重複コンテンツの基本!タイトルタグとディスクリプションの重複を確認しよう
重複コンテンツの対策は、内部対策の重要な項目のひとつであることはご存知かと思います。
そのためもし、WordPressなどのCMSを使っていて、テンプレートによってすべて同じディスクリプションになってしまっている場合はAll in One SEOなどのプラグインで個別にディスクリプションを設定しておきましょう。
では、今回はSEOの内部対策として、重複してしまったタイトルタグとディスクリプションを改善するための簡単な方法について解説したいと思います。
SEO対策初心者の方もぜひ確認しておきたい項目のひとつです。
目次
タイトルタグとディスクリプションの重複があるとどうなるのか?
あまりにも多くの重複するタイトルタグとディスクリプションを放置した場合、webサイト全体の価値を下げる可能性があります。
そのため、できる限りページ毎に固有のタイトルとディスクリプションを個別で設置して、検索ユーザーに有益となるコンテンツであることを知ってもらうために、重複しないようwebサイト内のページ全てユニークなものにしておきましょう。
タイトルとディスクリプションの重複を確認する方法
サイトを運営していると、あまり重要ではないページを用意する際にファイルをコピーして、タイトルとディスクリプションの設定を後回しにして公開することで、気付かないうちに重複している場合があります。
その他にも、冒頭で説明したような動的なテンプレートに同じディスクリプションを入れてしまい、投稿の全ページが同じディスクリプションになってしまうような場合や、カテゴリに設置してあるページャーの1ページ以降のタイトルとディスクリプションが動的になっていないため重複が起こってしまう場合が考えられます。
このtitleタグとディスクリプションの重複を確認するには、サーチコンソールの「検索での見え方」>「htmlの改善」を開くことで、titleタグが重複しているページと、ディスクリプションが重複しているページを見ることができます。
※2019年に旧サーチコンソール終了に伴い、機能「HTMLの改善」項目の提供が廃止されました。
もし、重複しているタイトルやディスクリプションがあればこのページに表示されるので、クリックしてどのページが重複しているのかを確認してみましょう。
ページのタイトルをクリックすると、実際に重複しているページが開閉されて表示されます。
これを元にタイトルとディスクリプションをユニークなものに修正しておきましょう。
\無料診断の活用で課題を明確に/
外部リンク、内部状況、コンテンツ状況からSEO対策の課題が見えてくる無料調査です。
「対策ページの弱点は何か...」などお悩みをお持ちの方は、一度「SEOパーソナル診断」をご利用ください。
タイトルタグの重複を改善する方法
タイトルタグの重複を改善するためには、以下のポイントに注意しましょう。
- ページごとに固有のタイトルを設定する
各ページの内容に合わせて、ユニークなタイトルタグを設定しましょう。同じテンプレートを使っている場合でも、ページごとにタイトルを変更することが重要です。 - テンプレートやCMSの自動生成タイトルを見直す
WordPressなどのCMSでは、タイトルが自動生成されることがあります。テーマやプラグインの設定を確認し、重複が発生しないようにカスタマイズしましょう。 - ページャーやアーカイブページのタイトルも工夫する
カテゴリーページやページャー(2ページ目以降)も、ページ番号やカテゴリ名を含めてタイトルが重複しないように設定しましょう。 - サーチコンソールで定期的にチェックする
Googleサーチコンソールを活用して、重複しているタイトルタグがないか定期的に確認し、問題があればすぐに修正しましょう。
これらのポイントを意識することで、タイトルタグの重複を防ぎ、SEO効果を高めることができます。
それぞれの設定方法については、下記の記事を参考にしてみてください。
タイトルタグの設定方法
タイトルタグは、ページの内容を簡潔に示すもので検索順位にも影響します。
そのため、非常に重要なタグのひとつです。
このタグが重複している場合は必ず修正しておきましょう。タイトルタグの文字数目安は30文字程度とされています。
ディスクリプションの設定方法
こちらはすぐに検索順位に影響するといったものではありませんが、検索してくるユーザーのためにも内容をわかりやすく伝え、高いクリック率を獲得するためにできる限りサイト内で全ページユニークなものにしておきましょう。
また、ディスクリプションが設定されていない場合、検索結果はGoogleが自動で本文から抜粋し検索結果に表示します。これによって意味不明な説明文となってしまう場合もあります。
その他に重複となりうる可能性のあるもの
その他にも重複コンテンツとなってしまうものは数多くありますが、そのうちのひとつでWordPressで吐き出されるラベルなどの、場合によっては必要のないページです。
このようなサイトで必要のないテンプレートにはあらかじめnoindexが設置されるように設定しておきましょう。
また、サイト内で各ページのh1タグの重複もできるだけ避けましょう。
h1タグはそのページの主題を示す重要な要素であり、複数のページで同じh1タグが使われていると、検索エンジンが各ページの内容や役割を正しく判断できなくなります。
その結果、検索順位が下がったり、特定のページが正しく評価されない可能性があります。
SEOの観点からも、各ページごとに対策キーワードを設定し、内容に合ったユニークなh1タグを設定することが重要です。
重複コンテンツの基本についてまとめ
悪意のある重複でなければ、通常起こりうる重複コンテンツはスパムとはなりませんが、タイトルタグが重複してしまっては、せっかく質の高いコンテンツを作ってもサイト全体の価値を落としかねません。
また、重複コンテンツに関しては、下記の記事も参考にしてみてください。
タイトルタグやディスクリプションの重複は、コンテンツマーケティングにおいて大きな悪影響を及ぼします。検索エンジンは重複した情報を持つページを正しく評価できず、どのページを優先的に表示すべきか判断できなくなります。その結果、検索順位が下がったり、インデックスされないページが発生したりする可能性があります。また、ユーザーにとっても同じようなタイトルや説明文が並ぶことで、クリック率の低下やサイト全体の信頼性低下につながります。独自性のあるタイトルとディスクリプションを設定・最適化することは、SEO対策だけでなく、ユーザー体験の向上にも不可欠です。
まずは重複コンテンツの基本である、タイトルタグとディスクリプションを固有の内容で設定し、検索意図を反映させたページづくりを意識するようにしましょう。
