Googleが検索順位を上げる6つの要因

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[2017/05/23] (最終更新日 2022/05/31)

Googleが検索順位を上げる6つの要因

Google検索順位は常に動いており、あなたのサイトも他社のサイトも、毎日少しずつランキングが上下しています。

しかし、そうした通常の順位変動だけでは、大きく順位を上げることはできません。
ここで、Googleが検索順位を大幅に上げるSEO対策要因を6つ紹介します。
検索順位を上げる6つの要因

自分のサイトに対策実施して順位上昇

まずは最もオーソドックスな「自分で何か対策をしたら、順位が上がった」というケースです。

【要因1】コンテンツを足した/強化した

最も一般的なSEO対策の一つといえるのが、このコンテンツ追加、もしくは強化です。
コンテンツ対策は、場合によっては、比較的短い期間で順位を上げることも可能です。

具体的には、コンテンツ(テキスト)を書き足して増やすか、あるいは、上げたいキーワードに合わせてコンテンツを修正するかして、対策ページの順位評価を上げるのです。

肝心なのは、対策したい検索キーワードに合ったコンテンツでないと、追加も修正も効果がない、という点です。

長文化すれば上がりやすいのは確かですが、ただ長文化するだけでなく、検索ワードを入力したユーザーが「知りたかったことは何なのか」を常に意識してコンテンツを書きましょう。

【要因2】リンク対策を増やした

もう一つの基本のSEO対策が、リンク対策強化です。
昔のように、リンクだけで簡単に検索順位が上がるわけではなくなりましたが、被リンク対策は今でも、順位上昇の必須要素であることは変わりません。

リンク対策で気をつけたいのは、普通のサイトからのリンクでなければ順位が上がらないことです。
例えばTwitterやFacebookのようなSNSリンクだと順位効果はありません。
プログラムで増殖させるようなスパムリンクも効果は全くありません。

普通のサイトからの普通のリンクが付いたときに、初めてGoogleから評価される、と考えるようにしましょう。

参考記事:被リンクとは?SEO効果はあるの? SEO対策初心者も必ず分かる解説

Googleアルゴリズムの変化による順位上昇

次に、あなた側ではなく「Googleの変化」に応じて順位が上がるケースを紹介します。

あなたのサイトが、そのタイミングで何もしていなくても、検索順位決定プログラムである「Googleアルゴリズム」がアップデートされると、サイトに対する評価が変わり、結果として順次が上がることがあります。

【要因3】ある日からコンテンツが評価対象になった

ここでは、例を使って説明します。

例えば、あなたが自社サイトを持っていて、とくに対策はせず、順位は低いままだったとします。

しかしある日、Googleがアルゴリズムをアップデートし、あなたのサイトに書いていたコンテンツが偶然評価され、順位が大幅に上昇しました。Googleが評価方法を変えたために、何もしてないのに順位が上がったのです。

このようなことも、絶対に起こらないとは言えないものの、現実に起きる可能性は非常に低いと言わざるを得ません。

ちゃんと「検索ユーザーの知りたいこと」を書こうとして書いたコンテンツでないと、Googleから評価されるケースはほとんどありません。
こんな要因での順位上昇が起きたらラッキーですが、期待はしないほうがよいでしょう。

【要因4】認識されるリンクが増えてきて、徐々に評価が上がった

一方「被リンクの付いたサイトをしばらく放っておいたら、だんだん被リンクが認識されるにつれて評価が上がり、結果Google順位が上がった」というケースであれば、十分にありえます

むしろ、リンクが認識されるには平均で3週間ほどかかるというデータもあり、こうして被リンク評価がゆっくりと上がって順位上昇するケースは、珍しいものではありません。

といっても、もちろん、何も被リンク対策をしていない場合は、いくら待っても評価は上がりません。
本記事の2つ目の要因で説明したように、あらかじめリンク対策を充実させておく必要があります。

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他の原因による順位上昇

他にも、少々特殊なケースではありますが、大幅な順位上昇の起こる要因は考えられます。いくつか紹介します。

【要因5】競合サイトが順位下落した/ネットから消えた

自分のサイトではなく「よそのサイト」の変化も、自サイトの順位に影響を与えます。
例えば、上位サイトが大きく順位下落したり、ネットから消えたりすれば、自分のサイトの順位は繰り上がって上昇します。

といっても、こうした要因での「大幅な」順位上昇は、めったに起こりません
(例えば、今30位のサイトが1位になるには、そのサイトより上の29個のサイトが「大幅に評価を下落させる」必要がありますが、こんなことはあまり起きません)

他社サイトの順位下落を待つよりも、自分のページにコンテンツを書いたり、リンク対策を増やしたりして、評価を自力で上げるほうが、よほど成果につながるはずです。

【要因6】正しくリダイレクトやcanonicalを設定する

例えば、リダイレクト(301など)の設定や、canonicalの設定の不備に気づき、それを正しく設定したら順位が大幅に上がった、ということがあります。

リダイレクトやcanonical設定に不備があると、Googleの評価が混乱してしまい、順位が全く上がらなくなります。しかし、これを直したとたんに、それまでのSEO評価が一気に発揮され、かなり高い順位に表示される、ということは、よくあります。

とくに、運営歴が長いサイトなら、このケースは意外に多く見られます
(とはいえ、リダイレクトやcanonicalを日常的に使っているサイトでなければ、ほとんど馴染みのないケースでしょう。)

順位上昇の要因は様々でも、共通点はあり

このように、順位上昇の原因は様々ですが、ほとんどに共通する点もあります。
それは、そもそも「まずコンテンツと被リンクが必要」という点です。

コンテンツ対策と被リンク対策が済んでいないと、順位上昇の可能性はほぼありません。
しかし、これらが済んでいれば、様々なタイミングで順位を上げられるようになります。

自分のサイトでは、こうした順位上昇のタイミングを利用できるかどうか、まずはチェックしてみましょう。必要な対策がどちらも済んでいない場合は、SEO Packを活用して手早く済ませましょう。

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