[2016/02/25]
被リンク一覧の取得方法
Googleは設定されている被リンク先を全て公開していませんので、我々は設定されている被リンクをすべて把握することができません。
ただ、いくつかの方法を使うことで、設定されている被リンクの多くを知る事ができます。
被リンクの一覧が欲しいと思うケースとして、
・過去に設定した被リンクを整理したい
・どんなところから被リンクされているか状況を把握したい
・ペナルティになった(ペンギンアップデートが怖い)ので被リンクを精査したい
などと今ついている被リンクに不安をお持ちの方が被リンクの一覧が欲しいかと思います。
以下に被リンク一覧の取得方法をご案内します。
設定されている被リンク一覧の取得方法(すべての被リンクではない)
1)下記2つのツールから被リンク一覧を取得する
・サーチコンソール
・ahrefs
2)2つの被リンク一覧の重複をチェックする
3)被リンク一覧が完成
※ここで完成した被リンク一覧は、現在設定されている被リンクのすべてではありません。
設定されている被リンクのすべてを確認することはできません。
※1)の作業で2つのツールをご案内しました。他に同じようにリンク一覧が取得できるツールとして、Open Site Explorer やMajestic SEOがあります。しかし、これらのツールで被リンク一覧を確認しても取得できる情報が非常に少ないです。
※ahrefsの無料版を利用した場合は、被リンクの一覧をユーザー登録なしで5本、ユーザー登録ありで10本しか確認することができません。
具体的な被リンク一覧の取得方法
1)サーチコンソールからの被リンク一覧取得方法
1.Google サーチコンソールにログインする
2.「リンク」をクリック
3.「上位のリンクされているページ」の「詳細」をクリック
4.ターゲットページにて「エクスポート」
現在Googleが公開している被リンク数を確認することができます。
※サーチコンソールを利用できるのは、サーチコンソールのアカウント情報を持っているサイト管理者のみです。
我々SEO業者もお客様の被リンク一覧をサーチコンソールから勝手に抜き出しすることはできません。
2)ahrefsからの被リンク一覧取得方法
※ahrefsは、1日2サイトまで利用可能。無料の会員登録をすることで、1日10サイトまで利用可能です。ただし、以下にご案内する被リンクデータ一覧の取得には厳しい制限があり、無料会員登録が無いユーザーは、5本まで、無料会員登録があるユーザーは10本までしか被リンク元の情報を確認できません。
1.Ahrefsにアクセスする
2. URLを入力し、「検索」ボタンをクリックする
3.「INBOUND LINKS」-「Links」をクリックする
4.「データのエクスポート」をクリックする
5.「ダウンロード」ボタンをクリックして、被リンク一覧を取得します。
Ahrefsは独自に被リンクのデータを取得しているようです。一部機能だけがある小さなGoogleみたいなイメージでしょうか。
他のツール(Open Site Explorer やMajestic SEO)よりも多くの被リンクデータを取得できます。
また、これら以外にも、弊社のhanasakigani.jpや他社ツールですがSEOチェキなど被リンク情報を確認できる無料のSEOツールがいくつかあります。
各ツールとも試しましたが、確認できる被リンク先が非常に少なかったです。
各ツールは、作成者がGoogleではないため、独自の方法で被リンク先のデータを調査しています。その調査方法が独自のため被リンク先が全然確認できないこともあります。
たまに、お客様から○○ツールを使って調べたけど、設定されているはずの被リンクが確認できなかったと問合せをいただきますが、それは上記理由のためです。
まだYahoo!が主流だったころは、比較的被リンク先を確認しやすかったのですが、今はGoogleがサンプルしか公開していないためすべての被リンクを確認できません。
広告枠の変更 Google
Googleの検索結果画面が数日前から少し変わりました。お気づきになりましたか?
アドワーズ広告の表示形式が変わりましたね。
これまでは、検索結果画面の右側に広告が表示されていましたが、現在は右側の広告がなくなり、検索結果上部にのみ表示されるようになりました。
以前は、赤枠内にアドワーズ広告が表示されていましたが、なくなりました。
代わりに青枠内に最大4つまで広告が表示されます。
上記のように、アドワーズ広告とわかるよう「広告」と黄色で表示されます。
私は、検索結果画面を毎日見るのが仕事のため、これは広告だとすぐわかりますが、一般の人は、どれが広告なのか、どれが自然検索結果なのかわからないと思います。
1ページ目に表示される自然検索の枠は、10サイトまでとこれまでと変更ありません。
Googleはモバイル検索に対応するため、今回の広告枠を変更したと言っています。
しかし、私はモバイル検索が非常に伸びていますので、Googleが将来的なPCからの広告収益、新規広告出稿者の増加を狙ってのことでしょう。
今回の検索結果画面の変更により、ユーザーがこの検索結果画面になれるまでの少しの間は、自然検索で1位表示された際のクリック率に影響があると思います。
ただ、Googleはユーザー主体の検索結果画面を作ろうとしていると思いますので、期待も込めて今後も変わっていくかな?(そうであればいいな)と思っています。
我々は、ユーザーに価値がある自社サイトを上位表示できるよう、引き続きSEO対策に取り組みましょう!!
