[2014/10/28] (最終更新日 2021/07/27)
Google「CSSやJavaScriptへのクローラアクセスをブロックしないで」
昨日27日、Googleがウェブマスターガイドラインをアップデートし、「CSSやJavaScriptへのクローラアクセスをブロックすると順位に影響が出る」可能性を示唆しました。
Googleのコメントと当該ガイドライン
これに関し、Googleのピエール・ファーさんは下記のようにコメントしています。
「JavaScriptとかCSS、画像ファイルといったものに、クローラがちゃんとアクセスできるように設定してください。 … でないと、あなたのサイトのレンダリングやインデックスに害があり、検索順位にも悪い影響が起こり得ます。」
出展:Google Webmaster Central Blog(英語)
なお、当該のガイドラインはこちら。もう日本語になっています。
https://support.google.com/webmasters/answer/35769?hl=ja
ガイドラインに準拠するための方法
検索順位への悪影響を避けるには、このガイドラインに準拠するサイト設定にする必要があります。
準拠しているかどうか(=抵触しているかどうか)は、ウェブマスターツールの中にある下記の2つの機能で確認できます。
・Fetch as Google ツール公式ヘルプ
・robots.txtテスター ツール公式ヘルプ
\無料診断の活用で課題を明確に/
外部リンク、内部状況、コンテンツ状況からSEO対策の課題が見えてくる無料調査です。
「対策ページの弱点は何か...」などお悩みをお持ちの方は、一度「SEOパーソナル診断」をご利用ください。
まとめ
上記ガイドラインにあるように、Googleは、CSSやJavaScriptを含む「サイトのコンテンツを完全に把握」したいと考えており、そのための方針変更のようです。
なお、以前は、隠しテキストなどのスパム目的でこうした設定が使われたようで、スパム撲滅のためのガイドライン変更という見方もできます。
いずれにせよ、もし該当する方がいれば、早急に設定を変更したほうがよさそうですね。上記の公式ツールもあるし、さほどの手間にはならないでしょう。
この記事が役に立ったらSNSで共有してください。