タグクラウドとは?タグクラウドのSEO効果について

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2016年08月22日 2022年10月14日

タグクラウドとは?タグクラウドのSEO効果について

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ひと昔前に様々なサイトでよく見かけたタグクラウドですが、よく使用されるタグがより大きく表示される特徴ある見た目は、記憶に新しいかと思います。

以前は、ユーザーにサイト内を回遊してもらうための手段のひとつでもあり、SEOに強いとされるWordPressにもウィジェットとしてタグクラウドが用意されており簡単に設定することができます。

本記事では最近あまり見かけなくなったタグクラウドについて、SEO効果と使い方についてご説明します。

タグクラウドとは?タグクラウドのSEO効果について

タグクラウドとは?

タグクラウドは、WordPressにも投稿時に設定できる任意の「文字」をタグとして紐付けることによって、同じくそれに紐付いた記事一覧をカテゴリのように見ることができるものです。

表示も冒頭で説明した大小をつけたものから、cssで見た目を編集して、タグっぽいものにしたりと画像ではないため色々なカスタマイズも可能です。

また、カテゴリなどのアーカイブとは異なり、手軽に数多くのタグを設定することができます。
少しのタグ付けだけで、簡単にひとつのコンテンツができあがってしまいます。
そのため、いくつものタグを作ってしまうことによってサイト内に数多くのタグページが存在する状態となってしまいます。

タグクラウドとは、紐付ける記事とタグの数だけサイト内にページが増えます。そのページの価値が以前とは異なります。

タグクラウドのSEO効果

では、タグクラウドにはSEO効果はあるのでしょうか?
タグクラウドは内部リンクにもなり、サイト上にタグの数だけページが増えます。

そのため、一見内部リンク対策にもなりクローラビリティの向上にも繋がるため、SEO効果はあるように見えますが、近年は価値のないページはサイト自体の価値をも下げる傾向にありますので、SEO効果を期待してのタグを作成することは危険です。

内部リンクについては下記の記事も参考にしてみてください。

SEO内部対策のひとつで、サイト内に内部リンクを設置する方法がありますが、その理由は主にクローラーがサイト内を巡回しやすくするため、と認識されている方も多いかと思います。しかし、それだけではなく、そのページに関連するアンカーテキストから内部リンクを辿ることによって、サイト内にそのアンカーテキストに関連したページが存在することをユーザー、またはクローラーに認識させることができるというメリットも考えられます。コンテンツ内の関連ワードからの内部リンクは、クローラーがリンク先の内容を把握しやすくなるため...

また、下記の記事にもあるように、過度なタグクラウドは実用性にも欠けるため、ユーザーの利便性も下げかねません。
タグクラウドは、検索エンジンに「キーワードの詰め込み」と認識されるようです。

たとえば500個もタグがあったらやりすぎだ。ゴチャ混ぜでキーワードスタッフィング(キーワードの詰め込み)になる。

このことから、SEOを考慮するとタグは設置しない、設置したとしてもタグページにはnoindexを設定することをおすすめします。
タグが多過ぎるとユーザー目線で見ても目的のページ・記事を見つけにくくなり、ユーザビリティの低下を招きかねません。

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タグではなくカテゴリを使う

手軽に追加することのできるタグですが、どうしても設置する必要があるのなら、本当に重要なものに限定した使い方にしましょう。

しかしその場合、タグである必要性もあまり考えられないため、カテゴリを使う方がユーザビリティにも繋がるのではないでしょうか?

カテゴリとの違い

タグとカテゴリの違いについてですが、カテゴリはテーマを分岐させた記事をまとめたものに対して、タグに表示される記事一覧は決して同じカテゴリに属するわけではありません。
ですから、タグのアンカーテキストとそこに一覧表示されている記事の内容が異なる、といったことも考えられます。

このことからもタグページは価値を高めることが非常に難しく、noindexにしておく必要があると考えられます。
タグでまとめたコンテンツを作るなら、やはりカテゴリで公開した方がユーザーにもわかりやすくなり、クローラーも何についての記事なのかを把握しやすくなります。

タグクラウドのSEO効果についてまとめ

ここまでタグクラウドについてご説明してきましたが、タグクラウドを設置する場合は必ずタグページにnoindexを設置するよう注意しましょう。
WordPressをお使いの場合はプラグインの「All in One SEO」で簡単にタグページをnoindexに設定することができます。

noindexは、価値のないページを無駄に検索エンジンに認識させない効果があり、サイト全体の価値を下げることなく管理できるためSEO対策として有効です。

価値のないページを質の高いコンテンツへリライトすることも大切ですが、タグページのような場合はnoindexを設定する方が適切と考えられます。

また、noindexについては下記の記事も参考にしてみてください。

noindexとは、SEO対策において、内容が薄い記事などのコンテンツや上位表示が見込めないような記事に対して設置します。それは、パンダアップデートによって質の低いページの評価を下げたことが挙げられます。そして、この質の低いページはサイト全体の評価も下げます。ここで言う質の低いページというのは、コンテンツ(記事)の内容が薄い、他のページと重複している、文字数が少ないようなページのことを指します。サイトやページの順位が思うように上がらない場合は、改めてサイト内で共通して使っているテンプレート部分以外で、...

さらに、タグページによるタイトル・ディスクリプションの重複も考えられるため、定期的にサーチコンソールも確認してサイト管理することが大切です。

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