[2017/02/16] (最終更新日 2021/06/15)
【17年2月変動まとめ】Googleが積極的なアップデートを展開。その対処法とは
2017年2月は検索エンジンの変動に関するニュースが相次いでいます。通常のリンクやコンテンツに関するアップデートに加えて、日本語検索独自のアップデートもあるなど、状況がかなり動いています。
変動がある程度落ち着いた今、これまでの経過を確認しつつ、今後のSEO対策について考えてみましょう。
目次
2017年2月のGoogleアップデート ここまでの経過
大きく3回のアップデートが発生しました。Googleが正式にコメントしていないものもありますが、SEOメディアなどの情報をもとに、これまで経過を整理してみます。
2/1 リンクに関するアップデート
2月になって早々、海外で大きな変動が記録されます。
Googleはこれについてコメントしていないものの、各SEOメディアによればリンクの質に関するアップデートである可能性が高いとされています。
【SEO速報】リンクの質を厳しく判定! Google新アルゴリズム開始か
報道によれば、このアップデートでターゲットとされたのはPBNという形態のスパムのようです。日本語圏ではPBNが少なかったため、結局海外で見られたほどの変動は生じませんでた。
2/3 キュレーションメディア対策アップデート
世間的なインパクトがもっとも大きかったのがこちら。
【SEO速報】Google初の日本独自アップデート キュレーションメディア狙い撃ちか?
かねてから問題となっていた「キュレーションサイト」に対する、Googleの実力行使がなされました。このアップデートでは、盗用に近い過度な引用を行っていた複数のキュレーションサイトで順位の下落があったとされています。日本語だけが対象とされたことも話題となりました。
よって大多数のサイトにとっては全く影響がなかったわけですが、Googleの「やるときはやる」方針やコンテンツとSEO対策のありかたなど、考えるべきことの多いアップデートとなりました。
2/10 コンテンツに関するアップデート
海外では2/7ごろ、日本では2/10を中心にコンテンツに関するアップデートが発生。大幅な変動を記録しました。
【SEO変動情報2/10】大変動を計測 ここ数ヶ月で最大レベルの変動へ
こちらについてもGoogleはコメントを出していませんが、コンテンツの評価方法に関するアップデートと見られ、パンダに近い変動をしているということです。
今後のSEO対策
キュレーションサイト以外も注意を
まず、2/3の日本独自アップデートです。
今後ますます、コンテンツの盗用に対しては厳しい評価がされていくことになるでしょう。自分のサイトの中にキュレーションメディアに近い過度な引用や画像などの盗用が無いか、改めて確認してみましょう。
良質なリンク、求められるコンテンツ
2/1と2/10の変動では、これまで通りにリンクとコンテンツの質が重要であることが再確認されました。特に最近のGoogleは人口知能を用いた正確なコンテンツ分析に力を入れており、「ユーザーが求めるコンテンツを高く評価する」という方針がより明確になっています。
コンテンツ分析に役立つ無料ツール「上位SEO解析ツール fukuro」などを活用しながら、変動に動じない本質的なSEO対策を進めていきましょう。
この記事が役に立ったらSNSで共有してください。