[2020/10/21]
新しいページ作成、その後に。検索エンジンに一早く知らせる2つの方法
新規ページを作成した場合、公開直後、すぐに検索結果に表示されるわけではない事はご存じかと思います。
Googleにインデックス(登録)されていなければ、そのページは、検索結果で表示される事はありません。
新しいページはGoogleにページの存在を認識してもらう必要があります。
新しく作成したページが自然に検索エンジンに登録されるまで待つ場合は、そのサイトのクロール頻度にもよりますが、数日から1ヶ月程度の時間を要します。
本記事では、新規ページのSEO対策に即着手できるよう、検索エンジンに一早く知らせる方法として「Google Search Consoleの活用」と「サイト内の改善」という2つの方法をご紹介します。
はじめに、「Google Search Console」を利用しインデックスを促す方法として2つの機能の活用法をご確認ください。
目次
Google Search Consoleの機能を活用しインデックスの促進
Google Search Consoleは、登録したサイトのエラーなど問題を発見したり、Googleからのメッセージを確認したりなど、検索順位に関わる問題を発見できる無料ツールですが、ツールを利用するためには、Googleアカウントを取得し「プロパティタイプを選択」で登録を進め、ツールにサイトが登録されてある事が必要です。
1.URL検査
Google Search Consoleの「URL検査」という機能を活用します。
URL検査という項目をクリックし、新規ページのURLを入力すると、Googleに登録されているか、前回のクロールはいつか、正規URLはどのURLかなど、入力したURLに対する情報が確認できます。
インデックスされていないURLの場合は以下のような表示となります。
「インデックス登録をリクエスト」をクリックすると、リクエストしたURLにクローラーが巡回してくれます。是非、お試しください。
「インデックス登録をリクエスト」の受付について
2020年10月20日現在では、「インデックス登録をリクエスト」の受付が停止しています。
インフラを変更する目的で一時的に受付を停止する事をGoogleが公式にアナウンスしています。
通常のクロールとインデックス作成には影響しないという事で、サイト運営に大きな影響はありません。数週間後に機能が利用できるようになっている予定です。
2.XMLサイトマップの送信
Google Search ConsoleにXMLサイトマップを送信すると、サイトをクロール(巡回)するクローラーにサイト内にどういったページが存在するかというヒントを伝え、サイトのクローラビリティが向上します。
新しいページを作成した場合、XMLサイトマップに追加し、ページに巡回してもらうようにしましょう。
XMLサイトマップは、サーバーのトップディレクトリにアップロードします。サイトマップ内には全てのページを記載する必要はありません。重要なページの一覧をクローラーにわかりやすく伝えるという事が目的です。
XMLサイトマップの作成方法については、いくつかルールがあります。
XMLサイトマップ作成のルール
- ファイルは UTF-8 エンコードで作成します。
- < urlset > タグで始め、< /urlset > タグで閉じます。
タグ内にネームスペース (プロトコル標準) を指定します。 - 各 URL に < url > エントリを XML 親タグとして含めます。
- 各親タグ < url >に子エントリ < loc > を含めます。
XMLサイトマップを自動で生成できるフリーツールも「XMLサイトマップ 作成」で検索するといくつかヒットします。ツールを利用する事で簡単にXMLサイトマップが作成できますので、作成したXMLサイトマップのURL(サーバーのトップディレクトリにアップロードしたXMLファイル)をGoogle Search Console内の「サイトマップ」から送信しましょう。
サイト内の改善
次に、新しく作成したページを検索エンジンに知らせる為の「サイト内の改善」に着手しましょう。
1.内部リンク構造を見直し
Googleにインデックスされているサイト内の既存ページ(例えばトップページ)から、新規作成したページにリンクを設定し、クローラーが新規ページを発見しやすいようにしましょう。クローラーはサイト内を、リンクを辿りながら移動します。
新規ページは特別な意図が無い限り、サイト内の他のページから孤立させないようにリンクを設定しページ間を繋げる事で、クローラーが発見しやすくなります。
また、検索ユーザーに対しても同様にページの存在に気づきを与える事ができます。
内部リンク構造の見直しには、コンテンツ内に直接リンクを設定する他、パンくずやナビゲーションメニューなどを見直し導線を確保すると良いでしょう。
2.表示速度の改善
表示速度はSEOの重要な順位決定要因の一つですが、表示速度の速いサイトは検索エンジンにインデックスされるスピードが速い傾向にあるといわれています。表示速度の向上は、「画像サイズの軽量化」が一つの手段となります。Googleの画像フォーマット「WebP」を取り入れた画像サイズの軽量化についてはこちらの記事「【実践】Googleの画像フォーマット「WebP」でページスピード改善」でご確認ください。
まとめ
新規ページを作成したら、検索エンジンに一早く発見してもらうための2つの方法をご紹介しました。
ご紹介した方法以外にも、SNS活用など手段はありますが、
検索エンジンに新規作成ページの存在を知らせる基本的な方法としては「Google Search Consoleの活用」と「サイト内の改善」となります。
新規ページを作成した後、待てど暮らせどインデックスされていないようなら是非、お試しください。
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