SEO効果とクリック率に差が付くページタイトルの付け方
みなさん、ページタイトルをどのようにして付けていますか?
ページタイトルの設定はSEO対策の基本中の基本ですが、SEO以外の観点からも考えて設定する必要があります。
それはクリック率です。
例えばSEOのことだけを考えるとタイトルは、ターゲットキーワードだけにするべきかもしれませんが、単純にそれだけで上位表示するわけではありません。
仮に、上位表示されたとしてもキーワードだけのタイトルではクリックされる確率は低くなってしまいます。
かと言って、タイトルを煽りすぎてもユーザーの期待値と実際のページ内容の乖離によってはすぐに直帰してしまう可能性も考えられることから、タイトルはSEOを考慮した上でクリックされやすいものを考えなければいけません。
このことからタイトルはSEO対策の基本ですが、検索結果に関わる非常に重要な設定のひとつです。
では、この記事ではSEO対策とクリックされるタイトルの書き方についてまとめたいと思います。
目次
タイトルタグとは
タイトルはウェブページの各ヘッダーにタイトルタグとして下記のように記述します。
<title>SEO効果とクリック率に差が付くページタイトルの付け方</title>
タイトルの文字数は30文字程度に収まるように
まず、長すぎるタイトルはSEO的に不利です。なぜかというと、何についてのコンテンツなのか?正しくGoogleに伝えるためには簡潔に設定するべきだからです。
簡潔にという点ではもう少し短くまとめたい所です。
※検索結果に表示されるタイトルは、ディスクリプションと同じくGoogleの方で書き換えられる可能性があります。
また、タイトルタグの変更に関しては下記の記事も参考にしてみてください。

ちなみにSEO Packでは、下記のようにスペースも含め33文字でも表示されています。
他にも、長すぎるタイトルは色々なキーワードも入ってしまうことからSEO的に不利になってしまい、結果どのキーワードでも検索結果に表示されないという状態になってしまいます。
タイトルにキーワードを含める
コンテンツを作る際、ターゲットキーワードは2~3つの複合キーワードで考えるのが良いでしょう。
ビッグキーワードのような単キーワードで上位表示を狙うのは現実的ではなく、逆にキーワードを多く詰め込んだページを想定しても検索ボリュームが少なかったり、そもそも検索結果に表示されにくくなってしまいます。
このように、ターゲットキーワードに関するコンテンツを作るなら当然、タイトルにもキーワードは入ってくると思います。
重要なのは何についてのページかを伝えることです。
不自然にならないようにキーワードを入れましょう。
- 1ページに2~3つの複合キーワードでコンテンツを用意する
- そのキーワードを含んだページタイトルを簡潔に伝える
クリックしたくなるタイトルを心がける
例えばこの記事で言うと、「タイトルの書き方」と検索結果に上位表示されてもクリックしないと思います。これを少しでも魅力なタイトルにして、簡潔に伝えることでGoogleにも内容が正しく理解されます。
そもそも30文字程度より長いタイトルは検索結果に「…」で省略されてしまいます。
何についての記事なのか、検索キーワードを考慮してクリックされるタイトルを心がけましょう。
そして、ユーザーが探していた内容と合致することでクリックされやすくなるということです。
タイトルの付け方に関しては下記の記事も参考にしてみてください。
→ページのタイトルとスニペットを検証する
SEO効果とクリック率を考えたタイトルの付け方まとめ
いかがでしたか?タイトルと言っても、SEOだけではなくクリック率にも影響するため、非常に重要な内部対策のひとつです。
※タイトルは検索順位に大きく影響することからタイトルタグを変更する際は注意が必要です。
最後に、サイト内全ページでタイトルが重複しないよう、ユニークなものを設定しましょう。
以下の状態だとサーチコンソールに問題点として表示されます。
- タイトルタグの記述なし
- タイトルタグの重複
- 長いタイトルタグ
- 短いタイトルタグ
- 情報が不足しているタイトルタグ
キーワードを元にクリックしたくなるタイトル、かつ簡潔に伝えられるよう、よく考えて設定しましょう。