[2014/10/23] (最終更新日 2022/06/09)
Google「更新の時はXMLサイトマップだけじゃなくRSS / Atomも使って」
Google 検索セントラル ブログで「Googleにコンテンツをちゃんと見つけてほしいなら、XMLサイトマップだけじゃなくてRSS/Atomフィードも使って」と、Googleから公式な発言がありました。
なぜ両方使う必要があるの?
この発言は、Googleフィードチームのアルキス・エヴロギメノスさんによるもの。彼によれば、Googleのクロールを受ける最適な方法は、XMLサイトマップとRSS/Atomフィードの両方を使ってGoogleに更新を知らせるようにとのことです。
これはなぜなのでしょうか?
サイトマップには3つの形式がある
はじめに、サイトマップは「XMLサイトマップ」「RSS」「Atom」の3つの形式が使用されます。
XMLサイトマップはサイトの全てのURL情報をGoogleに渡しますが、一方のRSS/Atomフィードのほうは最新の更新情報を提供することになります。
両者を併用することにより、Googleは、検索インデックス内のサイトコンテンツをより新鮮な状態に保っておくことができることになります。
XMLサイトマップとRSS/Atomフィードの主な違いは次の通りです。
ファイルサイズ | ダウンロード頻度 | |
---|---|---|
XML サイトマップ | 大きい | 頻繁 |
RSS/Atomフォード | 小さい | 頻度が下がる |
XMLサイトマップはサイト内の全てのURLが記載されている必要があります。更新した場合はGoogleにping送信をし、Googleにサイトマップの情報を知らせます。
一方、RSS/Atomフィードの方は、前回、Googleクロールされた以降の更新情報を記載されるようにする必要があります。
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フィード送信の他の方法
また、Googleは、新しいURLをGoogleに知らせるときには、サイトマップのping送信のほか、PubSubHubbubの利用を進めています。
WordPressにはWebSub(旧:PubSubHubbub)というプラグインがあります。
RSS/Atomを拡張して作ったフィードで、リアルタイム、つまり一瞬で更新通知を送ることができるのが最大の特長です。それまでのフィードが通知先への反映まで数分~数十分というタームだったのに対し、WebSub(旧:PubSubHubbub)は数秒以内というタームで動くとされています。
導入方法としては、プラグインなので、WebSubをプラグインの新規追加画面より検索しインストール・有効にすると、後は自動で処理してくれます。WordPressを利用しているサイトにとっては投稿や更新を知らせる便利なプラグインとなります。
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