[2017/05/17] (最終更新日 2021/06/17)
【速報】Google順位の変動が大きくなっています/対策TIPS
本日午前から、Google検索ランキングの変動が、大きくなっています。現時点の速報をお伝えします。
目次
変動状況の解説と必要な対応
本稿執筆時(17日午前10時)、検知ツールの namaz.jp では、順位変動幅が10.4位の「大変動」を起こしています。
この2ヶ月で最大の変動幅記録
namaz.jpが検知するGoogleランキング変動幅のデータは、大きければ大きいほど、「たくさんのサイトの検索順位が、大きく上がっている、もしくは下がっている」ことを意味しています。
いま検知されている10.4という変動値は、この2ヶ月(3月19日~5月17日)でも最大のものとなっており、このところ見られなかったスケールで検索順位が動いていると考えられます。
自分のサイトの検索順位確認を
ビジネスにかかわるホームページをお持ちの方は、まず自分のサイトもしくはページの検索順位を確認してください。
順位確認の際は、Googleパーソナライズド検索(検索履歴などによって検索結果がカスタムされる)に影響されないよう、シークレットモードもしくは順位計測ツールを利用しましょう。→参考記事 正しい順位計測とは
順位が上がった場合:評価されたSEO対策内容を確認
順位が上がっている場合は、自分のサイトのSEO評価が他のサイトを上回ったと考えられます。最近SEO対策を追加した場合はそれをそのまま維持してください。
また、自分のサイトにこの数週間なにもしていなかったとしても、Googleアルゴリズムの小規模な定期アップデートにより、自分のサイトのコンテンツかリンクがより高く評価されたと考えられます。
順位が下がった場合:他社の上位サイトを調査する
順位が下がっていたという場合は、Googleの小規模なアルゴリズム更新により、他の多くのサイトのSEO評価があなたのサイトを追い抜いてしまった、ということになります。
Googleアルゴリズムがアップデートされた際は、多くのサイトのリンクおよびコンテンツの評価が再評価にかけられ、それによって、多くのサイトの順位が、本来あるべきだった順位に上がる、ということが起きます。
そのため、自分のサイトの順位が下がったときには、自分より上がった他のサイトの「コンテンツ内容」と「被リンクの本数」をまず調べ、自分のサイトが劣っている/足りないポイントを対策強化してください。
変動続く可能性低く、チャンス逃さず対策を
なお現在のところ、海外のGoogle検索で大変動があったという情報はあまり多くありません。下図は各国の変動検知ツールの状況です。
大きな変動を唯一検知しているのはモズキャスト(米国)のみで、ほかのツールはおおむね静穏であることから、今回のGoogle大変動は世界規模のものとはまだ言えず、したがって長期にわたる可能性も比較的小さいと言えます。
短期間変動を利用で高い順位を安定させるには
順位変動が長期化しない場合は、今のうちに対策を進めて順位を上げておくことで、その後も安定したランキング上位表示ができる可能性が強くなります。
被リンク対策支援、およびコンテンツ強化支援には、総合SEOパッケージツールのSEOパックをご利用下さい。
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