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2016年4月20日(2019年8月08日更新)

SEO内部対策についてまとめ

SEO対策といっても何から手を着けたら良いのかわからない方も多いかもしれません。
そもそもSEO対策とは、大別すると ページに対して「外部と内部の対策」が考えられます。まず、この外部対策とは主に被リンクの対策です。

そして、最近では内部対策も重要視され、検索順位にも大きな影響を与えるようになりました。
ただし、外部対策(被リンク)も変わらず重要なことから、上位表示するためには、サイトの外部と内部の両方の対策が必要となります。
外部対策については、サービス内容に含まれる「SEO Pack」をご覧下さい。

このコンテンツ「内部対策まとめ」では、ぜひ対応しておきたいSEO内部対策をまとめています。あなたのサイトの内部対策について大まかなチェックリストの参考にしてください。

また、こちらの「SEOに重要なコンテンツできていますか?良質なコンテンツの作り方とは」についても、最近の質の高いコンテンツに関してまとめてありますので、ぜひ参考にしてみてください。

SEO内部対策もくじ

SEO対策 - 初心者にもわかるSEOの重要性と基礎知識SEO内部対策 全記事一覧はこちら

SEO内部対策:ページ内対策

SEO対策は、外部(被リンク)も変わらず重要ですが、内部ではコンテンツの質が重要視されているため、ターゲットキーワードを念頭に置いた上でコンテンツを作りましょう。

また、コンテンツ自体ももちろん重要ですが、検索順位に影響する基本的なページタイトルやh1などの見出しタグも重要です。
これは不自然にキーワードを詰め込むような対策をしてもそのうち順位を落とします。必ず検索順位はチェックしておきましょう。

内部対策のポイントを押さえて、地道なコンテンツ作りを心がけてください。

SEOを意識したタイトルを考えよう

ページタイトルには30文字以内にキーワードを含めて、検索結果に表示された際にユーザーが、クリックして内容を見たいと思わせるものにすることが重要です。

長すぎるタイトルはテーマが薄れてしまい、どのキーワードで上位表示させるのかGoogleに伝わりにくくなってしまいます。
簡潔に魅力的なタイトルにすることがコツです。

クリックしたくなるディスクリプションの設定

ディスクリプションはSEOの効果が認められなくなりましたが、ユーザーが検索結果からページを選ぶ時の基準となるため、適当なディスクリプションのままだとクリック率に影響します。

また、スマホ検索も考慮して、なるべく前半にページの内容をまとめる必要があります。

キーワード選定法とSEOから見たメタキーワードの必要性

Googleはメタキーワードに関して検索順位の評価項目に使用していないので、SEO効果は認められなくなりました。
しかし、コンテンツを作る際にテーマを決めておかなければ、どのキーワードでも上位表示されない可能性があります。

そのため、ヘッダーには記述する必要はなくなりましたが、しっかりとキーワードを選定する必要があります。
また、コンバージョンが期待できるキーワードを選ぶということも大切です。

h1~6の見出しタグを使い分けてコンテンツを構築しよう

見出しタグは重要なものを優先にh1から順に使用します。全て使う必要はありませんが、h1は重複しないようにします。

文章の構造を見てそれぞれの段落に見出しを付けることでコンテンツ全体を把握しやすくなります。

ページを軽量化して表示速度を上げる

ページの表示速度は検索順位を決める評価のひとつですが、SEO対策としては効果が少ないものとされています。
しかし、ユーザーはページが表示されるまでの数秒の時間で違うサイトへと流れてしまう可能性があることから、ある程度は対応しておきたいところです。

サイト・ページの軽量化の方法は色々と考えられます。定期的にアナリティクスを見て各ページの表示速度をチェックしておきましょう。

画像のaltには正しいテキストを設定しよう

画像のalt設定はSEO内部対策の基本中の基本です。キーワードを詰め込むような対策ではなく、正しく画像の内容をクローラーに読み取ってもらうためにも簡潔なテキストを設定する必要があります。

また、音声ブラウザでも再生されていも不自然にならないようなテキストを設置することも重要です。
SEO内部対策とは、ユーザビリティとクローラビリティの両方を考える必要があります。

ペナルティになりうるガイドライン違反に気を付けよう

過度な内部対策はペナルティを受ける可能性があるため、Googleのガイドラインに一度目を通しておきたいところです。
例えばキーワードの詰め込み過ぎや、不自然なほどの内部リンクでの対策は、ペナルティを受けて上位表示することができなくなってしまっている可能性があります。

ペナルティのガイドラインを念頭に正しい内部対策を行い、上位表示を目指しましょう。

質の高いコンテンツを更新し続けることを意識しよう

最近では文字数の多い記事コンテンツが検索上位に表示される傾向にあります。
そして、そのようなコンテンツは質が高い特徴がありますが、その「質の高いコンテンツ」とはどういったことを指すのか?を考えて作らなければ、検索上位表示を実現させることができません。

