[2017/02/21] (最終更新日 2021/06/22)
【ローカルSEO】実店舗サイトの順位確認にはシークレットモードを活用
「渋谷の歯科医院」「札幌のパーソナルジム」のように、ある地域に実際の店舗があり、その地域周辺に住む人をターゲットに集客したいという場合があります。このようなリアル店舗では、ホームページをつくり検索エンジンの上位化によるマーケティングでは注意が必要です。
位置情報が検索結果に影響する
「検索された場所」が重要
GoogleやYahoo!で検索されたときに「どこの場所から検索されたか」を調べます。そして、検索された場所が重要である場合には、それを検索結果に反映させます。
どういうことか。札幌で「ラーメン」と検索すると札幌のラーメン店の情報が出てきます。横浜で同じように検索すると横浜のラーメン店の情報が出てきます。検索された場所は検索結果に影響を与えているのです。
参考:ベニスアップデートとは?
順位確認ツールは・・
これを踏まえた上で、ひとつ注意しなければならない点があります。
SEOツールの中には、自動的にサイトの順位を取得して記録し、確認することができるものがあります。このようなツールが取得する順位は、そのツールのプログラムがどこの場所にあるサーバーで動作したかに依存することになります。
たとえば、ある順位確認サービスがあり、それが新宿のサーバーで動くプログラムであるというケースがあります。そのようなツールで「新潟 歯医者」の順位を確認するように登録しておいたとしても、これで確認できる順位は「新宿で”新潟 歯医者”と検索したときの順位」でしかありません。
新潟の歯医者であれば集客のターゲットは新潟に住んでいる人のはずなので、これでは本当に知りたい順位を知ることができません。
自分で検索してみよう
シークレットモードを使う
実店舗のサイトの場合、正しい順位を知るためには「その場所から検索してみる」ということしかありません。
このとき重要なのが、ブラウザのシークレットモードを使うということです。普段使っているブラウザで検索すると、検索エンジンがあなたの過去の閲覧履歴を参考にあなた向けの検索結果を返してきます。よりフラットな順位をしらべるには、過去のデータに影響されないシークレットモードを使用します。
参考:Chromeシークレットモードなら「本当の検索順位がわかる」は本当?/正しいSEO順位計測とは
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正確な順位データで正しいSEO対策を
位置情報と検索結果の関係を知らぬままだと、「このツールによると順位上昇しているのに何故アクセスが増えないんだろう」といった状況が生じます。なのでまずはこの記事の内容を踏まえて、シークレットモードを使って順位確認を行いましょう。
正しい順位計測ができるようになったら、コンテンツ対策による順位上昇を目指しましょう。
Googleは、ユーザーが求めるコンテンツを高く評価します。あるキーワードでどのようなコンテンツが求められているかを知るためには、「上位SEO解析ツール fukuro」のようなツールを活用するのが便利です。是非ローカルSEOの成功に役立てましょう。
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