Google大変動が落ち着く
2月18日(木)から比較的大きなキーワード順位の変動を見せていたGoogleですが、キーワード順位の変動が落ち着きました。
▼namaz
Namazは、2月19日、20日、21日と大きな変動を3日間連続して大きなキーワード順位の変動を記録しています。
▼mozcast
mozcast は、2月18日 82°を1日だけ大きなキーワード順位の変動を記録しています。
Googleからは何も発表がありませんでしたので、このキーワード順位の変動理由がわかっていません。
namazが取得しているキーワードの変動状況を確認すると、まだ一部キーワードの順位が大きく動いていることがわかりました。
通常時:4位程度、キーワード順位が変動しています。
以下、過去24時間以内に大きくキーワード順位が動いたキーワードを3つご紹介します。
変動値が大きいキーワード
バイト 日払い
最大の変動幅は、38.4位、変動幅の平均は、21.1位です。
比較的大きな変動を続けています。他にも多数のキーワードの順位変動状況を調査していますが、このような大きな変動が継続しているキーワードはありません。
大変動があるとき「バイト 日払い」のキーワードだけは特別な動きをすることがこれまでにも多くありました。
フィットネス
フィットネスの最大の変動幅は、32.04位、変動幅の平均は、6.9位です。
22時間前に、一度大きく順位が入れ替わりましたが、その後は、平常時とほぼ同じ程度の順位変動となっています。
病院
病院の最大の変動幅は、29.51位、変動幅の平均は、8.1位です。
19時間前にやや大きな変動があり、6時間前には大変動がありました。そのほかの時間帯を確認すると、安定しています。
反対に全く変動していないキーワードもあります。変動していないキーワードを以下に3つご案内します。
変動値が小さいキーワード
成田空港駐車場
成田空港駐車場の最大の変動幅は、0.82位、変動幅の平均は、0.45位です。
最もキーワード順位が変動していないキーワードです。
中国語 skype
中国語 skypeの最大の変動幅は、1.01位、変動幅の平均は、0.75位です。
千葉 債務整理
千葉 債務整理の最大の変動幅は、1.63位、変動幅の平均は、1.00位です。
平均値程度の変動を見せているキーワードもいくつかご案内します。
変動値が平均的なキーワード
サプリメント
サプリメントの最大の変動幅は、15.13位、変動幅の平均は、3.9位です。
9時間前に大変動、8時間前と2時間前に少し大きな変動をしています。
そのほかの時間帯は、変動幅が2位と通常時よりも動いていないことがわかります。
キャッシング
キャッシングの最大の変動幅は、5.5位、変動幅の平均は、3.91位です。
大変動を見せることもなく、安定しています。通常時はこのような動きをしているキーワードが多い傾向にあります。
羽毛布団
羽毛布団の最大の変動幅は、7.11位、変動幅の平均は、4.00位です。
18時間前に大き目の変動がありましたが、後の時間帯は安定しています。
まとめ
数日続いたキーワード順位の変動が安定しました。
上位サイト=Googleが評価するサイト=ユーザーが求めている情報があるサイトです。
上位サイトが大きく入れ替わる事が少なくなると思われますので、まずは上位サイトの傾向を分析し、不足している情報を自社のサイトに取り入れするSEO対策を開始してはいかがでしょうか。
SEO対策でどうしても実施してほしいのは以下3つです。詳しくはこちら
1)被リンク設定
2)コンテンツの見直し
3)タイトルタグの設定
被リンク設定は徐々に行うことがお勧めです。昔よりも効果が出るまでに時間がかかるケースもありますので、早めに実施することをお勧めします。
困ったら、基本のSEO Pack(被リンク10本設定)をご利用ください。
ぜひ上記3ポイントを見直しし、1位表示を実現してください!!
キーワード比率は重要なの?
数年前まで、SEO対策のキーワード比率は、SEO対策で非常に重要な要素でした。
上位表示させるには、キーワード比率:○%が必須で、不要な文章の追加、画像のALTタグにキーワードを追加するなどを過去のSEO対策では行う必要がありました。
現在では、検索エンジン精度が向上し、キーワード比率:○%は不要の対策です。
反対に、ページ内にある不要な文章(キーワードの羅列となったような文章)、ALTタグやメタタグに詰込まれたキーワードなどがペナルティの危険を招いています。
キーワード比率はどのように変化し、今後はどのように考えるべきかを以下にまとめました。SEO対策のご参考にしてください。
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