重複コンテンツのペナルティと対策法について

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2016年06月03日 2017年05月19日

重複コンテンツのペナルティと対策法について

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「他のサイトからテキストをコピーするとペナルティを受ける」ということは、みなさんご存知かと思います。
では、サイト内での重複コンテンツはどうでしょうか?この場合は、ペナルティの対象とはなりません。
しかし、検索結果に内容が同じページが同時に表示されることはありません。

そして、このような重複したコンテンツは優劣を付けられ、評価の高いページだけが検索結果に表示されるといった状態になります。
そのため、早くインデックスされなければオリジナルが重複コンテンツと見なされてしまい、思うように順位が付かない状態となってしまう可能性があります。
これがペナルティと勘違いしてしまう原因でもあります。

もちろん、重複コンテンツにならないようにしたいものですが、気付かないうちにサイト内で重複コンテンツとなってしまう場合があります。

それは…

  • PC用とスマホ用が別々の異なるURLの場合
  • 色違いなどによってURLが異なる商品ページ
  • 印刷用に用意した別URLのページ

などが考えられます。
Search Consoleのヘルプにも重複コンテンツについての記事が公開されているので、参考にしてみてください。
→Search Console ヘルプ:重複するコンテンツ

そして、これらを防ぐためのSEO対策のひとつ内部対策もありますので、検索順位を維持するためにもしっかりと対策しておきましょう。
では、今回は重複コンテンツになりうる可能性とその対策についてご説明したいと思います。

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PC用とスマホ用のページが別URLの場合

デバイス毎にコンテンツを用意するような場合は、スマホ用ページのURLをcanonicalタグで正規化し、PC用ページにはalternateタグで代替となるページ(スマホページ)があることを伝えます。

<!--PCページに設置-->
<link rel="alternate" media="only screen and (max-width: 640px)" href="http://example.com/sp/">

<!--スマホページに設置-->
<link rel="canonical" href="http://example.com">

本当はURLをひとつで管理することができるレスポンシブデザインで運営することが理想ですが、モバイル対応することが難しいサイトでは上記のタグを設置して重複コンテンツに対応しましょう。

ウェブサイトにレスポンシブデザイン導入されていますか?2016年5月からモバイルフレンドリーアルゴリズムが強化される事をGoogleが発表しました。詳細な日付はアナウンスされていませんが、徐々に更新されるとのことです。これによって、よりスマホでのSEO対策にはレスポンシブデザインが必須となります。念のため、スマホで上位表示させたい重要なページがモバイルフレンドリーに対応しているかどうかモバイル フレンドリー テストで確認しておきましょう。この記事ではモバイルフレンドリーに対応するためのレスポンシブデザインの...

複数ある色違い程度の商品ページの場合

この場合、重複していると思われるページのcanonicalタグに優先させたいページのURLを記述して公開します。

これによってURLの正規化が行われ、リンクの分散を防ぎ、優先されたページが検索結果に表示されるようになります。

URLパラメータを使う方法

他にも重複コンテンツが疑われた場合に、サーチコンソールのURLパラメータに一覧表示されるので、そこで対応することも可能です。
クロールの制御は、デフォルトで「Googlebot が決定」となっていますが、必要あれば適宜編集してください。

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印刷用に用意したページの場合

この場合、インデックスされる必要がありませんので、noindexを設定して重複を防ぐ方法が考えられるかと思います。

しかし、注意点としてはクロールの必要がないからと言ってrobots.txtなどによって特定のディレクトへのクロールをブロック指定してしまうと、重複したコンテンツが存在することがクローラーに伝わらなくなってしまいます。

この場合、GoogleではcanonicalタグやサーチコンソールのURLパラメータで処理することを推奨しています。

noindexでインデックスを拒否するより、canonicalによって重複の可能性があることを正しくGoogleに伝えて評価をまとめてもらい、優先させたいページをより高く評価してもらいましょう。

重複コンテンツについてまとめ

まとめると、重複コンテンツにはcanonicalで優先させたいページを指定する対応がおすすめです。

重複コンテンツの原因にはその他にも、正規化していないサイトが考えられます。
この場合、内部リンクの指定をルール化しなければリンクが分散されてしまう可能性もあります。
下記の記事を参考にドメインを正規化しておきましょう。

あなたのサイトは「wwwあり・なし」どちらでもアクセスできる状態ですか?サイトを公開した際に、ドメインはデフォルトで以下のようなurlでもそれぞれアクセスできてしまいます。example.comwww.example.comしかしこれでは、クローラーがそれぞれ別のサイト(ページ)と判断して「重複コンテンツ」と認識してしまう可能性も考えられますし、正しく検索エンジンにインデックスされるまでに余計な時間もかかってしまいます。サーバーによっては自動で正規化(URLを統一)してくれるところもあるようですが、別々のurlに被リンクが設定され...

WordPressをお使いであれば、プラグインのAll in One SEO Packで各記事にnoindexを設定することができますし、Canonical URL’sというプラグインを使えば各記事にcanonicalを設定することができます。

canonicalタグについては下記の記事も参考にしてみてください。

ヘッダー内に指定する「rel="canonical"」を正しく使っていますか?canonicalタグとは簡単に説明すると、似たようなページがあった場合に、どちらを優先させたいのかを指定するタグです。あくまで似たページ、重複コンテンツと評価されるかもしれないページに対してのタグなので、同じ趣旨でも内容が異なるページャーのようなページに対しては使用しません。また、同じサイトオーナーが別のドメインでもサイトを運営していて、一部内容が重複している場合にも使用することができます。設置することで検索順位が上がるタグで...

重複コンテンツと見なされてしまうと、せっかく質の高いコンテンツを用意してもインデックスされずになかなか検索結果に表示されない状態が続いてしまいます。
優先させたいページをcanonicalで指定して、本当にインデックスの必要がないページにはnoindexを設置するなどして不意な重複コンテンツから前もって対策しておきましょう。

最後に、canonicalタグは301リダイレクトと同等に強力な効果を持ちます。
設置するにはくれぐれも注意してください。
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