[2016/12/20] (最終更新日 2021/02/10)
検索上位を獲得するための11の基礎知識

検索上位を獲得するためにはいくつかの知識を身につける事が重要です。
検索エンジンの上位を獲得すれば、より多くの人がホームページへ訪問してくれるようになります。検索上位を狙うための様々な方策のことを「SEO対策(エスイーオー対策)」といいます。
正しいSEO対策の積み重ねによって、検索上位を狙うことが可能となります。そのためにはどんな事が大切なのか、11個の基礎知識から考えてみましょう。
目次
1. 検索エンジンを知る
検索エンジン = Googleだと考えて下さい。少なくとも日本語でSEO対策をする上では、検索エンジンとはGoogleのことだと考えて問題ありません。Yahooはどうなんだと思われるかもしれませんが、Yahooの検索エンジンはGoogleの検索アルゴリズムを使っているので、GoogleとYahooでは結果がほぼ同じになります。したがってGoogleの動向に集中しましょう。
2. 検索順位はどうやって決まるか

検索順位は、Googleが決めたページの評価決定方法に基いて決定されます。この評価決定方法は「検索アルゴリズム」などと呼ばれています。Google独自の検索アルゴリズムは200以上も要因があり、大変複雑なものですが、簡単にまとめるならば2つの要素に分けられます。検索上位のために重要な2大要素は「コンテンツ」と「外部リンク」の2つです。とりあえず今は、この2つが検索順位の決定要因に大きく関わるということを覚えておいてください。
3. コンテンツとは
コンテンツとは、サイトやページの「内容(中身)」の事です。ユーザーの役に立つコンテンツが多いほど、検索エンジンはそのサイトやページを評価します。反対に、ユーザーの役に立つコンテンツが少ないサイトやページは評価されません。検索エンジンは非常に賢く、コンテンツの良し悪しをかなり正確に判断できるようになってきています。様々なSEO対策の大前提として、役に立つ情報が多いコンテンツ=ユーザーが求めるコンテンツを作ることを念頭に置いて下さい。
詳しく見る:SEOの大切な要素:ユーザーが求めるコンテンツとは
4. 外部リンクとは
外部リンクとは、自分のサイトとは別のサイトから受けたリンクの事です。たとえば、「SEO対策 | 株式会社ディーボ」←これは、「SEO Packブログからディーボ公式サイトへのリンク」です。外部リンクを様々なサイトから集めているページを、Googleは高く評価します。
そもそもGoogleの検索エンジンが大成功した一因として、外部リンクを評価の要素として重視したことが挙げられています。「外部リンクが無いと検索上位は狙えない」という事はありませんが、外部リンクが短期間での順位上昇にかなり有効であるという事を認識しておきましょう。
詳しく見る:Googleが「外部リンク必須」の理由語る/いまの検索順位の仕組みは?
5. 検索上位を狙うキーワードは1つに絞る
「このキーワードで検索した時に上位に表示されたい」という場合、そのワードを対策キーワードといいます。SEO対策で重要なのは、
詳しく見る:SEOのはじめの一歩。プロが必ず行うキーワード選定と上位分析とは
6. タイトルは検索上位を目指すなら超超超重要!
htmlのタグの中で圧倒的に重要なのが<title>(タイトル要素)です。タイトルは、検索エンジンがページの内容を把握するにあたって最も重視する部分です。極端な事をいえば、ページの中でキツネについて詳しく説明していても、タイトルが「タヌキのすべて あなたの知らないタヌキの習性10」とかだとタヌキについてのページだと判定されてしまうこともあります。
検索エンジンにとっても、生身のユーザーにとってもタイトルはページの「表札」となる部分です。よく考えて、ベストなタイトルを設定しましょう。
7. 上位の傾向をつかむ
前述のとおり、検索エンジンはユーザーの役に立つページを評価します。この事から検索上位を獲得するには、ユーザーが何を求めているのかを知る必要があります。
ユーザーの求めるコンテンツを知る方法は簡単です。あなたが上位化を狙っているワードで、検索をかけてみれば良いのです。そうすると、検索結果の上位にはユーザーから支持されているサイトが出てきます。それらを一つ一つ調べて、どんな特徴を持っているのか調べてみましょう。
そうやって抽出されたポイントを、自分のサイトにも反映させていけば、おのずとユーザーに求められるページに近づいて行きます。
SEO対策は試行錯誤の連続。サイトの中身を色々変えてみて、ユーザーの反応や検索順位の動向に合わせて方向性を決定していくことが重要です。
8. テキスト量を一定以上に
検索エンジンは主に、ページの中のテキスト(画像ではなく、キーボードで打ち込まれた文字)からコンテンツの内容を判断します。テキストの分量自体が少ないと、「コンテンツが少ないページ」と評価され、検索上位も難しくなってしまう場合があります。目安としては、1つのページに2000字以上のテキストコンテンツを配置して下さい。
9. 「サーチコンソール」他、便利SEOツールの活用

SEOに関するツールは玉石混交様々なものがあります。中でも必須といっても過言ではないツールは、Googleの公式サービス「サーチコンソール」です。Googleから、サイトの状態について連絡が来たりするほか、SEO対策に必要な様々なデータを取得することが出来ます。ツール内には独特な用語などが散りばめられていて馴染みづらいところもあるかもしれませんが、慣れればサイトの運営・管理が大変便利になるツールです。まずは登録しておきましょう。
詳しく見る:サーチコンソール(Google Search Console)の使い方とSEO

SEO対策は計測や調査、分析の繰り返しです。それには膨大な手間と時間がかかりますが、SEOツールを活用すると正確で迅速な判断に役立ちます。SEOツール「seodoor(セオドア)」は、順位計測やキーワード調査、内部対策・コンテンツ対策もできてしまうSEO対策プラットフォーム。まずはアカウント無料申込で7日間無料体験をしてみましょう。
10. 定期的なサイトの更新
サイトに新しい情報があるかどうかは、検索エンジンがコンテンツの価値を判断するにあたってのポイントの1つになります。サイト内にブログを設置したり、様々な最新情報を公開するページを定期的に増やしていくことで、検索エンジンの評価に変化がみられる場合があります。ユーザーにとっても更新頻度はサイトの信頼度に結びつきやすいので、サイトは「作って終わり」では無く、常に最高の状態を保っていくことを心がけましょう。
11. 内部リンクの拡充
内部リンクとは、サイト内の別のページに対するリンクです。たとえば「SEO対策に効く文章の書き方 5つのポイント」←これが内部リンクです。
内部リンクの最適化が重要な理由
・クローラーがサイトを巡回しやすくなる
・クローラーがリンク先の内容を理解しやすくなる
・サイト内で重要なページとして評価してもらえる
・関連するページへのリンクを貼ることによって、ユーザビリティにも好影響
参考:内部リンクとは?内部リンクの最適化と重要性について
内部リンクは検索ロボットにとってもユーザーにとっても良い影響をもたらします。適切に内部リンクを配置して、検索上位の獲得に結びつけましょう。
まとめ
検索上位を獲得するには、いくつかの基礎知識と的を射たSEO対策が必要です。ユーザーと検索エンジンの両方から評価されるために、本記事で紹介した基本を大切にしつつサイト運営を進めていきましょう。
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