[2018/12/05] (最終更新日 2021/07/09)
Googleサーチコンソールの鉄板機能「Fetch As Google」が使えなくなる?!
サイトのパフォーマンス管理において、Googleのサーチコンソールはとても重宝する無料ツールです。
サーチコンソールでどのような情報が確認できるかというと、
Googleからの重要メッセージの受信をはじめ、HTMLの改善、サイトへの来訪キーワードのチェック、外部リンクの調査など、日頃の変化や「何かあった時」の解決に繋がるヒントが得られます。
サーチコンソールの主要機能のひとつに「Fetch As Google」という機能があります。
Fetch As Googleは、ページを更新した際に、検索エンジンにいち早く巡回を促す事ができる機能で、新規ページを作成した際もFetch As Googleで該当のページを巡回依頼すると、早めにインデックスされる事に繋がります。
なにかと便利な「Fetch As Google」機能ですが、旧サーチコンソール上にて使える機能となります。では新しいサーチコンソールではどうでしょうか?現在、サーチコンソールは旧サーチコンソールと新サーチコンソールの両方切り替えられる状態で利用出来ている方も多いと思います。どちらか一方にしかない機能があるなど、「旧」と「新」では若干データが異なることはお気づきかもしれません。
切り替えができるので不便を感じていないかもしれませんが、一部のサーチコンソールアカウントでは、「このレポートはまもなく新しいパフォーマンスレポートに置き換えられます。」というようなメッセージが表示されはじめたようです。
以前(現状)の表示メッセージは以下です。
置き換えられる事を表すメッセージは以下のような内容で表示されている可能性があります。
完全移行すると「Fetch As Google」機能が利用できなくなる?
新サーチコンソール上では「Fetch As Google」を見つける事ができません。
「これからどうすればいいんだ…」と、頭を抱えたweb担当者様もいらっしゃるのではないでしょうか?
SEO Packサイトを管理する私もその一人で、
今後の代替対応方法など無いかをサーチコンソールヘルプなどで情報を探したところ、新サーチコンソールでは「URL検査」という機能に「Fetch As Google」が統合されたようです。
新規にページを追加する場合も、既存のページを更新した場合も「URL検査」機能からインデックスを促せます。
「Fetch As Google」機能が継続して利用できるので、安心しましたね。
新サーチコンソールに未対応の機能
サーチコンソールヘルプより、以下の機能が新サーチコンソールに対応していない機能と表示されていました。
現在サポートされていない機能
・クロール統計データ
・robots.txt テスター
・Google 検索での URL パラメータの管理
・インターナショナル ターゲティング(hreflang タグの管理、または優先的にターゲットとする国の設定)
・データ ハイライター ツール
・HTML の改善
・メッセージの読み取りと管理
・アドレス変更ツール
・使用するドメインの設定
・Search Console プロパティとアナリティクス プロパティの関連付け
・リンクの否認
・インデックスからの古いコンテンツの削除
・プロパティ セットはまだサポートされていません
まとめ
以上、「Fetch as Google」機能を中心に新しいサーチコンソールの機能についてご紹介しました。
「Fetch as Google」のように同じ名称の機能ではなく、他の機能に統合された場合があるかもしれませんね。
一度、見慣れない機能であっても何ができるのか確認してみましょう。
また、「サーチコンソールに登録したほうがいい?」というようなお問い合わせもSEO Packご利用者様よりいただくのですが、Googleからの重要メッセージが届く事やサイトのパフォーマンス管理ができる事から登録していると便利なツールです。まだ登録されていないSEO Packユーザー様は一度登録を試みてみましょう。
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