[2015/04/09] (最終更新日 2021/06/15)
Google、HTTPSサイトを区別する仕様をAdWordsでテストか
Googleが、「https」および「http」をAdWords広告の中のURL部分に追記するテストを行ったとの情報が確認されました。
通常のAdWordsでは、このURL部分は「www」もしくはそれ以下のドメインネームから始まっていたため、今回のテストはGoogleの今後のHTTPS優遇方針を示唆するものとも考えられます。
通常ないはずのところに「http」
該当のAdWordsの表示は、コンラッド・オコネル氏がTwitterで指摘したものです。
投稿された下記のキャプチャでは、青線で囲んだ部分に「http://」の表記が見られます。この画像ではhttpのみですが、オコネル氏は「https」についても表示されるものがあると示唆しています。
再現性なく、テストの可能性濃厚
ただし、「http」もしくは「https」が表示されたAdWordsは、オコネル氏以外の環境では確認されていません。
下記キャプチャは、当社環境における同じワードのAdWords表示です。(4月8日取得)
下図の点線枠部分のURLは通常通り「www」から始まっています。
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GoogleのHTTPS優遇方針を予見?
このテストは、HTTPSサイトとHTTPサイトを区別しやすくするための仕様変更を視野に入れたものと考えられます。このテストが実際に導入されるかはまだ不明ですが、少なくともGoogleのHTTPS重視の方針はまだ前進を続けるようです。
近年GoogleはHTTPSサイトを優遇する方針で様々な施策を行ってきました。あるいはHTTPサイトの冷遇と言ったほうが正しいかもしれません。
最近では、Google Chrome開発版でHTTPサイトに「×」を表示する機能の実装も話題となっています。もっぱらあと二週間後(4月21日)に控えたモバイルフレンリーアップデートへの対応が話題ですが、HTTPS対応の方も早めに済ませておきたいものです。
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