[2017/03/09] (最終更新日 2021/06/17)
【速報・Google日本】検索順位が大きく変動、原因は複数か
(2017/03/13 順位決定アルゴリズムと人工知能に関するリンクを追記)
本日3月9日、午前中より、Google日本において、検索順位が大きく変動しているようすが、namaz.jpで計測されました。速報をお伝えします。
namaz.jpで計測された順位変動値は、平均値13.1位と極めて大きくなっており、ほぼ一ヶ月ぶりにGoogleのアルゴリズムが大きく調整された可能性が考えられます。
変動の原因は不明、様々な原因がからみあった変動か
これと同じに、米国のGoogleでも順位変動が起こっています。専門メディア(サーチエンジンラウンドテーブル)では、順位が大きく動いたサイトについての情報が羅列されていますが、どういうサイトが上がった、あるいはどういうサイトが下がった、といった、特定の傾向は見当たらない、と結んでいます。
昨年あたりからのGoogle順位は、順位決定アルゴリズムに人工知能が導入されたことから、順位大変動の起きる原因が複雑化した傾向があります。
例えば以前なら「コンテンツの質が低いサイトだけが軒並み下落」といったように、一つか二つの原因が特定できたものですが、現在では、いくつかの原因が絡み合って順位が動くようになったため、原因特定が非常に難しい傾向があります。
大変動時の重要な確認ポイント
こうしたアルゴリズム変動が起きている際に行わなければならないのは、おおまかに次の流れです。
- 自分のサイトの順位チェック(上昇/下落/ほぼ変化なし)
- 上昇した場合はしばらくようすを見る
- 下落した場合は数日様子を見て、順位が戻らなければ原因を調べる
- 下落した場合は原因と思われるポイントを改善し、さらに様子を見る
また、必ず忘れてはならないのは、「検索順位は常に動いている」という事実です。
順位は常に動いており、大変動とともに順位が下がったからといって、もう二度と戻らなくなるケースというのは、ほとんどありません。しかるべき対策をすれば、変動後のGoogleに合ったサイトになり、順位が戻ったりさらに上がったりするため、まずは過剰な心配はしないことが大切です。
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順位下落しやすいサイトと安定しやすいサイトの特長
充分にSEO対策が済んでいないサイトの場合、こうしたアルゴリズムの変化の際に、大きく順位が落ちることがあります。
一方、SEOが行き届いているサイトの場合、こうしたアルゴリズム更新のときに、悪い影響を受けにくい、あるいは、順位を大きく伸ばすケースが多くなります。
自分の管理するサイトの順位をチェックし、もし順位が大幅に落ちている場合は、SEO対策の強化を検討するようにしましょう。
※順位は下落しているものの変動幅は小さい、という場合は、Googleが普段から起こしている「通常の変動」の可能性が大きいため、あまり気にする必要はありません。
狙っている検索ワードの上位SEO調査を
現在のところ、SEOパックを利用するお客様サイトの順位は、全体としてとくに大変動の影響はなく、順位効果は安定しています。過去の変動でも、ユーザーサイト全体に影響が大きく出たケースはほとんどありません。
ただ、今回のアルゴリズム変更により、順位が上がりやすいポイントが変化したケースが生じている可能性があります。こうした順位評価ポイントの変化は、検索キーワードによって大きく違ってくるため、取り急ぎ、上位SEO調査ツール fukuro で、自分の狙っているワードの状況を調査しておくよう、おすすめします。
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