[2016/12/28] (最終更新日 2022/04/27)
Webデザイナー必須 : SEO対策の重要知識5選
Webデザイナーにとっても、マーケティング的な視野はとても重要です。特に、多くのWebサイトが集客を目的としている以上、SEO対策の知識はあるに越したことないでしょう。
でも初心者にとっては、SEO対策はなかなかハードルの高いものです。こちらでは特にWebデザイナーにとって重要な項目に絞って、SEOのポイントをご紹介します。「SEOにも強いWebデザイナー」に向けて、第一歩を踏み出してみましょう。
①<title>を正しく設定する
HTMLのタグには様々なものがあります。その中で、SEO対策で圧倒的に重要なのは<title>タグです。どのくらい重要かというと、「<title>タグで失敗していると、ほかの全てのSEO対策が水の泡になってしまいかねない」というくらい重要です。
<title>タグについて、詳しくは「SEO1位のための「titleタグ」ガイド」を読んでいただきたいのですが、「とりあえずポイントだけ教えて欲しい!」という方には、以下の3点を抑えて下さい。
<title>タグ とりあえずのポイント
・対策キーワード( = 順位を上げたいワード)を必ず含める
・ページの内容を簡潔にまとめる(目安 : 30字程度)
・読んでクリックしたくなるような文言にする
例えば「会社名や店舗名だけの<title>」や、「宣伝文句が詰め込まれた100文字くらいの<title>」は、修正の余地がある可能性が高いと考え、上記のポイントに基づきつつ、<title>の変更を検討してみて下さい。
②一定のテキスト量を保つ
検索エンジンは基本的に、テキストからページの内容を判断します。ページ内にテキスト量が少ない場合、「情報量が少ない」とされ、評価が下がってしまう場合があります。
極端にテキストが減らされた、シンプルなサイトがたまにあったりします。デザインの観点からは素晴らしいものもあるのですが、もしSEO対策を施したいと思っていて、何かのキーワードでの順位上昇を狙うのであれば、最初はある程度の分量のテキストをページ内に配置することをおすすめします。
テキストといっても適当なものでは無く、ユーザーにとって有益な内容であることが条件です。現在の検索エンジンは大変優秀で、ユーザーにとって役に立つサイトを的確に評価できるようになってきています。実際に読む人と、検索ロボットの両方を意識しながら、テキストを追加していくことが重要です。
まずはコンテンツの文字数は1000文字程度を目安に作成しましょう。その後、競合サイトのコンテンツ量を分析し、対策キーワードでの適量を探っていくと良いでしょう。
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③表示速度を考える
Flashや高画質な画像を活用したサイトは、見た人の印象に強く残るという意味ではとても効果的です。ですが、表示や読み込みに時間がかかりすぎる場合、SEO対策の面ではマイナスになってしまいます。
表示が遅いことでユーザー体験の質はかなり下がってしまいます。つまり「なかなか表示されないからもういいや」と思ったユーザーがサイトをすぐに去ってしまうと、結果として検索エンジンの評価下落にもつながります。
また、Googleの評価要因に「Core Web Vitals(コア ウェブ バイタル)」という指標があります。
Core Web Vitals(コア ウェブ バイタル)はページの表示速度(LCP)、ユーザー操作への反応性(FID)、視覚要素の安定性(CLS)が評価される指標となるので、webサイトを作成・運営される場合に表示速度は意識したい点です。
良いデザインやユーザーの記憶に残るUIは重要ではありますが、現実的なユーザービリティとのバランスを考える必要があります。
④内部リンクを意識する
内部リンク、つまりサイト内の別のページへのリンクは大変重要です。
内部リンクの最適化が重要な理由
・クローラーがサイトを巡回しやすくなる
・クローラーがリンク先の内容を理解しやすくなる
・サイト内で重要なページとして評価してもらえる
・関連するページへのリンクを貼ることによって、ユーザビリティにも好影響
参考:内部リンクとは?内部リンクの最適化と重要性について
グローバルナビゲーションやサイドバー、フッターといった固定箇所にはもちろんのこと、各ページの文中にも、関連性が高い部分には積極的に内部リンクを設定していくことをおすすめします。
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⑤外部リンクの利用を考える
外部リンクとは、別のサイトからのリンクの事です。実は順位上昇のためにもっとも有効なのが外部リンクです。
参考:【詳解レポ】ついに公式発言、Google検索順位2つの要因とは
外部リンクは、「無いと上がらない」というものではありません。ですが、なかなか上がらない時の打開策になり得ます。外部リンクの導入は多くの場合コストが掛かるので、利用にあたってはある程度は慎重になるべきですが、短期間で検索エンジンからの評価を高めるためには、もっとも有効な手段であり続けています。
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