strongタグの使い方とSEO効果について

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2016年06月01日 2022年10月25日

strongタグの使い方とSEO効果について

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strongタグは多用するとスパム判定されるとよく耳にしますが、あなたのサイトのコンテンツにはstrongタグは使用していますか?

strongタグは、SEO目的ではなくユーザーのためを考えて重要な箇所を伝えるために使いましょう。
では、strongタグの使い方についてご説明したいと思います。

strongタグの使い方とSEO効果について

文字を強調する役割のstrongタグ

strongタグは文字を強調する時に使用するタグですが、ただ文字を強調するだけなら他にも「em」や「b」、「i」などのタグがありますね。
同じ文字の強調に用いるタグでも意味はそれぞれ違います。

強調したい箇所には、strongを使用するということで間違いありませんが、それぞれのタグをひとつずつ説明していきます。

em

「em」はアクセントを付ける場所に利用します。
例えば、「上位表示のための<em>内部対策</em>」と「em」を用いた場合、
上位表示するために必要なものは?といったニュアンスの解釈となります。

bとi

「b」の場合は、他の文字と区別するための太字という意味で、実は、強調という意味合いを持ちません。
また、「i」の場合も同じく他と区別したい文字を斜めにして表示します。
このことから「b」や「i」は見た目の装飾的な意味で用いる事がわかります。

これらの強調を装飾するタグですが、Googleは同等に扱うと公表しています。
ということで、使い分ける必要はあまり無く、重要であることをユーザーと検索エンジンに伝えたい場合はstrongタグを使用する、といった使い方で問題ないでしょう。

strongタグの使い方

strongタグは、ひとつのコンテンツの中で本当に重要な箇所に優先順位を付けて1~3箇所程度強調させるようにしましょう。
ここで言う1~3箇所というのはあくまで参考程度なので、これ以上増えるとスパム判定を受けるといったことではありません。

また、下記のようにstrongタグで囲った文字の中で、さらに特に重要な文字には入れ子でstrongタグを使用することができます。※html5の場合のみ

<strong>上位表示のための<strong>内部対策</strong></strong>

このことから、strongタグは「強調」というより「重要」と言ったイメージでしょうか。

例えば、「SEO対策」というキーワードで狙っているコンテンツがあったとします。
そのページでは「SEO対策」というキーワードが重要だからと言って、そのページ中の50個ある「SEO対策」全てに強調タグがあっても不自然となってしまいます。

この場合ユーザー側になって考えるとしたら、「SEO対策」するには何が重要なのか?そちらを強調するべきだと思います。
strongタグは、検索順位に直接影響するタグではありませんが、ページの構造を正しく伝えることを意識した使い方をしましょう。

strongタグの注意点

strongタグはhタグのような見出しタグには使用してはいけません。
hタグは見出しです。それをさらに強調するような過度な対策はスパムと判定されてしまいます。

あくまで、自然な使い方をしましょう。
正しくstrongタグを使うことによってクローラーがそのページをより理解することの手助けとなり、正確にインデックスされます。

strongタグは直接SEOに影響するものではありません。クローラー対策のひとつとして正しく使いましょう。

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strongタグの使い方についてまとめ

以上のことから、strongタグを使う場合はひとつのページでは数箇所にしますが、見た目だけを太字に装飾したい箇所が多いページは、strongを多用するのではなく、< b >などで装飾してcssで適宜調整してください。

ただ、太字の箇所が多い文章は読みやすさにも影響します。
やはり過度な使用は避け、最も伝えたい重要な箇所に絞って使うことをおすすめします。

内部対策の重要性が高まっていますが、それはコンテンツの内容を評価した上で相乗効果としてのものです。
内部対策は検索順位のことだけを考えるのではなく、ユーザーのためを第一に考えてコンテンツを作るようにしましょう。

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