そして、各記事が検索結果の上位に表示されることによって、ロングテールでトラフィックを積み上げることができるようになります。

そのためには関連ワードや共起語といったターゲットキーワードに関係のあるコンテンツを増やし、場合によっては引用や発リンク、映像などを追加してコンテンツを際立たせます。

キーワードによっては、ページタイトルにキーワードが入っていないページが検索結果に表示される場合もあるほど、コンテンツの内容が重要となってきています。

SEO内部対策はコンテンツあっての対策です。ぜひ、ユーザーのための「質の高いコンテンツ」と、クローラーのための「内部対策」で上位表示を目指して下さい。

SEO内部対策:内部リンク

SEO内部対策の中でも、サイトの内部リンク構造は非常に重要です。
クローラーは外部からの被リンクだけではなく、内部のリンクからも辿ることから、重要なページに内部リンクを集めることが対策のひとつです。
ただし、ページのコンテンツとは無関係のページへ内部リンクを設置しても評価は期待できません。

そして、サーチコンソールを見て重要ではないページが内部リンクを集めていたとしても、急にリンクを減らすとそこからリンクされていたページの検索順位が下がる可能性もあることから、慎重に少しずつ順位の推移を見ながら調整しましょう。

この内部リンクも不自然に増やすのではなく、必要な箇所に適切なテキストリンクで設置します。

内部リンクを重要なページに集めてクローラー対策をしよう

内部リンクとは同じドメイン内に貼られたリンクのことで、グローバルメニューやパンくず、フッターなどからのコンテンツへのリンクを巡回してクローラーはやってきます。

内部リンク構造を大幅に変えると検索順位にも影響する重要な内部対策です。
サーチコンソールから内部リンクのバランスを確認して調整しましょう。

内部リンクの数を確認して管理しよう

サイトを構築すると内部リンクも考慮しなければいけません。
それは、重要なページにクローラーの巡回を促すためで、そのためにアンカーテキストはキーワードを含んだものにする必要があります。
グローバルメニューがテキストの方が良いというのは、このことからです。

内部リンクの数はテンプレート部分によっておおよそ決まってきますが、共通部分からの内部リンクは評価しません。
必ず、メインコンテンツ内の関連性の高いキーワードにアンカーテキストを設置しましょう。

そして、内部リンクがGoogleにどのように認識されているのか、定期的にサーチコンソールから内部リンクのバランスを見て、重要なページに内部リンクを集めるようにしましょう。

内部リンクは関連するページ・テキストに設置しよう

そもそもリンクは、関連するページから適切なアンカーテキストに設置することが大切ですが、それは内部リンクも同様です。
ページ内の関連ワードで別のコンテンツを作り、そこに向けて内部リンクを貼ってサイトを構築することによって、ページ間で関連していることをクローラーが見つけやすくなります。

クローラビリティはユーザビリティも考慮してみると判断しやすく、良い検索順位にも繋がります。
キーワードの詰め込み過ぎや、内部リンクの数などにも考慮して、使いやすいページを目指しましょう。

SEO内部対策:クローラー対策

新しく公開したページは、ボットがクロールしてこなければインデックスされないため、検索結果には表示されません。
ということは、クロールするページを最適化することができれば、無駄なくクロールされSEOにも有利になるということです。

クローラー対策は、検索結果に表示する必要のないページへのクローラーをブロックすることで、重要なページを中心にクロールさせるということです。
クロールの状況は、サーチコンソールの「クロールの統計情報」から確認できます。

質の低いページには下記の記事を参考にnoindexを設定しましょう。
noindexとは?サイトの価値を上げるページ管理

wwwあり・なしを正規化して評価などの分散を防ぐ

ドメインを取得してサイトを公開するとサーバーによってはwwwあり・なしの両方でアクセスできてしまいます。
これを放っておくと両方インデックスされ、被リンクやクローラーなどが分散されSEOに不利となってしまう可能性があります。

wwwあり・なしの正規化は.htaccessで簡単に設定することができるので、サイトを公開したら早いうちに設定しておきましょう。

SSL化したらドメインをhttpsに正規化しよう

SSLを導入されているサイトやページは、httpをhttpsに正規化する必要があります。
また、導入の行程は色々とあり、作業コストもかかってしまうため、SEO対策を目的としたSSL化はおすすめできません。

不要なパラメータを正規化しよう

正規化にはwwwあり・なしなどの他にパラメータのあり・なしも考えられます。
まれにパラメータ付きのurlがインデックスされてしまうことがあります。

これを防ぐために定期的にサーチコンソールを確認したり、重要なページにはカノニカルタグで優先してほしいurlを設定しておきましょう。

sitemap.xmlを作成・送信して無駄なクロールを除外しよう

クローラーは被リンクから辿ってきますが、全てのページをクロールするわけではありません。
もし、インデックスする必要のないページにクロールがされても無駄になってしまいます。

これを防ぐためにもサイトマップでボットに重要なページを正しく伝え、クロールの最適化を行いましょう。
サイトマップではクロールを完全に防ぐことはできないため、インデックスさせたくないページにはnoindexで対応してください。

