SEO対策ってそもそもなに?
SEO対策を勘違いしている人がいるのかしら?と思いました。
今更ですが、そもそもSEO対策についてご案内します。
そもそもSEO対策とは
SEO対策とは、Search Engine Optimizationのことで、検索エンジン最適化を意味します。
インターネット(GoogleやYahoo)を利用して検索した人の多くが検索結果の上位数サイトしか見ません。そのため、より自分のサイトを上位表示させることを目的に、検索エンジンに評価されるサイトになるための最適化を行うことを言います。
なぜSEO対策が必要になったのか?
インターネット検索が一般的ではなかったころは、より覚えやすいドメイン(URL)取得に注力し、ユーザーが直接URLを入力していました。
その後、インターネット検索が増加し、サイトが商業利用されるようになると、競合サイトよりも上位表示されることが有利なためSEO対策が始まりました。
上記は、インターネットの利用率です。平成15年には7,730万人の利用でしたが、平成25年には10,044人と1.3倍増加しています。
多くの企業がSEO対策を開始したのは、このインターネット利用者の増加の影響です。
言うまでもなく、今では、インターネット検索が身近で、事業に大きく関係しています。
また、今ではインターネットはパソコンだけではなくスマートフォンでも利用することができるようになっています。
そのためもあり、インターネットの利用者も中学生から40代の利用率が90%を超えています。
インターネットで商品を購入したことがあるユーザーは、70%を超えています。インターネットでの商品購入には、最高額は3万円程度ということもわかっています。
こういった背景があり、各社がSEO対策に掛ける予算が年々増加してきています。
以下は、SEO会社のクロスフィニティ社が発表したSEO対策の市場規模の予想図です。
5年前の2012年と比較すると、2016年は1.95倍の530億円までSEO対策の市場規模が拡大していることがわかります。
SEO対策で得られるメリットは?
インターネット検索しているユーザーは、検索するキーワードに関する関心が非常に高いため、直接コンバージョン(成約)につながる事が多いです。
上位表示が達成すると、サイトへの来訪率が急増しますので、企業は見込み客の獲得に成功します。
上記が上位表示された際のクリック率です。1ページ目だけを見ているユーザーが50%。3位までの情報しか見ていないユーザーは、35.47%です。
上位表示=売上増加と直結している企業も多いので、それだけ多くの企業がSEO対策に取り組む理由がそこにあります。
検索エンジンとは
そもそも、そのサイトの順位が何位が適切かは、検索エンジンアルゴリズムが決定しています。
検索エンジンアルゴリズムとは、Googleが検索結果を何位に表示させるかのルールを意味します。
検索エンジンアルゴリズムの目的は、検索したユーザーが価値ある情報を取得できるための検索結果を表示することです。
その為、日々ユーザーが検索したキーワード、サイトのクリック率、滞在時間などから、どのサイトにユーザーが求めている情報を保有しているか調査を行っています。
ユーザーが求める情報があると判断されたサイトが検索結果の上位に表示されている仕組みです。
その精度の年々向上しています。精度向上のために、検索エンジンは大きくアルゴリズム(検索結果画面)を変更することもあります。
検索エンジンの収益の仕組み
検索エンジンは、検索結果を最適化し、ユーザーに適切な情報を届けるためでは、収益が得られません。
その為、各検索エンジンは、広告により収益を得ています。
リスティング広告、プレイスメント広告などがそれにあたります。
Googleが公開したデータによると、広告による収益は、約2兆2800億円(190億7800万ドル)ほどあるようです。
この広告収益は、年々増加しています。
Googleはより使いやすい検索結果になるよう(広告収益を増加させるために)、2016年2月下旬に検索結果のデザインを少し変更しています。(リンク)
Googleってどんな会社
Googleは、2015年8月に大きな組織変更をしました。我々がいうGoogleの組織はインターネット検索(広告検索)、YOUTUBEなどは、Alphabetという会社が運営する一つの事業部です。
昨年GoogleのCEOがサンダー・ピチャイ氏(Sundar Pichai)が就任しています。
マイクロソフト社や、Twitterなど有名企業からCEOとして!と名が挙がるほどの人物で、Googleでもクロムを企画したりしています。
私のイメージではインド出身で数字を重視しているため、彼になってから広告収益はぐんと上がっています。彼の方針で、検索エンジンを大きく変更するようなペンギンアップデートなどが廃止されたのでは?と思っています。
大きなアップデートとは?
