Googleが検索順位を上げる6つの要因

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[2017/05/23] (最終更新日 2025/08/22)

Googleが検索順位を上げる6つの要因

Google検索順位は常に動いており、あなたのサイトも他社のサイトも、毎日少しずつランキングが上下しています。

しかし、そうした通常の順位変動だけでは、大きく順位を上げることはできません。
ここで、Googleが検索順位を大幅に上げるSEO施策の要因を6つ紹介します。
検索順位を上げる6つの要因

自分のwebサイトに対策を実施して順位上昇

まずは最もオーソドックスな「自分で何か対策をしたら、順位が上がった」というケースです。

【検索順位の上昇要因1】コンテンツを足した/強化した

最も一般的なSEO対策の一つといえるのが、このコンテンツ追加、もしくは強化です。
コンテンツSEO対策は、場合によっては、比較的短い期間で順位を上げることも可能です。

具体的には、コンテンツ(テキスト)を書き足して増やすか、あるいは、上げたいキーワードに合わせてコンテンツを修正するかして、コンテンツの質を上昇させ、対策ページの順位評価を上げるのです。

ポイントは、対策したい検索キーワードに合ったコンテンツでないと、追加も修正も効果がない、という点です。

長文化すれば上がりやすいのは確かですが、ただ長文化するだけでなく、検索ワードを入力したユーザーが「知りたかったことは何なのか」を常に意識してコンテンツを書きましょう。

【コンテンツの質を上昇させるポイント】
  • ユーザーの検索意図を理解する:検索キーワードから、ユーザーが本当に知りたい情報や解決したい課題を考え、そのニーズに応える内容を盛り込みましょう。
  • オリジナリティを出す:他サイトにはない独自の視点や体験談、具体的な事例を加えることで、価値の高いコンテンツになります。
  • 情報の正確性・信頼性を高める:根拠となるデータや公式情報、信頼できる出典を明記し、誤情報を避けましょう。
  • 読みやすい構成にする:見出しや箇条書きを活用し、文章を短く簡潔にまとめることで、ユーザーが内容を把握しやすくなります。
  • 最新情報を反映する:古い情報は定期的に見直し、最新の内容にアップデートしましょう。
  • 画像や図表を活用する:文章だけでなく、図や表、画像を使うことで、視覚的にも理解しやすいコンテンツになります。

【検索順位の上昇要因2】リンク対策を増やした

もう一つの基本のSEO対策が、リンク対策強化です。
昔のように、リンクだけで簡単に検索順位が上がるわけではなくなりましたが、被リンク対策は今でも、検索上位の必須要素であることは変わりません。

リンク対策で気をつけたいのは、普通のサイトからのリンクでなければ順位が上がらないことです。
例えばTwitterやFacebookのようなSNSリンクだと順位効果はありません。
プログラムで増殖させるようなスパムリンクも効果は全くありません。

普通のサイトからの普通のリンクが付いたときに、初めてGoogleから評価される、と考えるようにしましょう。

関連記事:被リンクとは?SEO効果はあるの? SEO対策初心者も必ず分かる解説

上述した検索順位の上昇要因のリンクは、主に被リンクについての説明でしたが、内部リンクについてはどうでしょうか。
実は、内部リンクも被リンクと同じような意味合いで検索エンジンに評価されるのです。
つまり、内部リンクをたくさん張り巡らせておけば、クローラーがサイト内のページを辿りやすいなどの理由からGoogleに評価され、順位上昇に寄与します。
ただし、内部リンクの効果は、他のリンク対策(被リンクなど)よりも弱く、
たとえコンテンツを足したとしても、そのコンテンツがどんどんGoogleマークアップやsitemapに反映されない限り、効果は実感しにくいかもしれません。

Googleアルゴリズムの変化による順位上昇

次に、あなた側ではなく「Googleの変化」に応じて順位が上がるケースを紹介します。

あなたのサイトが、そのタイミングで何もしていなくても、検索順位決定プログラムである「Googleの検索アルゴリズム」がアップデートされると、サイトに対する評価が変わり、結果として順位が上がることがあります。