また、新しいページを追加した場合などサイトマップを更新した時には、サーバーにアップロードした後にサーチコンソールから再送信して早めのインデックスを促しましょう。

robots.txtを正しく設計しよう

robots.txtではクロールをブロックしたいディレクトリやファイルなどを指定しておくことができます。
こちらもサーチコンソールに項目があり、動作テストや送信・編集することができます。

パンくずリストを構造化データで設置してより詳しくクロールしてもらおう

パンくずリストにはユーザビリティとクローラビリティの両方から考えて、構造化データにしておくと内部リンクはもちろん、クローラー対策にもなります。

クローラーはリンクを巡回しますが、その際にページの内容であるカテゴリなどのテキストを読むことによって、どんなページなのかをより詳しく伝えることができるため、パンくずリストの内部リンクも重要です。

WordPressをお使いの場合は、プラグインでも対応できるので正しく設置できているかテストツールで確認して対策しましょう。

SEO内部対策:オーソリティを上げる

検索結果を決めるランキングは、ドメインやページのオーソリティという要素も評価のひとつとなっています。
その「オーソリティ」を調べるには、Googleの正式なものではありませんが、Mozが独自の計算式を元に検索エンジンからの評価を数値化したもので、Open Site Explorerや、ChromeのMozbarという機能拡張で調べることができます。

コンテンツのオーソリティ(権威性)を上げてお手本となる高い質を目指そう

オーソリティにはドメイン・ページにそれぞれスコアがあり、コンテンツの権威性や信憑性として検索ランキングを評価する一部の要素としています。
そのオーソリティを上げるための対策もあるので、実際にスコアを確認して対策しておきましょう。

SEO内部対策:スマホ対応

Googleはモバイルフレンドリーに限らず、AMPというさらなるモバイルファーストの姿勢で、モバイルを推しています。
今後は、内部対策のひとつとして、スマホ対応も必須の対策となり、必要によってはAMP対応のページも別で用意する必要がでてきます。

早めの対応で、増え続けるスマホユーザーからのトラフィックを獲得しましょう。
また、サイトの管理上レスポンシブデザインを導入できない場合は「モバイル用ページを別URLで管理する正しい方法」の記事も参考にしてみてください。

レスポンシブデザインに対応しよう

モバイルフレンドリーがアップデートしていくことによって、スマホでの上位表示にはレスポンシブデザインなどのスマホ対応が必須となります。
スマホ対応した直後から「スマホ対応」ラベルが表示されるわけではないので、早めの対応でスマホでの検索順位の下落を防ぎましょう。

メディアクエリ・ビューポートを設定しよう

レスポンシブデザインを導入するにはまず、メディアクエリとビューポートが必ず必要となります。
アクセスしてきたデバイスの横幅に合わせたレンダリングを行い、それぞれの幅に対応したCSSに振り分けます。

レスポンシブデザイン導入時によく使う項目

メディアクエリとビューポートの設定が終わると後は、指定された横幅や画像を可変にしたり、左右に振られたfloatの解除などの調整作業となります。
サーチコンソールのモバイルユーザビリティから、スマホ対応していないページと問題点を確認することができます。

レスポンシブデザイン導入テスト

モバイルフレンドリーは具体的にフォントサイズなどが決められているわけではありません。
テストの主な項目と、それぞれの合格基準を確認してスマホに対応しましょう。

AMPとは?

AMPとは、スマホでGoogle検索した時に通常の検索結果より上にカルーセルで表示されるもので、htmlとは別でAMPに対応したファイルを用意する必要があります。
このファイルをアップすることによってGoogleに事前にキャッシュされ、スマホでタップすると瞬時に表示することができるというものです。

SEO内部対策についてまとめ

SEO内部対策は、要点を押さえておけばそれほど難しいものではありません。
Googleにページの内容を正しく伝え、評価してもらうことが大切です。

例えば、見出しタグを一切使わないページがあるとすると、何度も読み返さないと何についてのページなのか?その中でも何が重要なキーワードなのか?などボットに伝わりにくく、何度もクロールしなければ正しく評価されません。

SEO内部対策とは、ターゲットキーワードを選定し、それに沿った内容でコンテンツを作り、さらにGoogleに伝わりやすくするための対策と言っても良いでしょう。
そのためにも定期的にアナリティクスやサーチコンソールなどでサイトの状況を確認して管理しましょう。

SEO対策に
SEO Packをはじめませんか?

検索結果のランキングを決める重要な要素のひとつが「リンク」です。

SEO PackならSEOに重要なリンクをはじめ、SEOに関するノウハウやSEO対策をするための管理ツールが揃います。
また、内部対策の状態も確認することができ、改善方法などもご案内します。
  • 検索順位を上げたい
  • リンク対策をしたい
  • ある程度自分でSEO対策を把握したい
  • 対策中の順位推移を確認したい
  • 変動に強いSEO対策をしたい

上記にひとつでも当てはまる方は、SEO Packの導入をおすすめします。
お試しもご用意しておりますので、詳しくはサービスの内容・特長をご覧下さい。

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