Gooleは、サイトに大量のキーワードを詰め込むなど違反行為を行っていか、価値あるコンテンツを提供しているかなど判断し、検索結果に反映させています。
Googleは独自のガイドラインを公開しており、ガイドライン違反となると順位を大きく下落させています。
大きなアップデートの中に、ペンギンアップデート、パンダアップデートが有名です。
ペンギンアップデートは、2012年4月に初めて実施されたアップデートです。キーワードの詰め込み、リンクプログラムの参加、ページランクを操作するためのリンク売買などの違反行為をチェックします。
パンダアップデートとは、2012年7月に初めて実施され、2016年1月には通常のアップデートの一部として組み込まれました。ページの内容をチェックするもので、ミラーコンテンツなどをチェックします。
これら複数のアルゴリズムアップデートにより、より品質の高いサイトを検索結果に表示させようとGoogleが取り組みしています。
検索結果
Googleは、よりよい検索結果を表示させようと数々の取り組みをしています。
その流れを見ると、Google主体か、ユーザー主体かは、その時々によって変化していると思います。
ペンギンアップデート・パンダアップデートなど大きなアップデートが繰り返し実施された2012年から2015年は、Google主体の検索結果が表示されていたと思います。
Google主体の検索結果とは、Googleが大きなアップデートを実施すると、検索順位が大きく入れ替わりますので、ユーザーがこれまで見ていた上位サイトが下落して、そのページにユーザーが辿りつけなくなります。
ユーザーの目からすると、なんのためにサイトがなくなったのか不明で、利便性が低いと思います。
2015年にはGoogleもそのことに気が付き、今ではユーザー主体の検索結果画面が表示されるようになりました。
以前のような大きなアップデートが(今のところ)なくなりましたので、検索結果が大きく入れ替わってこれまでに見れていたサイトに辿りつけない現象がなくなりました。
ユーザーが求める情報を、サイトのクリック率、滞在時間、直帰率などから判断し、キーワードによってユーザーがどんな情報を求めているかを判断し、検索結果画面に表示させています。
SEO対策のやり方
Googleがユーザー主体の検索結果画面を表示ようになりましたので、我々の実施すべきSEO対策は、Googleに気に入られるようなサイト作り→ユーザーのためになる情報を発信するサイト作りに変わりました。
ユーザーのためになるサイト作りを主にした場合、サイトに入れるコンテンツが重要になります。
検索結果の上位を見て、ユーザーがどんな情報を求めているかを推測し、その情報を持つサイト作りを行っていく必要があります。
ただ、Googleにも評価されなければいけませんので、最低限実施すべきSEO対策をサイトに施す必要もあります。
SEO対策は、昔ほど技術に縛られたものではなくなってきています。SEO対策が初心者で上位化できないのではないかと言った不安を持たなくても上位表示を実現できるように変化していると考えます。
最後に、Googleは、ユーザーが求めている情報があるサイトを上位表示させています。
これからSEO対策を取り組もうとされている方や、すでにSEO対策を実施している方は、ユーザーがどんな情報を必要としているのか、そのサイトがユーザーにとって有益な情報を与えることができるのか?を今一度考えてみてはいかがでしょうか。
▼参考
初心者でもできるSEO対策の方法は、「【初心者もすぐできるSEO ①】SEO対策のはじめかた」をご覧ください。
最低実施すべき3つのポイントは、「絶対やってほしい3つのseo対策」をご覧ください。
10代は、Googleを使わない?
「SEO」で検索すると、10位以内に表示されるニューストピックで以下の記事が掲載されていました。
GENKINGさんが10代の子の検索状況などをInstagramの成功をもとに語っています。
GENKINGさんすら知らないアラフォーの私には、なるほどね!と思う内容がありました。みなさんにも共有します。
Instagramで写真投稿する際のポイントは
・写真のクリエイティブが重要
・ターゲティングを行い、戦略的に写真投稿を行うべき
今のInstagram上の広告は
・表示されている広告は、単純にダサい(クリエイティブが低い)
・表示されている広告は、ユーザー層にあってない
ユーザー層と10~20代にマーケティング業務を任すべきと言っています。感覚が違うのですね。
10代が好むもの
10代は、リアルを重視。
リアルとは、大人が手を加えていない情報のようです。
大人が作った雑誌から情報を集めるのではなく、Instagraで今投稿された情報を重視。
同じようにGoogleの検索(SEO対策で作られた情報)はリアルではないと感じるそう。
さらに、Google検索で得られる文字よりも、Instagramの画像を好むようです。
Googleは、質の低いサイトなのに質を高く見せようとしているサイトを検索結果から排除しようとしているだけであり、情報を意図的に操作しているわけではないのにと感じます。
Instagramの意外な使い方
Instagramを検索ツールとして利用している
例)
・かわいい子や格好いい子(のアカウント)を探して、Instagramで欲しい洋服を探す
・旅行で行き先を見るだけでなく、旅の準備だってInstagramを見て決めることがある
・パンケーキ屋のハッシュタグで、その店で何が食べられているのか調べる
・ディズニーランドに行きたいとなったとき、混み具合もを調べる
Instagramは、写真投稿→検索ツールとしても発展していいたのですね!
