「被リンク」と「発リンク」のSEO対策における違い

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[2017/05/22] (最終更新日 2025/08/06)

「被リンク」と「発リンク」のSEO対策における違い

webサイトのSEO対策に欠かせない「リンク」ですが、リンクといっても「発リンク」と「被リンク」では全くリンクの内容が違います。

発リンクと被リンクがどのようなリンクを指し、それぞれどのようにSEOと関連してくるのか、本記事で說明します。

「被リンク」と「発リンク」のSEO対策における違い

リンクには大きく2種類ある

さて、SEO対策に興味をお持ちの方は、リンクの意味がわからない人はまずいないでしょう。インターネットを閲覧していて、文字や画像などをクリックすると別のURLに移動できるのが「リンク」です。正式には「ハイパーリンク」といいます。

もしリンクがなければ、すべてのホームページは単なる文書の束になり、ネットワークとは呼べない状態になります。リンクがあるからこそ、全てのホームページがネットワークとして繋がる事ができています。

リンクを大きく分けると、2種類あります。「発リンク」と「被リンク」です。

発リンクとSEO対策

まず「発リンク」とは、自分のウェブサイトやページから他の外部サイトへ向けて設置するリンクのことを指します。

例えば「SEO対策サービスのSEO Packサイトへ」というリンクがあったら、これは、今見ているこのページから製品サイトトップページへの「発リンクである」と言えます。
SEO(検索エンジン最適化)の観点から見ると、発リンクは主に以下のような役割や影響があります。

まず、発リンクを適切に設置することで、ユーザーにとって有益な情報源を提供でき、サイトの信頼性やユーザー体験の向上につながります。
また、Googleをはじめとする検索エンジンは、発リンク先の品質や関連性も評価対象としています。
信頼性の高い権威サイトへの発リンクは、自社サイトの評価向上に寄与する場合があります。

一方で、質の低いサイトやスパム的なサイトへの発リンクは、検索エンジンからの評価を下げるリスクがあるため注意が必要です。
nofollow属性を活用することで、SEO上のリスクを軽減することも可能です。

総じて、発リンクはユーザーの利便性を第一に考え、信頼できる関連性の高いサイトへ適切に設置することがSEOにおいて重要です。

SEO対策における発リンクの価値としては、リンク先のSEO評価を高める効果があります。

発リンクをする事にリスクはあるのか?

発リンクにはSEO上いくつかのリスクがあります。
例えば、不適切なサイトや低品質なサイトへリンクを貼ると、自サイトの評価が下がる可能性があります。
また、発リンクの数が多すぎる場合も注意が必要で、過剰な発リンクやスパム的なリンクはGoogleからペナルティを受けるリスクがあります。
発リンク数が多いと、ページの評価が分散しやすくなるため、必要以上に発リンクを増やさないことも大切です。
そのため、発リンク先の信頼性や関連性を十分に確認し、発リンクの数や内容を適切に管理することが重要です。

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発リンクを設置する際のポイント

発リンクを設置する際には、以下のポイントを意識してください。

アンカーテキストはリンク先の内容が分かるように具体的に記載する

例:「こちら」や「詳しくはこちら」ではなく、リンク先のタイトルや内容を明記することで、ユーザーや検索エンジンに分かりやすくなります

関連性の高いページや信頼できるサイトへリンクする

リンク先が信頼できる情報源であることを確認し、内容に関連性があるページを選びましょう

ユーザーの利便性を考慮し、必要な場所に設置する

ユーザーが知りたい情報にすぐアクセスできるよう、文脈に合った場所にリンクを設置します

リンクが切れていないか定期的に確認する

リンク切れはユーザー体験を損なうため、定期的にリンク先が有効かどうかチェックしましょう

発リンクのチェック方法

発リンクチェック方法にはいくつかの方法があります。以下に代表的なチェック方法とその説明をご紹介します。

1. Google Search Consoleで確認

一番手軽で一般的な確認方法としてはGoogle Search Consoleで確認する方法です。
ダッシュボード内の左メニュー「リンク」を選択し「内部リンク」という項目からURLをクリックすると、選択したURLにリンクしている上位のURL一覧が確認できます。

2. ブラウザの「ページ内検索」機能を使う

ページ上で「http」や「外部リンク先のドメイン名」などを検索することで、発リンクを目視で確認できます。
手軽ですが、リンク数が多い場合は見落としに注意が必要です。

3. HTMLソースの確認

ページのHTMLソースを表示し、<a href=>タグを直接確認します。
リンクの属性(nofollowなど)も同時にチェックできるため、詳細な調査に向いています。

4. 専用ツールや拡張機能の利用

「Check My Links」や「Ahrefs」などのツール・ブラウザ拡張機能を使うと、ページ内の発リンクを自動で抽出・一覧表示できます。
リンク切れや外部リンクの有無も一目で分かるため、効率的です。

5. サイト全体のクロールツールを使う

「Screaming Frog」などのSEOクローラーを使えば、サイト全体の発リンクを一括で抽出・分析できます。
大規模サイトや複数ページのチェックに最適です。

これらの方法を使い分けることで、効率的に発リンクのチェックが可能です。

同ドメイン内に発リンクした場合(内部発リンク)

