[2014/08/21] (最終更新日 2021/06/21)
「ペンギンアップデート3.0に備えて何をすればいいんでしょうか」
8月18日のSEO Japanの記事「Googleのペンギン3.0がローンチ間近か??」公開以降、ペンギンアップデート3.0が話題に上っています。
過去のペンギンで既に何らかの対応を経験済みの方はともかく、その他のSEO担当者からは、こんな声が聞こえてきそうです。
「ペンギン3.0が来るかも、ということはわかったが、いったい何をすればいいの?」
結局、ペンギン3.0による変化は実際起きてみないとわからないのが本当のところなのですが、かといって、何の知識も準備もなくペンギン到来を待つのも落ち着きません。
本記事では、ペンギン3.0について知るべきことと、できること、について書きます。
ペンギン3.0ってなに?
したり顔で「ペンギンが来るらしいよ」などと話していながら、実は
「ペンギンは…、コンテンツへのペナルティ?リンクプログラムへのペナルティ?なんだっけ?」
と内心うろ覚えの方も一定数いらっしゃるのではないでしょうか。
ペンギンアップデートは、キーワードスパム(コンテンツに関係ないキーワードを詰め込む)や、何の価値もない無限自動生成コンテンツからのリンク、隠しテキストなど、Googleのガイドラインに反するウェブスパムを行うサイトの順位を下げるアルゴリズムです。
1.0から2.0と進むにしたがって、ペンギンアップデートでスパムを見抜く精度は高まってゆきます(と思われます)。そして、その「スパムを見抜く精度」が、ペンギン3.0になってさらに高まるだろう、ということです。
もし、上記にあげたようなスパムを行っていれば、ペンギン3.0順位が下がる確率は高いでしょう。一方、これらのスパムを行ってないなら、順位は上がりこそすれ、順位が下がる確率は低いでしょう。
ペンギン3.0が来る前に or 来た後、何をすればいいの?
ペンギン3.0が来る前にもし対策をするのであれば、それは、上記にあげたガイドライン違反スパムをやめること、でしょう。
そもそも、キーワードスパムや無限自動生成コンテンツ、隠しテキストなどは、数年前までは効果があったとされる、いわば前時代的なSEOの手段です。現在では、スパム判定以前に、SEO効果があるかどうかすら怪しいものがほとんどと思われます。前時代的なのでやめましょう。
こうしたスパムを行ったままだと、ペンギン3.0後にペナルティを受ける確率は高くなるでしょう。また最近は、スパムどころか「何らSEO対策を行っていない」サイトですら、突然ペナルティを受けて順位が下がることもあります。
ただ、いずれにせよ、ペナルティは適切な対応さえ行えば解除可能です。
弊社管理サイトに実際起こった「身に覚えのないペナルティ」の対応事例が、当ブログの過去記事に掲載されています。ここにあるとおり、迅速かつ適正な対応さえ行えば、被害は最小限で済みます。
\無料診断の活用で課題を明確に/
外部リンク、内部状況、コンテンツ状況からSEO対策の課題が見えてくる無料調査です。
「対策ページの弱点は何か...」などお悩みをお持ちの方は、一度「SEOパーソナル診断」をご利用ください。
まとめ
まとめると、ペンギン3.0が起こる前 or 後の「やること」としては:
- もし既に(もうSEO効果すらないような)スパムを行っていたら、早々にやめる
- それでもペンギン3.0で不慮のペナルティを受けたら、上記記事などを参考に適正に対処する
の二点となるでしょう。
当ブログで繰り返し述べていますが、アルゴリズムアップデートへ準備、あるいは万一のペナルティへの対応において、一番に求められることは「迅速かつ適正な対応を行うこと」です。
新しいアルゴリズムの導入や、その他のGoogleからの公式発表を受け、ときには過剰な反応が世間にはびこることがあります。しかし、そうした際でも、SEO担当者が行うべきことは、確かな情報に基づいた適正な対応と、機会損失を減らし利益を最大化するためのたゆまぬSEO対策の努力である、と言えます。
→外部・内部のSEO基礎を固めるパッケージ SEO Pack
この記事が役に立ったらSNSで共有してください。