まとめ
Instagramで得られる情報は「リアル」ではありますが、誰の情報を見ているのかを忘れないでいることが大事ですね。見ている情報が芸能人の情報だとすると、私達の生活からは少し離れている部分もある事を理解してほしいなと。親世代としては、鵜呑みにしやすい可能性がある10代なので、ちょっと慎重になります。
今回私がこの記事を見たのは、「SEO」で検索した時に10位以内のニューストピックに表示されていたからです。
この記事は、SNS(Instagram)と検索エンジン(Google)という違うものを同じ土俵に乗せてしまっていいのか?と疑問を持っています。
記事では、10代がGoogleを使わないのか?と目を引きましたが、Google以外の検索方法について紹介されていただけですので、安心しました。
ちなみに、ディーボの一番若いスタッフにInstagramの利用について確認したところ、周りでは写真投稿に使っているみたいとのこと。私と感覚が離れすぎていないことに、やや安心しました。
1ページ目に自社サイトを2つ表示が可能!
検索結果画面の1ページ目に自社サイトを2つ表示させることができます。
ご存知でしたか?
それは、店舗があるサイトに限定したことなので、歯科医院、美容室、整体院、弁護士(司法書士)事務所、葬儀社などなど、実店舗+サイトがある方々向けの情報です。
どうやって、1ページ目に自社サイトを2つも1ページ目に表示させるか?というと、マップと自然検索部分と2か所に表示させるのです。
上記の青枠内に1つ、オレンジ枠内に1つ表示させることを目指します。
以下は、「新宿 整体」で検索した結果です。1ページ目に2つ表示されているサイトがあります。
上記のサイトのように、マップ部分、自然検索部分の2か所に表示させます。
マップは、地図からお店を探している人を獲得できます。
自然検索箇所は、パソコンなどで検索している人を獲得できます。
私は、スマホで店舗を検索するときは、マップ部分からお店を選ぶことが多いです。
パソコンだと、自然検索箇所からお店を選びます。
では、どのように対策を行うか。。。
まずは、マップ部分(MEO対策です)
このマップ部分に表示させることを目標に対策を行うことをMEO対策と言います。
MEO対策の手順
1)Googleプレイスに登録する
Googleプレイスに登録する際に、SEO対策の内部対策と同じように名前に店舗名や会社の名前、サービスの名前にキーワードを入れることを忘れないでください。
例:「(地域名)の(サービス名) (店舗名)」のように設定します
「新宿の整体 ●●整体院」、「渋谷のネイルサロン ●●サロン」
2)被リンクを設定する
MEO対策にも被リンクが効果あります。被リンクを少量設定することがお勧めです。
次に、自然検索部分(SEO対策です)ざっくりやらなければならない対策は、
SEO対策の手順
1)被リンクを設定する
SEO対策に被リンクは必須です。1度に全部の被リンクをつけない、アンカーテキストはすべてバラバラにする、変な業者や、リンクプログラムの被リンクは設定しないように設定をしてください。
2)コンテンツを追加する
上位化したいキーワードに合わせたコンテンツを2500文字以上は最低用意します
3)タイトルタグを見直しする
SEOキーワードを含む、ページ固有のタイトルタグを30文字以内で設定してください。
まとめ
MEO対策とSEO対策に共通する被リンクは、SEO Packの被リンクが効果的です。
SEO Packを利用することで、60%のサイトが、マップ部分にランクインしています。
また、自然検索部分だけではなく、マップ部分の順位が向上しているサイトが多いことがわかっています。詳しい実績
被リンクは、自分で用意するのは時間がかかるし、業者を利用するにもどう選んでいいかわからないことが多いと思います。
迷ったら、SEO Packご検討してみてください。10本の被リンクを月7,980円(税込)で設定します。
実は、MEO対策に取り組んでいる企業がまだ少ないので、チャンスです。
今は、スマホ利用者も増加していますし、マップ部分にサイトが表示されることで、見込めるトラフィックも以前より多くなっていると推測します。
SEO対策のついでにMEO対策をされてはいかがでしょうか?
Googleにガイドライン違反連絡した65%がペナルティに
SearchEngine RoundTableの記事によると、3月1日のSMX Westで、GoogleのJusn Felipe Rincone氏がGoogleに送れれてくる、スパムレポート(ガイドライン違反のメール)を確認していると話したとのことです。
ユーザーが検索結果に、スパムと思われるサイトがあれば、Googleに情報を送るようユーザーにアナウンスしています(サーチコンソールのログイン有無はどちらでもできる)
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