[2015/09/15] (最終更新日 2018/05/16)
恐怖!Googleペナルティの種類と対策
SEO対策をする上で気をつけたいことはGoogleからのペナルティです。
あなたはGoogleからのペナルティについて知っていますか?
今回はGoogleからのペナルティについて説明します。
SEO対策をする上で怖いのはそれによってGoogleからペナルティを受けることです。
でもSEO初心者の方はペナルティについて何も知らないのでは…?
そんなSEO初心者の方たちのために、今回はGoogleペナルティについて説明します。
目次
Googleペナルティとは
Googleペナルティとは、ある日突然検索結果の順位を下げられたり、インデックスの削除をされるなどの処置を受けることです。
この処置を受けると、検索からサイトへユーザーが来なくなってしまうので、商用のサイトの場合は死活問題になってしまいます。
なぜペナルティを受けてしまうかというと、Googleが公式に発表しているウェブマスター向けガイドラインの品質に関するガイドラインに違反してしまっているからです。
品質に関するガイドラインには具体的な違反内容として
・自動で作成されるコンテンツ
・オリジナルコンテンツが少ないミラーサイト
・隠しテキストや隠しリンク
・ページランクを操作するためのリンクプログラムへの参加
・ページコンテンツに関係のないキーワードの詰め込み
・不正なリダイレクト
などがあります。
たとえWebの素人で悪意なくガイドライン違反をしてしまったとしてもペナルティを受けてしまうので、ガイドラインはしっかりと把握しておかなくてはいけません。
逆を言えば品質に関するガイドラインのこれらの内容に沿ったサイトならばペナルティを受けないということです。
Googleペナルティの種類と確認方法
ペナルティには2種類あり「手動ペナルティ」と「自動ペナルティ」に分けられます。
この2つの大きな違いは、
・「手動ペナルティ」はGoogleの担当者がサイトを見て手動で行われる
・「自動ペナルティ」は検索エンジンのアルゴリズムによって自動で行われる
というところです。
そして手動ペナルティの場合は簡単に判断することができます。
以前にWebサイトを管理する上で欠かせないGoogle Search Consoleについて説明し、管理するサイトをGoogle Search Consoleに登録することを勧めましたが、手動ペナルティの場合このGoogle Search ConsoleにGoogleから「サイトの品質に関する問題」という警告メッセージが届くことがあります。
警告メッセージには
「ウェブマスター向けガイドライン(品質に関するガイドライン)に違反する手法が使用されていると見られる箇所が確認されました。悪質なスパムが検出されたため、手動によるスパム対策を適用しました」
という内容が書かれているので、ひと目で手動ペナルティを受けてるかが判断できます。
また、警告メッセージが届かなくても手動ペナルティを受けている場合があります。
ペナルティが疑わしい場合はとりあえずGoogle Search Consoleを確認してみましょう。
Google Search Consoleにアクセスし、[検索トラフィック] の下にある [手動による対策] を確認してください。
ここに「手動による対策がサイト全体(一部)に適用されています」と表示されていたら手動ペナルティを受けているということです。
逆に、自動ペナルティは受けているのかを判断するのは難しいでしょう。
アルゴリズムによって行われる自動ペナルティはメッセージなどは届きませんし、 [手動による対策] ページを見ても「手動によるウェブスパム対策は見つかりませんでした。」というメッセージが表示されるので、ペナルティを受けているかどうかは自分で判断しなければいけません。
Googleペナルティを解除するには
手動ペナルティの場合:
ほとんどの場合、品質に関するガイドラインへの違反を全て修正するだけで、ペナルティを受けて一定期間が過ぎると自動的に解除されます。
例えば、実際の数値ではありませんが、隠しテキストや隠しリンクだったら30日、リンクプログラムだったら60日という感じです。
ただ「それでは遅い!」という方は、品質に関するガイドラインへの違反を全て修正したのち、Googleに再審査リクエストをしてください。
再審査リクエストをすることで、Google側の担当者が目視でサイトを確認してくれ、品質に関するガイドラインに沿っていると認められたら手動でペナルティが解除されます。
再審査リクエストはGoogle Search Consoleから行えます。
[検索トラフィック] の下にある [手動による対策] ページに「再審査リクエスト」ボタンがあるので、どのような対処したかを書いて再審査リクエストをしてください。
自動ペナルティの場合:
アルゴリズムによる自動ペナルティを受けた多くは意図してGoogleの品質に関するガイドラインに違反しているわけじゃないと思いますが、手動ペナルティと同じように品質に関するガイドラインをチェックし疑わしい項目について対処してください。
ペナルティを受けたからには必ず品質に関するガイドライン違反な部分があるはずです。
ただし、手動ペナルティのように再審査リクエストはできません。
手動ペナルティの場合は、Googleのクローラーがサイトを確認し、アルゴリズムが再処理したあと自動的に解除されます。
Googleペナルティのまとめ
Googleが公式に発表しているウェブマスター向けガイドラインの品質に関するガイドラインに意図して違反した人、意図しないで違反してしまった人、どちらもペナルティを受けたら慌ててしまうと思います。
でも安心してください。
ひとつひとつガイドライン違反内容を修正し、対処することでペナルティが解除されますし、修正したことによってGoogleから評価されるサイトになるかもしれません。
ペナルティはチャンスだと考え、より良いサイトを作りましょう!
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