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タイトルタグは、Googleランキング決定の明確な要素ではない!?
タイトルタグは、ページのコンテンツよりランキング決定の重要要素ではないとGoogleのJohn Mueller氏がいっています。
簡単に言うと、タイトルタグが無くても順位はつくが、コンテンツが無いと順位がつかないです。
タイトルタグが無い場合、検索エンジンはページ内にあるキーワードと思われるものをタイトルとして扱いうことができます。
タイトルタグが無いことで順位下落することはありません。
一方、コンテンツは何について書かれているページかGoogleが知るために重要な要素です。
コンテンツが無い場合順位下落があり得ます。
順位を向上させたい場合は、タイトルタグよりコンテンツを重要視するよう解説しています。
実際はどうなのか?
コンテンツの重要度も上昇していると思います。
タイトルタグ
確かに少し前ですと、タイトルタグがSEO対策の最も重要な要素でした。
タイトルタグ内に、SEOキーワードを埋め込むことは最も重要で、それをやらないと上位表示が困難とされていました。
今では(Googleの読解力が向上したこともあり)、タイトルタグが無いと、ページのコンテンツ(内容)から主要なキーワードをGoogleが割り出し、タイトルとして認識してくれるようになりました。
とは言っても、タイトルタグは適切にSEOキーワードを入れて設定した方が上位表示が実現しやすく、上位表示までの期間が短いように思います。
まだまだ、タイトルタグはSEO対策として重要な要素の1つであることは変わりありません。
コンテンツ
コンテンツの重要度が以前より増しているのは確かです。
いくら素晴らしいタイトルタグを設定しても、コンテンツがないと上位表示は期待できません。
1ページ1キーワードと設定したキーワードの内容に合わせて、コンテンツを作成する必要があります。
また、コンテンツ作成の際のポイントは、ユーザーがどんな情報を希望しているか考えることです。
Googleはユーザーが希望する情報に合わせて検索結果を決定している(はず)ですので、上位化しているサイトを確認し、どういった傾向のコンテンツがあるかをチェックし、自分のサイトに合わせてコンテンツを作成していくと良いと思います。
有効なコンテンツの作成方法は「コンテンツSEO:有効なコンテンツを作成する」をご覧ください。
なお、SEO Packでは、ご契約後に、タイトルタグ、コンテンツ内容のチェックポイントが記載された資料を提供しています。
SEO PackでできるSEO対策のサービス内容を確認
SEOで集客する、新・旧2つの柱
ホームページに集客する手法の1つとして、SEO対策があります。
SEO対策での集客は、2つの柱があります。
- TOPページ型
- ブログ型
各特長について、以下に説明します。
TOPページ型
これは昔からあるパターンです。(一般的なSEO対策です)
TOPページ(または下層ページ)に対して、SEO対策を行います。
1ページに1キーワードに設定し、コンテンツを作成します。
この方法は、コンバージョン(売上)に直結しやすいですが、集客できる数には限りがあります。
TOPページ型の施策
- 被リンク設定
- 内部対策の実施
です。
このTOPページ型のみで集客を図っているケースが多いと思います。
まずはこの方法で、集客を行うことをお勧めします。
弊社のSEO Packなどを利用されるお客様は、このTOPページ型がほとんどです。SEO Packの場合、86%が30位以内にランクインしています。
ブログ型
ブログの記事を書くパターンです。
コンバージョン(売上)には直結しにくいですが、多くの集客が期待できます。
ブログのTOPページではなかなか集客できないため、各記事ページでロングテールキーワードで集客します。
1記事に対して、1個しか検索されない場合もありますが、記事の数を多くすることで、検索のチャンスを増やします。
ブログ型の施策
ブログのTOPページに対して、軽くSEOを実施する
記事ページの内容、テキスト量、更新性を重視し、ブログを運営します。
(テキスト量が多いと、キーワードが増えるため、検索される可能性は増えます)
ポイントは、
ある程度集客できるまでは、柱とするキーワードを中心とした記事を書きます。
投稿した記事が一定数を超え、トラフィックがUPしたら、柱となるキーワードの周辺キーワードでも記事を書きます。
投稿した記事でトラフィックが多い記事に対しては、定期的にメンテナンス(追記)します。
TOPページ型、ブログ型で集客できる客層が異なることが多いです。
TOPページ型だけで十分な場合は不要ですが、必要に応じてブログ型でも集客も行うと、くまなくターゲットユーザを集客できると思います。
順番としては、
TOPページ型を行う
ブログ型を行う(事前にブログ型が本当に必要かを検討する)
まず、TOPページ型でSEO対策を開始したい場合は、基礎固めのSEO Pack(7,980円/月)の利用をお勧めします。
検索結果から決めるコンテンツ作成の技【初心者もすぐできるSEO⑤】
Googleは、ユーザーの希望に合わせて価値あるサイトを上位表示させたい。そのためにアルゴリズム(順位決定ルール)を決めていることを忘れないでください。
検索結果ページを見ると、ユーザーがどんな情報を希望しているのかわかります。
ユーザーが希望する情報を参考に、どんなコンテンツを作成すべきかがわかります。 この記事の続きを読む…
WEBマーケティングの戦略を決めるために必要なこと
WEBマーケティングの戦略を立てる際は、まず以下のどちらを最適化させるか決定します。
- トラフィック(集客)
- コンバージョン(成果)
両方の数値を一度に最適化が一番かもしれませんが、多くの人は一度に2個もできません。
まずはどちらを最適化するか決定します。
コンバージョン(成果)
コンバージョンとは、「WEBの最終成果が何になるか」を意味します。
(サービス・契約をしてもらう流れから決定します)
例えば、購入、予約、問合、無料登録、資料請求などがコンバージョンです。
まずは、何をWEBからのコンバージョンを決定します。
その目標が達成できるよう下記のようなことを最適化します。
- WEBサイトの導線(ユーザの流れ)
- WEBサイトの滞在時間
- WEBサイトの表記
などを仮説を立て、実行、評価を繰り返します。
途中で、コンバージョンにしていた内容が最適ではないことに気付く場合があります。
その場合は、コンバージョンの内容を変更させます。
※コンバージョンで重要なのは、何をWEBからのコンバージョンとするか決定すること。
WEB担当者の中でこれができてない、または間違ったと気がついても修正していないケースがあります。
トラフィック(集客)
トラフィックは、サイトのアクセス数(集客数)を意味します。
WEBマーケティングの集客方法は、主に下記5つに分類されます。
- 自然検索
- リファラー(他サイトからの流入。バナー広告など)
- リスティング(Yahoo,Googleのリスティング広告、ディスプレイ広告など)
- 直接アクセス(メルマガ、PDFやExcelのハイパーリンクなど)
- ソーシャル(SNS、Facebook、Twitterなど)
集客の柱は、ターゲットがどこからWEBに来るかを想定し、そのために上記の何を実施するかを決定します。
他には、簡単なのはどれか(どこから取れやすいか)や、コンバージョンから見てどこから取るべきかを考えて実行することでも良いでしょう。
もし、トラフィックが全然ないサイトを運営しているのであれば、コンバージョンを最適化しても母数が少ないので多くの成果が得られません。
そのため、トラフィックから着手することをお勧めです。
一定数のトラフィックが集まってから、コンバージョンを最適化させます。
もしトラフィックが一定数あるのであれば、コンバージョンを最適化させます。
一度コンバージョンを最適化しても、トラフィックが増加すると、集まってくる人の層が変化する場合もありますので、定期的にコンバージョンの最適化を行う必要があります。