例えば上記のように、同じサイトドメイン(https://seopack.jp)内でページから別のページに向けた発リンクであれば、あなたのサイトの中でどのページが大事かを調節することができます。

例えば、製品トップページに向けて設定した発リンクなら、このサイト(ドメイン)の中で、この製品トップページが大事だよ、とGoogleに伝えることができます。

商品説明ページを順位上昇させたいのに、会社概要のページが代わりに上がってしまっていたら、困りますよね。そんな場合は、リンクを商品説明ページに向けて設定し発リンクを増やしたりすることで解決できることがあります。

他サイトに発リンクした場合(外部発リンク)

株式会社ディーボ(https://devo.jp)のサイト上から、別のサイトであるhttps://seopack.jp(ドメイン)のURLにリンクした場合は、外部発リンクとなり、そのリンク先であるhttps://seopack.jpのSEO評価を高めることができます。この外部発リンクの事を「被リンク」と呼びます。

SEO対策においては、例えば自社で持っている別のサイト(別のドメイン)のページを順位上昇させたい時などに、こうした発リンク施策を行います。

上記の例でいえば、この記事から別ドメインのサイトである株式会社ディーボのサイト(https://devo.jp)内ページにリンクしたことで、このdevo.jp内のページのSEO評価を高めることができます。

被リンクとSEO対策

さて、上述しましたが「被リンク」とは、あるページに対して他のドメインのURLから貼られたリンクのことです。
被リンク他、「外部リンク」「受けるリンク」あるいは「バックリンク」などとも呼ばれます。

例えば、企業サイト devo.jp のページから、SEO Packの製品サイト seopack.jp にリンクが貼られています。
この場合、seopack.jpは「devo.jpからの被リンクを獲得している」と言えます。

同ドメイン内から被リンクがある場合(内部被リンク)

サイト内の同じドメインからの被リンクであれば、上述のように、サイト内でも被リンクを受けているページが重要ですよ、とGoogleに伝える効果があります。このようにドメイン間でのリンクは「内部リンク」と呼ばれます。
内部リンクを適切に調整することで、検索エンジンがサイト内のページを巡回しやすくなり、重要なページの評価向上やユーザーの回遊率アップなど、SEO効果が期待できます。
ただ、内部リンクの構築はサイト全体の評価向上において重要ですが、もう少し深く考えてみると、サイト内被リンクをいくら増やしても、根本的な順位対策にはならないという側面もあります。

サイト全体で持っている被リンクの本数に応じた「リンクパワーの総計」を、リンクジュースといいますが、内部被リンクを受けても、別ページが持っていたリンクジュースが被リンクを受けたページに移動するだけで、サイトのリンクパワー総計は増えません。この点は頭の片隅に置いておきましょう。

他サイトから被リンクを受けた場合(外部被リンク)

SEO対策で一番重視すべきなのが、自分のサイト以外の、他サイトから受ける被リンクです。外部被リンクとか、外部SEOとか、様々な言い方で說明されているのも、この外からの被リンクが重要だからです。

たとえばdevo.jpからseopack.jpが獲得している被リンクは、この外部被リンクです。これにより、seopack.jpは「リンクパワーの総計」を増やすことができます。つまり、リンクジュースが単純に増えるのです。

seopack.jpが外部被リンクを受けると、seopack.jp内の被リンクを獲得したURL、および、それ以外のページのリンクジュースが増加し、SEO評価を上げることができます。
そのため、この外部被リンクをどれだけ獲得できるかが、SEO対策においては非常に重要な意味を持ちます。

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リンク対策が足りているかチェックしよう

SEO対策をしているサイトで、発リンクは自分でいくらでも作れますが、どうしても不足しがちなのが、外部被リンクです。

これをサポートし、外部リンクを10本獲得支援するのが、総合SEOパッケージのSEO Packです。

月額固定7,980円(税込)と格安で利用でき、コンテンツ対策など他のサポートも充実していることから、多くのユーザーから支持され、株式会社ディーボの代表的なSEO対策製品の一つとなっています。

あなたのサイトで被リンク対策が不足していると思う場合は、SEO Packを導入してみましょう。

まとめ

本記事では、発リンクと被リンクの違いや、それぞれがSEO対策に与える影響について解説しました。
発リンクは自サイトから他のページやサイトへ向けたリンクであり、リンク先の評価を高める役割を持ちます。
一方、被リンクは他サイトから自サイトへ向けて貼られるリンクで、検索エンジンからの評価を大きく左右します。
特に外部被リンクはSEOにおいて非常に重要であり、サイトの信頼性や権威性を高めるためには欠かせません。
内部リンクの最適化も重要ですが、サイト全体のリンクパワーを増やすには外部被リンクの獲得が不可欠です。
発リンクや被リンクの状況を把握するためには、HTMLソースの確認や専用ツールの活用が有効です。自社サイトのSEO対策を強化したい場合は、外部被リンクの獲得を意識し、必要に応じてSEO Packのようなサービスの導入も検討しましょう。これらの施策をバランスよく実施することで、検索順位の向上や集客力アップが期待できます。

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