイド葉巻ケースを販売しています。当店のカスタムメイド葉巻ケースは手作りです。カスタムメイド葉巻ケースの購入をお考えでしたら、当店のカスタムメイド葉巻ケーススペシャリスト宛てにお問い合わせください。」)

ショップの「カテゴリページ」はNG?

上記の例から、どんなページが該当するかかんたんにイメージできるでしょう。しかしその一方で、やむを得ずキーワードを羅列せざるを得ないページもあります。例えば、Webショップのカテゴリ商品一覧ページです。

ここで、Googleカンファレンスに寄せられた下記の質問を、詳しく見てみましょう。

ユーザーから質問されたウェブショップ事例

Googleが開催するウェブマスター向けオンラインカンファレンス「Google+ ハングアウト」(本文下にYouTube録画あり)で、Googleの上級管理者であるジョン・ミューラーは、下記のような質問を受けました。

参加ユーザー:

仮に、ウェブショッピングサイトで、同じ製品名の複数商品(革靴 x、革靴 y、革靴 z…)が同じページにリストされるとします。

こういうのは、キーワードスタッフィングとしてスパム判定され、ペナルティを受けるのでしょうか?それとも、Googleアルゴリズムは、こういうケースを区別して扱ってくれるのでしょうか?

ショッピングサイト「一覧ページ」についてのGoogle発言

これに対しミューラーは「Googleはそういうページを区別できる。(ユーザビリティを考えると、避けたほうがよいが…)」と答えました。

ジョン・ミューラー:

そういうページを、Googleは判別できます。よくあるのは、ショップサイトのカテゴリページですね。革靴のカラバリが載ったカテゴリページなどです。

ただ、私なら同じ単語を繰り返さないよう工夫します。「革靴 ブルー」「革靴 レッド」「革靴 グリーン」…と延々並んでいるのは、ユーザーにしてみればお粗末に見えます。私なら、サイトでそういうのは避けますね。

カテゴリ一覧などはペナルティにならない

キーワードが羅列されても、こうしたウェブショップのカテゴリページのような場合なら、理想的な状態ではないとはいえペナルティは受けない、ということのようです。

Googleの検索アルゴリズムはこうしたケースを区別し、ペナルティの対象から外すことができるのでしょう。

細かいことよりも「自然なコンテンツ」に

アルゴリズムによるペナルティ判定条件は、厳密には
「同じワードがタグ内に○回あり、それがページ全体の○○○の◆◆%で…」
といった複雑な判定条件が用いられていると思われますが、それはGoogle社外では把握出来ず、しかもおそらく頻繁に更新されているはずで、普通のウェブマスターが把握するのは不可能でしょう。

厳密な定義を知るよりも、Googleガイドラインとミューラー発言を信用するなら、むしろ「普通の感覚」を信じる、つまり誰が見ても自然なコンテンツにする ことで、ずっとかんたんにペナルティ回避できるようです。

現在のアルゴリズムは精度が大きく向上しており、誤判定によるペナルティも格段に減ってきています。自然なコンテンツならまずペナルティにはならないでしょう。

キーワードの多さ、本当に順位影響なし?

キーワードが多くても、自然な範囲ならペナルティには繋がらない、というのはわかりましたが、では、本当に順位には全く影響がないのでしょうか?

試しに、カンファレンスでのミューラーの会話に例として出たキーワード「革靴」(leather shoes)での検索結果を見て、キーワード繰り返しとの相関を検証してみます。

「leather shoes」検索結果を検証

まず、これが「革靴」(leather shoes)の検索結果です。
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ここで上位3位までのページをクリックし検証した結果、次の共通点がわかりました。

  • 全てショッピングサイトのカテゴリ商品一覧ページである
  • ターゲットキーワードが含まれていない


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ワード繰り返しどころか、ワード数すら順位と相関なし

「leather shoes」の検索上位3つは全てショッピングサイトのカテゴリ商品一覧ページで、このキーワードで激しいSEO競争が行われていることが想像できます。

さて、各サイトでの「キーワード繰り返し」の有無について見ると、どれもターゲットワードとなる「leather shoes」は、コンテンツはおろか<title>タグにすらほとんど登場しません。

おそらくこの3サイトの他に、素直に「leather shoes」でSEO対策しているサイトはあるはずです。しかしそれらははるかランキング下位のようです。つまり、ターゲットワードの繰り返しよりも、他のSEO要素(被リンク新しいタブで開くコンテンツの良質さ新しいタブで開く)がよっぽど重視されているのです。

やはりキーワードの多さは順位に影響しない

この結果を見ると、少なくとも、ターゲットキーワードの多さは順位に好影響を与えていません。よく言われるとおり、やはりキーワードを増やすだけではSEO対策にならないようです。

むしろ、キーワードをより多く詰め込むことでSEOパワーが劣ってしまい、他のサイトとの競争に負けていう可能性すら考えられます。「leather shoes」を詰め込んだページよりも、全然詰め込んでいないこの3サイトが最上位に来ているからです。

まとめ – キーワード分量は気にせず基礎SEOに注力しよう

ここまで、キーワード詰め込みとペナルティ、またSEO対策との関連について見てきました。

ページでのキーワード対策の際しばしば気になるのが、どこまでがSEO効果があって、どこからがペナルティになるか、のNGラインですが、今回の検証では

  • (カテゴリ一覧など含む)自然な範囲内ならペナルティにはならない
  • しかし、そもそもキーワードの多さは上位表示と関係ない

ということがわかりました。

まずは基礎SEO対策が重要

つまり、下記のことが言えるでしょう。

・キーワードの分量は、自然に使う以外に余分な手間はかけない

ペナルティにならないぎりぎりまでキーワードを詰め込もう、といったことに時間を使うよりも、まずは基礎SEO対策を行うことに注力しましょう。Google発言による基礎SEOの詳細は次の記事を確認してください。

【詳解レポ】ついにGoogleが公式発言、検索ランキングの最重要2要素新しいタブで開く

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