内部リンクとは?内部リンクの最適化と重要性について
皆さまは、内部リンクを意識したサイト構築を行っていますか?
SEO対策には、大きく分けると「外部対策」と「内部対策」があります。
どちらも重要な対策ですが、本記事では、「内部対策」の中から、内部リンクについて説明したいと思います。
以前、執筆した「SEOを考慮した内部リンクの構築・調整について」にも書いたように、内部リンクのバランスは非常に重要です。
内部リンクの調整は、検索順位にもかなり影響してきますので、しっかりと調整しましょう。
また、この内部リンクについては下記の記事も参考にしてみてください。
目次
内部リンクとは
内部リンクとは、その名の通り外部のサイトではなく、同じドメイン(内部)のページへ貼られたリンクのことです。
先ほど紹介した記事へのリンクも、サイト内の内部リンクということになります。
内部リンクには「グローバルメニュー」や「パンくず」などありますが、次のようなリンクが内部リンクとなります。
グローバルメニュー
サイトをカテゴリ分けしたページのトップへのリンクで、ユーザビリティを考慮して全ページに設置しましょう。
クローラーが読み取りやすいように、テキストでリンクを設置することが望ましいですが、画像の場合は必ずaltにキーワードを入れてください。
パンくず
多くのサイトが導入されていると思いますが、「パンくず」を正しく設置しているだけで、自然とサイトトップへの内部リンクが一番多くなります。
ユーザーにも、現在どのページにいるか伝わるので、階層をリンク付きでわかりやすく設置しましょう。
また、構造化データを導入することによって検索結果にもリッチスニペットが表示されるようになります。
パンくずリストを構造化データで設置するには、下記の記事を参考にしてみてください。
サイドナビ・フッターリンク
サイドのナビゲーションやフッターリンクにも重要なページへの内部リンクを設置しましょう。
ただし、共通テンプレートの場合はコンテンツとの関連性が低いことも考えられるため、リンクの評価は低いものと考えられます。
記事(コンテンツ中)
コンテンツを説明する参考として、記事中にある内部リンクはとても有効です。
リンク先ページの関連するキーワードでテキストリンクを設置しましょう。
内部リンクの最適化が重要な理由
この、内部リンクの最適化が重要な理由として、大きく以下の4つが挙げられます。
- 内部リンクを辿る事でクローラーがサイトを巡回しやすくなる
- クローラーがリンク先の内容を理解しやすくなる
- リンクが多く集まるページは、サイト内で重要なページとして評価してもらえる
- 関連するページへのリンクを貼ることによって、ユーザビリティにも好影響
ポイントとして挙げた4つのうち、特に、クローラーが巡回しやすくなるとSEOの効果が期待できます。
なぜかというと、Googleからサイト内で重要なページを正しく認識してもらい、一度だけではインデックスしきれなかったページの内容を素早く評価してもらえるようになるためです。
\無料診断の活用で課題を明確に/
外部リンク、内部状況、コンテンツ状況からSEO対策の課題が見えてくる無料調査です。
「対策ページの弱点は何か...」などお悩みをお持ちの方は、一度「SEOパーソナル診断」をご利用ください。
重要なページに内部リンクを集める
内部リンクを最適化する具体的なやり方ですが、重要なページにリンクを集めるという事を意識するとよいでしょう。
ポイントとしては、プラグインなどで関連ページへのリンクを増やしても良いですが、クローラーは、前後のテキストも読んでいるため、できれば手動で記事内に内部リンクを増やすと、より効果的な内部リンクとなります。
このあたりに関しては下記の記事も参考にしてみてください。
しかし、注意したい点は、内部リンクは詰め込めば良いというわけでありません。
ユーザビリティやコンテンツの内容を考えて、関連性のあるキーワードで内部リンクを設置するようにしてください。
※site:(url)(キーワード)で検索すると関連の強いページを確認することができます。
内部リンク最適化についてまとめ
グローバルメニューや、パンくず、フッターなどで内部リンクの数を調整することが難しい時や、特定の記事に内部リンクを集中させたい場合は、手動で記事内などに内部リンクを設置してあげる必要があります。
内部リンクの最適化は、クローラーが、アンカーテキストとそのページの関連性も見ているため、「こちら」や、「詳細」などのテキストにリンクを貼るのではなく、リンク先のページ内容に合うキーワードを含んだ、テキストリンクで設定することが基本です。
是非、内部リンクの最適化を進めてみてください。