[2016/07/20]
「リンクになってないURL」でもSEO効果ある?/Googleコメント
自サイトへの被リンクは、順位上昇のために重要な要素ですが、中には「被リンク」を曲解し、少々変わった手法でSEO対策と称するウェブマスターも見られます。
このような「変わった手法」の一つについて、効果のほどを明らかにするようなコメントが、Googleからポストされました。
その内容を紹介しつつ、確実に効果のあるSEO対策がどのようなものかを説明します。
我々が「どこに何分いたか」、Googleは追跡している/Googleマップの新機能「滞在時間」
Googleマップでのローカル検索で、実際の観光地や施設などに、人々が「平均どれくらいの時間滞在しているか」を表示する新機能が導入されました。
この機能は世界中のGoogle検索で一斉導入されたもようですが、これにより、Googleが膨大な個人情報を分析していることがわかります。今後のオンラインマーケティングではGoogle対策の意味もどんどん変容していくと考えられ、本記事ではこれについて考察します。
- Googleマップで「平均滞在時間」表示の新機能が導入された
- この機能はGoogleが膨大な個人情報を分析していることを示している
- ナレッジグラフに平均滞在時間や混雑状況などが表示される
- 平均滞在時間のデータはロケーション履歴を有効にしたユーザーの匿名データから集計されている
- ロケーション履歴の設定方法やプライバシーへの配慮も重要
- Googleはユーザー情報を活用し、検索結果をよりパーソナライズしている
- SEO対策の価値が拡張し、順位以外の恩恵も受けられる時代になっている
[2016/07/19]
「ペンギンアップデートがもうなくなる」という説が浮上
多くのサイトのGoogle順位に大きな影響をもたらす「ペンギンアップデート」の次期バージョンであるペンギン4.0が、近々実施されると言われていながら、すでに前回から2年近くが経過しようとしています。
Googleは「もうすぐだ」とコメントを出している一方で、英語圏のSEO界隈では、ペンギン4.0がもう行われないのではないか、との説が浮上してきました。
Chromeシークレットモードなら「本当の検索順位がわかる」は本当?/正しいSEO順位計測とは
SEO対策を行ったら、次に必要なのは「webサイトの順位確認」です。正確な順位を確認しないと、効果のないSEO対策に多くの時間や予算を使い続けてしまうこともあります。
そのため、多くのSEO担当者が使っているのが「Chromeブラウザのシークレットモード」による順位確認方法です。シークレットモードは、何の疑いもなく利用している人も多いものの、これでどこまで本当の順位がわかるのでしょうか?
実は、多くの人が間違った順位測定をしており、それに気づかずに正しくSEO対策の効果測定ができていない場合があります。
本記事で「正しい順位」の測定方法について説明します。
- SEO対策後は正確な検索順位の確認が重要
- 多くの人がChromeのシークレットモードで順位を確認している
- Google検索結果はユーザーごとに異なる(パーソナライズド検索)
- シークレットモードを使うことでパーソナライズの影響を減らせる
- iPhoneのGoogleアプリでもシークレットモードが利用可能
- シークレットモードでは履歴やCookieが残らず、正確な順位測定がしやすい