重複コンテンツ、即統合すべき?放置でいい?/Googleが説明

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[2016/05/01] (最終更新日 2021/07/08)

重複コンテンツ、即統合すべき?放置でいい?/Googleが説明

SEO対策において、しばしば混乱を招くのが、重複コンテンツ(互いに異なるURLに掲載された、内容が同じコンテンツ)の扱いです。
サイト運営を行っていると、知らないうちに重複コンテンツを作成してしまうことがあります。
自社サイトの中に、サイトコンテンツの増設・移設を行う際や、サイト移設の際、複数サイト統合の際に重複コンテンツが出来てしまうケースが見られます。

この状態だとSEO評価は下がるのでしょうか?だとすれば即解決が必要なのでしょうか?それとも、放置で問題ないのでしょうか?
この疑問にGoogleが有益な回答を返しています。本記事でご紹介します。
20160501-duplicate

重複コンテンツとは

重複コンテンツというのは、ドメイン内外を問わず、互いに異なるURLに他のコンテンツをコピー、非常に類似するコンテンツの事を重複コンテンツと言います。
重複コンテンツは、多くの場合、ユーザーにとって価値のないコンテンツとなっているものが多いように思います。

重複コンテンツは、上述した通り、知らないうちに作成してしまうケースが多いのですが、この程度は問題ないと認識して作成したコンテンツが重複コンテンツとなっているケースがあります。
コンテンツの内容がどの程度類似(一致)していると、重複コンテンツになるのかという明確なデータはありません。

悪意のない重複コンテンツとなる例として、Googleは下記の例を挙げています。

•通常ページと携帯デバイス用の簡易ページの両方を生成するディスカッション フォーラム
•複数の異なる URL で表示またはリンクされる商品ページ
•ウェブページの印刷用バージョン
出典:Search Console ヘルプ

その他、重複コンテンツとしては以下があります。
検索エンジンのランキング操作やトラフィックの増大を意識して、複製したコンテンツ

例)地域名のみが異なるサイト
都市名だけが異なるページを、ドメイン内外で複数作成したサイト、ページ
例)サイトの一部分だけが変更されているページ
商品名やサービス名だけが異なるページを、ドメイン内外で複数作成したサイト、ページ

コンテンツを盗用され他のサイトに載っている
翻訳しただけのコンテンツ(英語を日本で翻訳しただけのコンテンツ)

Googleは、サイト運営していると、重複コンテンツは、必然的に生まれてしまい、仕方がない。全コンテンツの20%程度が重複コンテンツと認めています。悪意のない重複コンテンツですと、SEO対策的に大きな問題とはならないであろうと思います。

単なる重複コンテンツだけではペナルティにはならない

上述のとおり、重複コンテンツだからといって、それだけでGoogleからペナルティを受けることはほぼないという事がわかりました。
Googleはよく「重複コンテンツはインターネットでは必然的に生まれるものであり、それ自体が悪いこととは考えていない」と説明しています。そもそも重複コンテンツ自体はあって当然のもので、それだけで良いとも悪いとも言えないものなのです。

例えば、同じ商品を扱う複数のURLが、同じ紙カタログから引用した同じコンテンツを載せている、というケースなど、考えるといくらでも「重複コンテンツ」ができそうなケースが思い浮かびます。ゆえに、この程度だと順位が落ちたりはしないのです。

重複コンテンツによって発生しうる問題

悪意がある場合はもちろん、悪意が無くても、Googleの判断によっては、重複コンテンツとみなされる場合があります。そういった場合、重複コンテンツで問題が起きることもあります。主なものは下記です。

  • 複数の重複コンテンツがあったら、どれか一つしか検索結果に出ない
  • 複数URLにアクセスや評価が分散する
  • あまりに重複が多いとペナルティになる
  • 検索エンジンクローラーが効率的にサイトを巡回できない

ひとつひとつを以下で見てみましょう。

1. どれか一つしか検索結果に出ない

もし重複コンテンツが2つあったら、いずれか一つしかGoogle検索結果には表示されません。これは、検索ユーザーを混乱させないためのGoogleの仕様です。
検索結果に出なくなったURLは、もちろん、検索ユーザーから訪問されなくなります。

2. アクセスや評価が分散してしまう

とくに同サイトに重複コンテンツがあると、サイト内のアクセスや評価が分散します。
分散した結果、例えばソーシャルシェアなどでSNSリンクを獲得するにせよ、重複コンテンツ同士にリンクがバラけ、SEOパワーが分散して無駄になることがあります。

