キーワード調整によるSEO効果について
SEO対策の基本として、キーワードをタイトルや見出しタグに入れることが重要ということはご存知かと思います。
これは、もちろん不自然に詰め込むような対策は逆効果ですが、しっかりとターゲットキーワードをタイトルや見出しタグなどに設置することが重要です。
なぜかというと、Googleはすべての記事内容を確認してそれだけを元に検索順位を決定しているわけではないからです。
証拠に「SEO」と検索すると、40位前後にSEO対策とは関係のない自転車サイトが検索結果に表示されています。(※2016年5月6日現在)
ちなみに、このサイトはタイトルや見出しタグには「seo」は入っておりませんが、urlに「seo」が入ってるだけで検索に引っかかってしまっている状態です。
ということで今回は、タイトルや見出しタグなどにキーワードを入れる際のポイントについてご説明したいと思います。
目次
見出しタグなどのキーワードを調整する際の注意点
まず、キーワードを調整する際の注意点としては…
- タイトル、h1~6の内容は別のもの(ユニーク)にする
- hタグ内に強調タグを使用しない
といった、SEOだけを考えた対策にならないようにしましょう。
ユーザビリティとクローラビリティの両方を考慮した上で、タイトルや見出しタグなどのキーワードを追加して調整していきます。
見出しタグは全て使うべきか?
見出しタグはh1~6までありますが、必要があれば使うようにしましょう。
見出しタグの順序が逆になったり、不必要に見出しタグを使っても、Googleにページの内容を間違って伝えてしまう可能性も考えられ、検索順位に逆効果となってしまいます。
見出しがほしいが、hタグを使う必要のない場合は通常のcssで装飾しましょう。
また、hタグについてはこちらの記事も参考にしてみてください。
SEO対策にh1~6見出しタグを正しく設置!検索に好まれるページ作りとは?
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strongタグは使うべきか?
では、一部のテキストを強調するタグはどうでしょうか?
文章を強調するタグは、strongタグ以外にもemタグやbタグなんかもありますが、実はそれぞれ少し用途や意味が異なります。
では、簡単に説明していきます。
emタグ
emの場合は強調(ニュアンス)を表します。少しわかりにくいですが、重要なキーワードという意味ではなく、あくまで強調させているだけということです。
簡単な例でいうと…
<!-- 何が上がったのかを強調したい場合 --> <em>検索順位</em>が上がった <!-- 検索順がどうなったのかを強調したい場合 --> 検索順位が<em>上がった</em>
このように、同じ文章でも強調させる箇所を変えるだけで意味合いも多少変わってきます。
あまり使う場面がないかもしれませんが、上記の例のような場合、何についてのコンテンツなのかをうまく伝えることができるかもしれません。
bタグ
bの場合も同じように太字で表したい箇所に使用しますが、強調ではありません。こちらも重要という意味ではなく見た目だけを太字で表します。
strongタグ
strongの見た目は太字に装飾しますが、重要なキーワードを意味します。
ただ単にSEOを考えた場合だと、重要なことを意味するstrongタグを使用します。
html5ではstrongタグの中でも、より重要な箇所はタグを入れ子にして使います。
<strong><strong>SEO対策</strong>についてまとめ</strong>
キーワード調整によるSEO効果まとめ
Googleはページを1度のクロールで全てインデックスする訳ではありません。
ページタイトルはもちろん、見出しタグや重要なキーワードの指定でページ内容をアピールしましょう。
キーワード選定については下記の記事も参考にしてみてください。
つまり、わかりやすくGoogleにページの内容を伝えることがSEO内部対策の目的であって、それはユーザビリティとクローラビリティの両方を考慮するべきということです。
基本は検索で、上位表示できるコンテンツがあった上での対策ですが、改めてページタイトルにキーワードが設置されているかどうか?見出しタグを設定していないかなどを確認して内部対策を行いましょう。
それだけで検索順位が向上する可能性が充分に考えられます。