コンテンツを増やす時のキーワード選定について
コンテンツを増やす場合、どんな方法でキーワード選定をしていますか?
例えば、検索結果のページ内に同じドメインのページがいくつか表示されていることがまれにあります。
これはGoogleが、検索したキーワードでそのドメイン内のいくつかのページを同じように認識して評価しているためです。
本来は、サイト内にあるコンテンツのターゲットキーワードは、別々のもので作るべきであって、同じテーマでいくつものコンテンツがあってもGoogleが混乱してしまい、正しく評価することができなくなってしまいます。
それによって、重複コンテンツとして認識されてしまい、上位表示の機会を失ってしまう可能性も考えられます。
では、今回はサイトのコンテンツを増やしていく際のキーワードの重複による問題点と、その解決策についてご説明したいと思います。
サイト内に同じキーワードで記事を増やしたらどうなるのか
例えば、サイト内に「アウトドア スポーツ」というキーワードで複数ページあったとしたら、Googleはそのキーワードで順位を付ける場合に、どのページを評価するのか迷ってしまいますよね?
これは、無意識のうちにコンテンツの内容が被ってしまう場合と、そのキーワードで上位表示させたいがために、全てのページに同じタイトルを設定している場合などによって起こります。
このような理由からも全ページ、タイトルやディスクリプションなどはユニークなものにするということが重要です。
ページタイトルなどの内部対策については「SEO内部対策について」も参考にしてみてください。
また、下記のように検索してみると、そのドメイン内で入力したキーワードの評価順に記事が表示されます。もちろん複合キーワードでも確認できます。
他のページが同じキーワードで評価されていないか定期的に確認しましょう。
重複してしまった時の対処法
同じようなキーワードの記事が複数存在していて、もし思うように検索上位に表示されない場合は、重複コンテンツとして認識されている可能性があります。
ページが上位表示しない原因は色々と考えられます。内部を改善する場合は少しずつ様子を見ながら対応しましょう。
その場合は、それぞれのページにテーマ性を持たせ、ユニークになるようなキーワードでコンテンツをリライトなどして作り直します。
- アウトドアスポーツについて
- アウトドアスポーツ ラフティング
- アウトドアスポーツ キャニオニング
- アウトドアスポーツ カヤック
- アウトドアスポーツ トレッキング
これだと、「アウトドアスポーツ」でGoogleが優先して表示するべきページを判断することができます。
→キーワード出現率とSEO効果について
ページのリライトだけでは対応できない場合
さらに、どうしても同じキーワードになってしまう場合は…
- カノニカルで優先ページを指定する
- 優先しないページにnoindexを設定する
- サブドメインで投稿する
このように、1ページ1キーワードでコンテンツを作ることが上位表示には重要だということです。
また、キーワードの選び方については下記の記事も参考にしてみてください。

コンテンツを増やす際のキーワード選定についてまとめ
冒頭でも説明したように、キーワードが重複したページが存在した状態で、実際の検索結果に複数ページが上位表示されている場合もありますが、恐らく順位は安定しません。
正しく評価してもらうためにも、サイト内で重複しないようなキーワード選定を行い、ページを作りましょう。
思うように順位が付かない場合は、もしかしたらサイト内に似たキーワードで作られたコンテンツが存在して、Googleが順位を付けにくい状態になっているかもしれません。
一方の記事を削除して、上位表示させたい記事へリダイレクトするというのもひとつの手です。
キーワードをページごとに際立たせて、全てのページで検索上位表示を目指しましょう。