【検索順位の上昇要因3】ある日からコンテンツが評価対象になった

ここでは、例を使って検索アルゴリズムの変化による順位上昇を説明します。

例えば、あなたがホームページを運営しているが、とくにSEO対策はせず、順位は低いままだったとします。

しかしある日、Googleが検索アルゴリズムをアップデートし、あなたのサイトに書いていたコンテンツが偶然評価され、順位が大幅に上昇しました。これは何を意味するのかというと、Googleが評価方法を変えたために、あなたのサイト自体は何もしてないのに順位が上がったのです。

このようなことも、絶対に起こらないとは言えないものの、現実に起きる可能性は非常に低いと言わざるを得ません。

ちゃんと「検索ユーザーの知りたいこと」を書こうとして書いたコンテンツでないと、Googleから評価されるケースはほとんどありません。
こんな要因での順位上昇が起きたらラッキーですが、期待はしないほうがよいでしょう。

【検索順位の上昇要因4】認識されるリンクが増えてきて、徐々に評価が上がった

一方「被リンクの付いたサイトをしばらく放っておいたら、だんだん被リンクが認識されるにつれて評価が上がり、結果Google順位が上がった」というケースであれば、十分にありえます

むしろ、リンクが認識されるには平均で3週間ほどかかるというデータもあり、こうして被リンク評価がゆっくりと上がって順位上昇するケースは、珍しいものではありません。

といっても、もちろん、何も被リンク対策をしていない場合は、いくら待っても評価は上がりません。
本記事の2つ目の要因で説明したように、あらかじめリンク対策を充実させておく必要があります。

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他の原因による順位上昇

他にも、少々特殊なケースではありますが、大幅な順位上昇の起こる要因は考えられます。いくつか紹介します。

【検索順位の上昇要因5】競合サイトが順位下落した/ネットから消えた

自分のサイトではなく「よそのサイト」の変化も、自サイトの順位に影響を与えます。
例えば、上位サイトが大きく順位下落したり、ネットから消えたりすれば、自分のサイトの順位は繰り上がって上昇します。

といっても、こうした要因での「大幅な」順位上昇は、めったに起こりません
(例えば、今30位のサイトが1位になるには、そのサイトより上の29個のサイトが「大幅に評価を下落させる」必要がありますが、こんなことはあまり起きません)

他社サイトの順位下落を待つよりも、自分のページにコンテンツを書いたり、リンク対策を増やしたりして、評価を自力で上げるほうが、よほど成果につながるはずです。

【検索順位の上昇要因6】正しくリダイレクトやcanonicalを設定する

例えば、リダイレクト(301など)の設定や、canonicalの設定の不備に気づき、それを正しく設定したら順位が大幅に上がった、ということがあります。

リダイレクトやcanonical設定に不備があると、Googleの評価が混乱してしまい、順位が全く上がらなくなります。しかし、これを直したとたんに、それまでのSEO評価が一気に発揮され、かなり高い順位に表示される、ということは、よくあります。

とくに、運営歴が長いサイトなら、このケースは意外に多く見られます
(とはいえ、リダイレクトやcanonicalを日常的に使っているサイトでなければ、ほとんど馴染みのないケースでしょう。)

メディアサイトの検索順位を上げる主な要因は?

検索順位を上げる主な要因
通常のサイトと基本的な事は同じですが、メディアサイトの場合は、コンテンツの質や被リンク対策がより重要になります。
コンテンツは、検索意図を満たす高品質なコンテンツが要求され、専門性・権威性・信頼性(E-E-A-T)の証明も欠かせません。
また、良好なユーザーエクスペリエンス、内部・外部のリンク構造の最適化、そして技術的な側面であるページ速度の快適性やモバイル対応などの改善は必須の対応と言っても過言ではありません。

良好なユーザーエクスペリエンスとは何か

ユーザーエクスペリエンス(UX)とは、ユーザーがサイトを訪れた際に、そのサイトをどれだけ快適に、ストレスなく利用できるかを示す概念です。
具体的には、ページの表示速度が速いこと、スマートフォンなど様々なデバイスで見やすいこと、必要な情報がすぐに見つかる分かりやすい構成になっていること、操作が直感的で迷わないことなどが挙げられます。
また、広告やポップアップが過剰でない、読みやすいデザインやフォントが使われている、といった点もUX向上に重要です。
これらの要素が整っていると、ユーザーはサイトに対して良い印象を持ち、再訪や滞在時間の増加につながります。