3. あまりに重複が多いとペナルティになる

最初に「重複コンテンツは即ペナルティにはならない」と書きましたが、不自然に多すぎるとやはりペナルティになります。
例えば、サイト全部が同じコンテンツでできているとか、他人のページをコピーしたために通報されるとか、こうした場合にはペナルティが発生します。

ユーザーが求める価値ある情報を検索結果に表示させる

重複コンテンツを取り締まるアルゴリズムとして「パンダアップデート」がありました。
Googleに重複コンテンツと判断された場合、検索結果から除外され、時には、ペナルティ判定を受けてGoogleサーチコンソールへメッセージが来るケースがあります。

Googleは、「ユーザーが求める価値ある情報を検索結果に表示させる」ことを、基本概念としています。
基本概念に背くコンテンツは、作成する時間がムダですし、検索ユーザーにも迷惑です。
サイトを作成・運営する際は、この基本概念を忘れないようにしましょう。

重複コンテンツがある場合の対応方法

対策方法としては、いくつかあります。
1. URLを正規化する(方法はいくつかあります)
 1-1)rel=”canonical”を設定する
 1-2)301リダイレクト
 1-3)サーチコンソール上で、正規URLを指定する
2. 不要ページの場合は、削除またはnoindexを設定する
3.コンテンツ内容を大幅に書き換えする

重複コンテンツ判定をGoogleからまだ受けていないサイトの場合、本対応を行うことでキーワード順位が下落する場合があります。

実際自サイト内に重複コンテンツができたらどうすれば?Googleから公式回答

重複コンテンツで即ペナルティが起きるわけではないのですが、こうした問題が起きる可能性はあるので、できるだけ重複コンテンツを回避したいものです。
しかし、問題は、重複コンテンツが多数あったり、重複コンテンツを見つけるのが大変な場合です。とりわけ運営実績の長いサイトや中規模サイトを統合する際など、こうした問題に出くわします。

これは、リソースを集中し、できるだけ早く見つけて統合したほうがよいのでしょうか?あるいは、どれくらいの優先度になるのでしょうか?

サイト管理者の質問と、Googleからの公式回答

まさにこうした悩みを、あるウェブ管理者が米Googleウェブマスターヘルプに投稿しました。すると幸運にも、この投稿にGoogle上級管理者のジョン・ミューラー氏から直々の回答がついたのです。有益なやりとりであるため、経緯と全文翻訳を紹介します。

質問したサイト管理者は、3つの企業サイトを一つにまとめるという難局に当っているところのようで、それに伴ってやむを得ず発生する重複コンテンツにつき、全部見つけて全部統合するのは大変なため、どうすればいいのかをGoogleに質問しました。

ジョン・ミューラーの回答:

3サイトを1つにまとめるなんて、とても大変ですね。

おすすめしたいのは、まず、全部ちゃんと準備して進めることです。
これから行う変更ポイントを全部書き止め、実際に作業するときには、何が起こるかしっかりチェックしておくこと。

実際に手を付けるときは、ここの情報が役立つでしょう。
一般的なことはここに全部書いてあります。
URLの変更を伴うサイト移転|Googleウェブマスターサポート

まずは、準備するのに十分なだけの時間を取り、それから、問題が起きても淡々と対処すること。全部の作業をダブルチェックすること。
ひとまず重複コンテンツについては気にしなくていいので。
そうしたら色々上手くいくはずですよ!

結論:重複コンテンツ対応は「あとまわし」でよい、しかし…

ここでGoogleのミューラー氏が言っているのは、

重複コンテンツの対応は保留にして、まずはサイト統合を済ませようということです。
最重要事であるサイト統合を問題なく完了させ、それから、どこかのページを順位上昇させたい際などに、はじめて関連ページの重複コンテンツをチェックして順番に統合していくとかいった順序でかまわない、ということです。

では「あとまわし」にすべきでない対策とは?

重複コンテンツ対応が後回しでよいのは、それだけで順位は上がらないからです。
それよりも、SEO対策で評価対象となる重要な対策に手をつけるべきだということなのです。

被リンク対策や内部対策、コンテンツ対策は基本的対策となりますが、SEO Packでは前述の3つの基本的対策が可能です。
順位を上げたいページがあったら、こうした基礎SEO対策が済んでいるかどうか、しっかりチェックしましょう。

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