Googleアナリティクス (not provided) (not set) の中身を知る方法

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Googleアナリティクス (not provided) (not set) の中身を知る方法

(2017/1/23 更新済み)

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Googleアナリティクスには便利な機能が沢山あります。しかし、全てのデータを使いこなしているウェブマスターは数少ないのではないでしょうか。

初心者が最初に面食らうのが、(not set)そして(not provided)です。本記事では、これらの意味合いからSEO対策のためにどう中身を調べるかまでを、初級SEO担当者向けに解説します。


よく見かける謎のデータ、(not set) / (not provided)

Googleアナリティクスを見ていると、(not provided) や (not set) というデータが表示されるケースがあります。「検索クエリ」や「キーワード」のデータを見たい場合です。

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これは、あなたのサイトにやってきたユーザーが「どういう検索キーワード(=検索クエリ)をGoogleに入力したか」を、アナリティクスが取得できていない時に表示されるデータです。

not setやnot providedが大きな割合を占めるケースは多い

アナリティクスで表示されるこのnot providedやnot set、全体のデータから見た割合が小さければ無視してもよいものの、おそらくほとんどのサイトでは、数十パーセントというかなり大きな割合を占めているはずです。

このnot providedやnot setの中身、つまり本当のキーワード(クエリ)がわかれば、SEO対策やマーケティングに大きく役立つはずです。この中身を知る方法はないのでしょうか?

そもそも、一体どういう意味なの?

そもそも、Googleが提供しているはずのアナリティクスなのに「(Googleで)どういうキーワードを入れたかわからない」というのは、どういう状況なのでしょうか?

それは、Googleが、セキュリティの確保を目的として「https」という暗号化された通信方法をとっているのが原因です。つまり、Google検索サイトが、その中で行われる検索などの内容を暗号化してやりとりしているために、その内容が外部からはわからなくなっているのです。

この暗号化により、Googleアナリティクスでも、Google検索の通信の中身はわからなくなってしまいました。not provided やnot setは、暗号化されているためにデータが取得できない、という場合に表示されるデータなのです。

(not set)と(not provided)の違い

では、(not provided)と(not set)はそれぞれ、意味合いにどういう違いがあるのでしょうか。

=検索ワードがわからない場合=(not provided)

まず、Googleアナリティクスが「検索で来たユーザーなのはわかるが、キーワード(クエリ)はわからない」ときには、そのアクセスを (not provided) に分類します。

以前はGoogleもhttpsではなくhttp(暗号化されていないサイト)でした。その頃はほとんどの検索キーワードも外部から取得できましたが、現在のGoogleは、おそらくほとんど全てのアクセスがhttps化されています。

また、Googleの検索エンジンを採用しているYahoo! JAPANでも、現在ではhttps化が済んでおり、ほとんどキーワードがわかりません。こうしたことから、たとえアナリティクスが、「このアクセスは検索エンジンから来たものだ」とわかっても、そのキーワードまではわかららず、そのアクセスデータを(not provided)に分類することになります。

何にもわからない場合=(not set)

一方、検索から来たかどうかすらわからない、つまり「キーワードどころか、そもそも検索エンジン経由で来たアクセスかどうかもわからない」場合に、そのアクセスが分類されるのが (not set) だと言われています。

「言われています」といったのは、(not set) の位置づけには、少々謎なところがあるからです。

例えば、しばしば、アナリティクスの「検索クエリ」を見ると、この(not set) が出てきます。検索クエリを調べる画面に表示されるアクセスデータだということは、少なくとも「そのアクセスが検索エンジンから来た」ことはわかっているはずです。だとすると、(not set)が「検索エンジンかどうかも不明」という説明は成り立たなくなります。

このように解釈がしづらいのは、Googleが(not set)のデータ定義を頻繁に変更しているせいだ、とも言われます。そのため、少なくともGoogleアナリティクスを見るうえでは、(not set)も「クエリ不明だが、とにかくアクセスはあったようだ」くらいに捉えておくしかないでしょう。

(not set)や(not provided)の中身を見るには

こうした状況から、(not provided)も(not set)も、Googleアナリティクス上で分析するには、どうにも手段がないと言えます。では、この中身を見る方法はないのでしょうか?

今のところ、最も手近な方法が一つだけあります。それは、Googleアナリティクスではなく「Googleサーチコンソール」を使う方法です。

サーチコンソールとは

サーチコンソールは、ビジネスサイト運営に不可欠な、Google提供ツールの集合体です。以前は「ウェブマスターツール」という名前だったのが、現在はこの名称へ変更されました。以降新機能が続々追加されましたが、基本的には同じものです。

サーチコンソールの中にある「検索アナリティクス」(下図参照)という機能を使うと、あなたのサイトにどういった検索クエリでユーザーが来ているか、Googleアナリティクスで見るよりもずっと詳しいデータが手に入ります。

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既にサーチコンソールを導入している場合は、こちら→でサイトへの来訪キーワードをチェックする方法を確認できます。まだ導入していない場合は、こちらの記事が役に立つでしょう。

制限はあるもののサーチコンソールの導入は必須

サーチコンソール内「検索アナリティクス」機能なら、ほぼ完全な検索クエリ(キーワード)データが手に入ります。ただし「たった今」のデータが手に入るGoogleアナリティクスとは異なり、サーチコンソールでは、基本的に三ヶ月前から三日前までのデータしか閲覧できません。(※記事公開時点)

このようにデータ取得範囲が限られているのは、おそらく正確なデータ抽出のために、処理により手間がかかるためと思われます。とはいえ、過去3ヶ月のデータが手に入れば、SEO対策やウェブマーケティングには十分役立てることができます。

また、今後Googleは、いつ実現するかは全く不明ながら、このサーチコンソールでさらに広い期間のデータを取得できるようにする「意向がある」とも発言しています。サーチコンソールは検索クエリ調査のみならず非常に重要な機能を多数有しており、ビジネスサイト運営者は必ず導入することをおすすめします。

アナリティクスとサーチコンソールの連携

検索キーワードを直接調べる方法では無いのですが、1つの解決策としてアナリティクスとサーチコンソールの連携機能を使うという手があります。

Googleアナリティクスにサーチコンソールのデータを取り入れることで、(not provided)で来たトラフィックが何のページにランディングしたかを調べやすくすることが出来ます。

比較的簡単な設定で出来てしまうので、やってみて損はありません。

詳しくはこちら:not providedを解決! Googleアナリティクスとサーチコンソールの連携

キーワードデータはSEO対策に必須

Googleアナリティクスでは影に隠れていたnot set やnot providedの中の検索クエリを、サーチコンソールで精細に調べられると、どんなキーワードで集客できているか、どんなキーワードでSEOの余地があるかが、とてもかんたんにわかります。

SEO対策を行う際は、どんなキーワードで客を集めるか、あるいは、自分のサイトがどんなキーワードで集客できているのか、常に理解しておく必要があります。さらに集客したい検索キーワードが決まった場合は、まず基礎SEO対策(豊富なコンテンツの掲載と、リンク対策)をまず行なっておきます。

基礎SEO対策を行うだけで、検索エンジン集客の下地は整い、次第に検索エンジンから客が集まってくるようになります。そうなったら、再びサーチコンソールを活用して、さらにどのキーワードで集客を強化するかを検討するのが、基本的なビジネスサイト運営(検索エンジン集客)の流れと言えるでしょう。

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