E-E-A-Tについて

E-E-A-Tは、Googleの検索アルゴリズムにおいて、コンテンツの信頼性や権威性を評価する重要な指標です。
E-E-A-Tは、Experience(経験)、Expertise(専門性)、Authority(権威性)、Trust(信頼性)の頭文字を取ったもので、コンテンツの質や信頼性を評価するための指標です。

E-E-A-Tはすべての分野で重要ですが、特にYMYL(Your Money or Your Life)と呼ばれる分野では、より厳しく評価されます。

YMYLとは、健康、医療、金融、法律、ニュースなど、ユーザーの人生や財産に大きな影響を与える可能性のあるテーマを指します。
これらの分野では、誤った情報や信頼性の低いコンテンツがユーザーに深刻な悪影響を及ぼす恐れがあるため、GoogleはE-E-A-Tの基準を厳格に適用しています。
そのため、YMYL分野のサイトや記事を運営する場合は、専門家による執筆・監修や、信頼できる情報源の明示運営者情報の開示など、E-E-A-Tを高めるための対策が不可欠です。

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順位上昇の要因は様々でも、共通点はあり

このように、順位上昇の原因は様々ですが、ほとんどに共通する点もあります。
それは、そもそも「まずコンテンツと被リンクが必要」という点です。

コンテンツ対策と被リンク対策が済んでいないと、順位上昇の可能性はほぼありません。
しかし、これらが済んでいれば、様々なタイミングで順位を上げられるようになります。

自分のサイトでは、こうした順位上昇のタイミングを利用できるかどうか、まずはチェックしてみましょう。必要な対策がどちらも済んでいない場合は、SEO Packを活用して手早く済ませましょう。

検索順位が上がるとどうなるのか?

ここまで検索順位が上がる要因について説明してきましたが、そもそも検索順位が上がるとどのような事が起こるのかを考えていきます。
検索順位が上がると、まず最も大きな変化として「クリック率(CTR)」が向上します。検索結果ページでは、上位に表示されるほどユーザーの目に留まりやすく、クリックされる確率が高くなります。
例えば、1位と2位ではクリック率に大きな差があり、1位のサイトは全体の20~30%以上のクリックを集めることも珍しくありません。逆に10位以下になると、クリック率は数%以下に落ち込むことが多いです。

クリック率が上がることで、サイトへの訪問者数(アクセス数)が増加します。アクセスが増えると、商品やサービスの認知度向上、問い合わせや資料請求、購入・申込といったコンバージョンの増加にもつながります。特にビジネスサイトやECサイトの場合、検索順位の上昇は売上や成果に直結する重要な要素です。

また、上位表示されることで「信頼性」や「権威性」も高まります。多くのユーザーは、検索結果の上位に表示されているサイトを「信頼できる情報源」として認識しやすくなります。そのため、ブランドイメージの向上やリピーターの獲得にもつながります。

このように、検索順位が上がることで得られるメリットは非常に大きく、SEO対策に取り組む価値があると言えるでしょう。

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まとめ

この記事では、検索順位が上昇する主な要因について解説しました。順位上昇には、コンテンツの質や被リンク対策、Googleアルゴリズムの変化、競合サイトの動向、リダイレクトやcanonical設定の見直しなど、さまざまな要素が関係しています。
また、ランキングが決定する仕組みは、Googleのロボットであるクローラーが情報を収集し、その情報をデータベース化した上で、ユーザーの検索意図に合ったコンテンツを評価しランキングを決定しています。
しかし、どの要因にも共通して言えるのは、まず「良質なコンテンツ」と「自然な被リンク」が不可欠であるということです。
SEO対策の基本をしっかり押さえた上で、日々の運用や改善を続けていくことが、安定した順位上昇につながります。
自分のサイトの現状を確認し、必要な対策ができているかを見直してみましょう。

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